【カルの手記】
（※もはや何ページ目かわからない！）


今回も日記は間に合いそうにないですね… 仕方ありまｓ　

おや、今何か…？


（神は言っている…
今回こそは、再び日記を書き記す運命だと…！）


…なんと！！
どういうワケでしょうか、時間が増えてしまいましたよ！？

ふむ… とすれば、やはりこの時間を使い書くのが道理なのでしょうね。

では、書いていきましょうか…！


とりあえず特筆すべき事としましては、やはり…
シェリィさんの知り合いの方々と肩を並べて戦った事、等でしょうか。

変わった衣装を纏った、可愛らしくも純朴な女の子… マサリカさん、でしたか。
尖り耳の、あまり自信はなさそうで… しかし、芯はありそうな青年… ジェイドさん、でしたね？


お二方とも、とても良い戦いぶりでした。
私としても、肩を並べられた事を光栄に思いますね。

それもですが、更に書き記すべき事があります。

肩を並べて共闘する事は出来ませんでしたが…
なんと、代わりに初めてシェリィさん達と手合せするコトが出来たのです。

それ所か、ある場所で何度か話をした事のある… 炎の様な毛色の狼さん…
あぁ、キバさんでしたか。彼とも相対する事が出来ました。

もう一人の方は存じ上げませんでしたが… 中々可愛い少女でしたね。

練習試合という形で、シェリィさん達と腕試しする事は以前から願ってもない事でした。
フフ… とてもワクワクとしましたね。

結果から言えば… 私達の勝利でした。
それはそれで喜ばしい事ですが、もう少し回避が遅れていれば危ういシーンもありました…。
やはり、攻撃は極力受けたくはないモノです… 寒気がします。

付け加えるのなら、今回は編成バランス的な意味でもアドバンテージがあったのでしょうか？
…と、思いますね。

次に戦って、また勝てるかどうかは解りません。
今回の結果は今回の結果、いつもいつでもそうとは限りませんからね… 鍛錬は続けるべきでしょう。
私は… 彼女の話し相手であると共に、肩を並べて戦うのに値する者でありたいと思います。
好敵手、というのも悪くはありませんが… フフフ。

… といった感じでしょうか？

次は久々に、こちらでの仲間であるシュネルさんと再会になりますね。
… いえ、もうこの頁が終わる頃には合流していますか。

何やら、怪しい二人組との戦いになりそうですよ。
… さて、気を引き締めていきましょうか…！


フフ… 問題ありません。
いつも通り、負ける気はしませんからね…！

それ以前に合成自体、謎に包まれている気がするが。

うん、と頷く。誰であっても大歓迎であろう。

現に食べたくなってきた者がここに。

今までの話と反応を考えれば、簡単に分かる事だ。

ケーキを食べ終えれば、きちんと挨拶して。

ケーキの存在は己とカルマしか知らない。
カルマからも、全部一人で食べてしまうのも自由と言われている。
だが、ここはぐっと我慢して、皆と分ける事にしたのだった。

思わせぶりな言い方に少し苛立ちを抱くように、
首元に手を当てながら呟く。

一度ポシェットを叩き、指を曲げるとポシェットから銃弾がひとつ飛び出し、
指の動きに合わせてくるくると中空を動き回る。