ほほう、それは面白い説じゃのう。
一部の吸血鬼のように、獣人も妖怪もすべて、何らかのウィルスが原因という可能性か。
鍋や包丁といったものも妖怪というか付喪神になるが、無機物でも感染するのじゃろうか？
……いや、そういうウィルスもあるのかも知れぬな。
誰かが云っておった、魔法という神秘は解き明かされて魔術という学問になっていった、と。
獣人や妖怪が生まれる仕組みもまた、そのように進んだ学問によって明らかにされるのかも知れん。

なんと、対峙したことはあったのかや！
しかも、そなたが一人では手をつけられぬとは。ううむ、それは恐るべき薬効じゃのう。
うむ、その後については察した。
……だが、エンブリオは"あれ"を喰らうことで我らと契約できるのじゃろう？
エンブリオ達も、実は狂うておるのじゃろうか。いや、この世界の生き物には耐性がある、とか？

ネクターの花畑には、儂の仲間が食材を求めてうっかり彷徨い込んでしまったようでな。
トキサメにも黒騎士にも逢わず到達する道があるそうじゃ。どう行くのかは、奴と一緒でないと判らんのじゃが。
ともあれ。王に会えばすべてが判るのは間違いない。
しかしあのあたりは、無法者も多くいるらしいぞえ？　うっかり鉢合わせぬよう注意せねば。

その騎士団なら聞いておる。"ベルクレア"、と云うたかのう。
別の異世界でも幅をきかせておったらしく、現地の財宝などを略奪する集団のようじゃ。
奴らがこの世界で奪おうとするのは、やはりネクターであろうかの。
しかし、花畑には取りきれぬ量があるともいうし。王の財宝か何かを狙っておるのじゃろうかなぁ。

はは、そうじゃな。カジノに嵌まれば目的を忘れて沈んでしまう者も出る。
ま、簡単なゲームぐらいなら息抜きとしても必要であろうよ。
巴も、真面目なだけでは疲れてしまうぞえ。もっと気楽に、遊びも覚えてよいのではないか？

人間社会にはなかったもの、か……。ふむ、そういう考え方もあるのじゃな。
儂としては、そのまま大国にならず、ひっそりと暮らすのが良いような気がするのう。
ぬしのように優しくも志の強い者が育てるのは、大国の奢りや腐敗が少ないからだと思うのじゃ。
とはいえ、今の組織でも人間と付き合う限りは権謀術数に巻き込まれるには違いない、か。

……ああ、いたな。そういえばあの狐の情報屋は、獣人であるのに中立の立場なのじゃな。

エンブリオはちと身体が弱すぎるから、なかなか一線に立たせるわけにいかんか。
一度でいいから闘技で、小威力乱打系の異常撒きに、幻夢をプレゼントしてやりたいのじゃがなー。

うぃるすやら実験やらなんだか物騒な話だね
でも そうだとするともっと成ってる人が居そうだけれども

へぇ……もし言葉が本当だとすると城には偽者が
とかある話かもね

それで発散できるなら問題なさそうだね
注文の多さで発散できなかったら問題だけれど

それは歓迎
……子供も居るし辛すぎないように

それはまたきな臭い話だね
まーそういうのには関わらないのが一番だよ

……惚れてる？（首かしげ）

さてと、行きましょうか。やれるだけをやる…いつも通りにね。

星の輝きを見せてくれよう！

命令・・・・・通さない・・・・・・・・

命令・・・・・通さない・・・・・・・・

後戻りはできないみたいだし、先へ行きましょ。

これ…使えるかしら？

この辺に何かあるような…お、あった！

何か見つかったみたい、使えるものだと良いな。