■エクソシストの断片記録Ⅺ

・聖遺物の子に少しだけ現状からの変化の兆しが見えた。
　自分がただそう思うだけの勘違いの可能性は否定できないが。
　だが自分の直感と能力が確かならば近いうちに何かが起こると思う。
　それが大きい事か小さい事かは謎だが。　

・聖遺物の子の語学に関してはユニコーン曰くほぼ日常程度なら問題ない位らしい。
　確かに初めの頃よりは意思疎通もモノに対する動きも楽になったように思える。
　とはいえ性格のせいか普通の同年代の子供と比べると消極的な面は変わらない。

・相方は相変わらずマイペースである上に彼女も相変わらずPSを彼に渡している。
　実際戦いに大いにプラスとして帰ってきてるので問題はないのだが。
　しかし、なぜ金銭管理という名の財布の紐握りが自分なのかが理解に苦しむ。
　無駄使いしないという信頼なのか厄介押しつけなのか複雑な問題だ。


・一揆の方は七色の輝く貝三体と戦闘。
　試験的に癖のある神聖術を使ってみたが思ったよりも痛い攻撃が出た。
　回復が最優先と考えてきて今まで余り考えてなかったが今後は少し考えようと思う。
　とはいえ物理的+メインは相方に相変わらず任せる方向だが。
　あ取、連れと聖遺物の子が欲しがったが生憎使えそうな貝はなかった。


　


・そういえば行った先で黒い人物と遭遇した。
　何だか訳の分からないことを言っていたが要約すると自分達的には兵士と同じ類。
　聖遺物の子も怖がっていたし少し荒い解決策でお帰りをお願いしようかと思う。
　

------------------------------------------------------------------

------------------------------------------------------------------