ウィル(349) からのメッセージ >>
>ハフリ氏
>カノン嬢
>テオ氏
ハフリ(80) からのメッセージ >>
闇(1100) >>
>ウィル
告げて、巡らせた隻眼の視線の先に、座した腰から提がる、長方形の革鞄。
辞書程の厚みがある鞄の留め金を外し、蓋を開くと。
中にはぎりぎり一杯、金属製の書籍じみたものが収められていた。
一見での概要は知れないが。
物言いから察するに、何らかの魔術的な道具であるらしい。
テオ(1209) からのメッセージ >>
ナスル(2398) からのメッセージ >>
準備を終えたナスルは一言に礼を述べると立ち上がり、用意された席に着く。
するすると瓶に付けた管を手元に引き寄せて、早速という様子で吸い始めた。
>>ウィル
ウィルフレッドの呼びかけに応じ、サラマンダーはコロリと起き上がった。
一しきり彼の足元を徘徊した後に、ぴたりと足に張り付いてじっと顔を見つめる。
何となく解るかもしれないが、登りたそうにしているようだ。
遠くを見つめるナスルの背後に、哀愁の空気が一瞬漂っていた。
ナスルは管を咥えて吸うと、瓶からやや泡立つ音が聞こえる。
そうしてから、ふわりと煙を吹かしてみせた。
>>カノン
カノンが瓶からナスルに目を転じたのを受けて、ナスルはニコリと笑う。
>>テオ
わずかばかりの羨望を目線に込めたナスルは、テオドリックを見上げた。
ナスルは再び管を咥えて、吸い込むとゆったり吐いた。
花が綻ぶように、穏やかな笑みを浮かべている。