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一揆参戦７日目 の記憶
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[森林]護りの森

私達は進攻を始めて以来、しばらく快適な平原を歩んできたが、
ユリア……というよりそのエンブリオのメゾが、『森林にインコが生息している』という情報を聞きつけ大幅に道を逸れた。
同行者である私たちは砂地を経て、鬱蒼とした森の中へ。
正直ころころと変化する環境に参りそうだったが、そうそう弱音を吐いてもいられない。
砂地では大した収穫は得られなかった。悪い結果になるよりはずっと良いのであるが何とも味気ない。
今度の森林では何か収穫があると良いのだが……

その道中、私達と同じく森林を目指す者たちと出会い、一時的に仲間として行動することになった。
これまで行く先々、常に戦闘が起こっていたから予想していたが、やはりこの森林でも戦闘が巻き起こった。
でかすぎる震えるきのこ、動く骸骨、森の奥というだけあって何とも無気味であったが、
その中で神聖な雰囲気を醸し出すのがユニコーン。
残念ながら、メゾの目当ては見つからなかった。
敵は平原などに比べると相当手強いだろう……と思ったが、皆頼もしく危なげなく戦いを終えることができた。
さて、各自散策等をしよう……という前に、赤い花を取り出す金の鎧。

横たわる白い一角獣に、ゆっくりと歩み寄った。

赤い花を掲げる金の鎧に対し突然がばっと上体を起こす一角獣。倒れていたのではなかったのか。

それぐらい知ってる！！と歯ぎしりをし、

思わず叫んでしまった……声低いの気にしているのに……

いつの間にかコケがもこもこ増殖してユニコーンを取り囲んでいる。地獄絵図だ……

これほどの寒気を感じたことがあるだろうか。

光と共に、悲鳴が響き渡った———


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そうして彼は燃え尽きた、真っ白に…………

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To be continued...

唐突に耳に入った聞き覚えのある声に思わず吹き出しそうになる。
間違えようもない。どう聞いてもその声の主は……

…ピチョーン…

横から何かが突風の如く素通りする。