なんとか勝てた…ほっと息をつく。

まさか、狼も出てくるなんて。
一時はどうなるかと思ったけど、なんとか勝てたみたいでよかった。
ついでにケット・シーとも契約できたし、それにピクシーとも契約してて良かった…。

そう、警戒してたピクシー。
アウローラが聞いたら—このピクシーは喋るんじゃなくて、羽を震わせて言葉を話すんだって。私には音も聞こえない—突然何かに襲われて、逃げてたんだって。
最近、棲家にしてた花畑の近辺も不穏になってきたから、暫く一緒に来てくれるみたい。
アウローラと話してるけど…私から見たら、（字が黒く塗りつぶされている。何が書いていたか読むことができない）

そ、そうだ。
仔狐ちゃん—拾ったアニマで、最初は「毛玉ちゃん」って言ったらアウローラにセンスがないって怒られた。後でアウローラがちゃんとした名前を考えてくれるみたい—の魔法も役に立ってる。
頭の中に自然と浮かんできたんだよね。
起きたときはきゅんきゅん、けたたましく鳴いてたけど今は脱いだケープに包まって眠ってる。
…鳴き疲れたのかな。
お母さんは助けられなかったし、さっきだって間違うと死んでたかもしれない。
帰ることも諦められない、でも———契約したからには、護ることも諦めないからね。

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そういえば、今日は初めて練習試合をした。
一揆の参加者同士で練習試合ができるって、本当だったんだ。
思い切って話しかけたけど、ちょっと不思議な人、みたいなのかな。
まさか別の世界で、お、お嫁さんに…なんて言われるとは思ってなかったけど、お———（少し前から字が乱れ始め、最後は文字の形になっていない）

　　　△　　土　▲
　　（　㊤　皿　㊤）　　がしゃーん
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　／│　　塊　　│＼　　　　　　　　　がしゃーん
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