■エクソシストの断片記録XX
・聖夜祭で送った楽譜は聖遺物の子には喜んでもらえたようだ。
　ある程度時間がある時には楽譜を見パロロコン達と練習をしているらしい。
　無論、自分も時間が合えば練習に付き合ってはいるが。
　…だが、久しく人前で歌っていなかった性でむず痒い。

・フェアリーはどうやら武器の彼女の事を気に入ったらしい。
　初めは彼女の性格が苦手かと不安になったがそうでもなかったらしい。
　彼女の方もわかりにくいが嫌いではないようだ。
　キツイ無表情ツッコミ属性のせいでとてもわかりにくいが。　
　送り主として今後このコンビが良い関係になればと切に願う。

・力の方は聖遺物の子の歌を参考に少し方向転換してみる。
　得意な方向の力の使い方ではないのでそこまでの効力はないと思う。
　だがパロロコン辺りには好評だったのでやってみるだけはやってみようと思う。

・一揆の方はケツァルコアトルとの戦闘。
　相手の弱点を付く上に回復ができるということで警戒はした。
　だが、思ったよりも力は無かったようであっさり勝利。
　魔法攻撃が効きにくかと思って支援に回ったのは結果的正解だったようだ。

・次はどうやら職業柄因縁のタイプとの大戦になる。
　死霊術師、ネクロマンサー、屍人使い。
　地域や使役の仕方等で呼び名も違うがどちらにしろ同じ物だ。
　ただ目の前で見つけたからにはそれ相応の罰を受けてもらうだけだ。
　準備はいつも手の中に常に整っているのだから。　














　力は一人前と認められたその日から。
　気持ちはあの日、あの場所で。