・これも背後への回り込みのちょっとした応用だ。

・背後に気をつけるということに魔法の薬はない。

・残念ながらアフレイドはマタギではない。彼らは多くを教える前に森に還っていった。

・太陽に背後に回り込まれるか？己の影に背後に回り込まれるか？安息は無い。

・現在、対象を封じ込めるあらゆる試みは、対象の背後に回り込んで殺したがる欲求により失敗に終わっています。また、対象の周囲を高さ2m以上の鏡で覆う試みは<削除済み>。今後如何なる理由であれ対象の周囲に二枚以上の鏡を向かい合わせに置くこと及びその条件を満たしうる移動可能な鏡を近づけることは禁止されています。これに違反したものへの罰則は必要ありません。

・「必ずしも速くある必要はない。必要な時に相手よりも早く後ろに回り込めればよい。」

・達人は、鏡に映った自分と競い合い、鏡像よりも早く動けるようになった。アフレイドは、背後に怯え続けることで、相手よりも早く背後に回り込めるようになった。

・一度でも背後に回り込むと、より早い背後への回り込みを求めるようになる。

・ここが毎回更新されるとおもっていたひとたちははんせいしてほしい。アフレイドは一週間経つと勝手に花びらが増えるネクターではない。ちゃんと背後に気をつけているだろうか？おいしいものを食べているだろうか？

・ちなみに、手を繋いだ状態からも相手の背後に回り込むことはできる。相手から嫌われる恐れがあるのでやってはいけない。

・道を進む時、前に背中があるなら貴方は激怒している。前に背中が無ければ貴方は脅えている。

・対象の背後に回り込んで殺したいという一貫した欲求。

・人は誰も己の背後を直視することは無い。

・過去を顧みることは、己の背景を警戒することに他ならない。後悔は己の背中を守る盾となり、怒りは敵の背後に火を点ける爆薬となる。

・彼にとって意表をつかれることは何の問題にもならない。真に恐れるべきは裏をかかれることだと確信しているからだ。

・彼にとっては裏拳のほうが正拳よりも強い。思い込みではない。意識の後ろ側に回り込むためだけの努力が今日の彼を支えている。


「行こうか。この狂った王様とやらに、後ろに回りこまれることの意味を教えてやるさ」


レイジ：
奪うために生まれ、物乞いをして生きてきた男。掛け値なしの男。
細身で色白。背後という概念に対して極めて強い偏執を示す。
いくつかの世界において文化的生活に馴染めず食うや食わずやを繰り返していた。
メルンテーゼにてエンブリオ・アニマと出会い、また訪れた村で農作業を教わり、遂に生産的活動に成功。
手助けしてくれた人たちへ強い感謝を抱いており、今回の一揆への参加も二つ返事で応答した。
…もちろん、準備や挨拶に手間取り、あわや出遅れそうになったのは言うまでもない。



六命Eno557からの続投です。
経験は浅いですが、彼と一緒に頑張りますのでどうかよろしくお願いします。
メッセ等交流をしてやろうと思われましたらどうぞお気軽にお願いします。できる範囲で応対致します。

※うり様の投稿されたキラーインコのアイコンと、ジョン様の投稿されたグリズリーのアイコンをお借りしました！この場でお礼を申し上げます。ありがとうございました。

※プロフィールイラストはEno.1895 ベロニカ・ビジョンゴールドのオーナーさまからいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうごさいました！