１００分ではなくて１０００分の１程度にしかなってなかったかしら……これ以上は古老達に後で頂くお小言が増えすぎてしまいますし、同行して下さる皆さんには申し訳ないですけれど、お力添え頂いてからもう少ししたら１人で散策致しましょうね。

でも誰かと旅を共にするなんて経験、久しくしておりませんでしたから楽しいものですわ、一体何年ぶりかしら……数百年以上はきっと昔ですわね〜（ほわほわ笑って）

……そうですわね、やっぱりあの子にはミドルネームを差し上げないといけませんわね。文字はＭが良いでしょう。この世界の名の文字であり、恐らく鍵となる“記憶”のものでもあるそれを。
長い時間、探し求める者であったあの子にとって多分、答えとなるものが含まれていた時間なのですから。
ミドルネームを得てこれからの生をどう生きるのかしらね、あの子は（やっぱり穏やかに微笑みながら）

＞ジェイド君へ

＞花冠さんへ

（じーーっと左右色違いの瞳で見つめた後）

（少し訝しげにお話を伺う。しかし、聞き覚えのある名前を耳にして、様子が変わる）

（シェリィさんが故郷に急ぎ帰られた事、ジェイドの事をレフィさんがメモである程度把握していることを聞く）

（緩やかに仕込み杖を長剣の形に変形させて構える）

（穏やかに微笑つつ仕込み杖を元の杖に戻す）

木で作られた台に乗って、踊りながら歌っている女の子がいる
１曲歌い終わると、ちらほらいる観客に向かって話しかけ始めた