おとぎ話に存在が残るだけの黄金郷・カダイエの守護者である
巨大なエンブリオ・マァムブを探し出し、封印から解放。
その力を完全なものにする為大量のネクターを欲している
…と言うところから結成のはじまった賞金首集団。

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ギルドコミュです。
拠点であるマァムブの中という体でよろしくどうぞ。

ぼごり、ぼごりと泥が吹き出す。
泥人形は、絶叫する。

無茶苦茶に手足を振り回しながら、グリゴリを庇うように、周囲の人間との間に割って入る。
だが、それ以上暴れる事はせず、周囲を睨みつける。

医療の知識はあまりないため、聞き役に回っている。

＞クリストファー

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＞リセナ

何か言いたげな顔をしたが、すぐに興味を失った様子でそっぽを向いた。

＞レグルス

レグルスの問いかけに医者は遠慮なくけたけたと笑った。

にまにまと笑っている医者の横で、修道士が頷く。

一応。と言う態でグレイマンがレグルスに頷く。

医者は一方で説明を続け──途中で口を噤んだ。
落ちついてほしい。とでも言うように、
じっと自分を片隅から見つめていたフョードルの視線に白い掌を向ける。

じり。と医者の足が一歩後ろに下がる。

なんでも口に出してしまうようなそぶりを医者は、けれど、
本気で激昂させそうな言葉は、声には出されず留めおくまま、
決定権を持っていそうな相手に向けて、へろりと笑った。

そう、次の手へと話題を移す。

　

　

　

医者の言葉に反応して動くものが現れた時のために、そっと身構えた。