■エクソシストの断片記録XⅧ

・聖遺物の子は聖夜祭に興味があるらしい。
　彼女やフェアリーが話した知識が大半でお祭り色の強い知識が多い。
　だが、自分の書物も少読んでいたらしく宗教色の強い面も少し気になるらしい。
　折角の機会だ。時期的な聖歌の一つでも教えてみよう。
　…彼女には大笑いされそうな気はするが。

・そういえば付加の技術が目標LVまで行きそうだ。
　とはいえ1つの目標でしかないので余裕があれば更に上を目指すが。
　日々精進、努力は忘れていはいけない。

・そういえば気がつかない内にカッパがキュウリ以外の作物を作っていた。
　トマトはなんとなく気が付いてはいたが今回は連れの好みに反映されたのだろう。
　食事に関して大いに役に立ってくれているので助かる。
　…が、その内また違うものを作りそうだなとか思ってしまう。
　いや、強烈なものでなければ文句は言わないが。

・力の方に関してはドライアドの力を借りた方向性を検討。
　一つはカッパと似たような術だがもう一つが割と有効そうだ。
　あくまで自分に使用目的はないが連れなら大いに役に立ちそうである。

・一揆の方はおじさんと露出狂…ではなくリリスとレプラコーンとの戦闘。
　状態異常が得意な相手だったが問題なく勝利。
　…試した術が思った以上に攻撃力があったのは予想外だったが。　

・次は巨大海中生物とブリギットという人物がお相手らしい。
　巨大海中生物の姿を見ると服を頂いた夫婦の旦那を思い出す。
　似ているかと言われれば彼は凶暴ではないので似ていないと言い切るが。
　ブリギットか。
　女神か聖女かそれともただ単純に名が同一な別存在なのか。
　自分としては中々興味深い存在である。