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一揆参戦 7日目! - Diary |
<< 第6回 第8回 >> |
拝啓師匠。 こんなふうに使えばいいのでしょうか、最近読んだ作品で使われていたのですが正しいつかい方なのかわからないです。使ってみたくなってしまったので、使ってみました。 今はイリスと一緒にいます。えぇと本当はイリスさんと呼ぶべきなのでしょうが、彼女自身が呼び捨てのほうがいいと言っていたので私はそれに従うことにしました。 私の用事は全て終わりましたし、師匠から預かったお菓子と本も渡すことが出来ました。その点は心配いりません では心配になるようなことはなにかと言いますと、どうやら現在私達は後ろをつけられているようです。一言で言うなら尾行されているようです。 ようだ、というのはまだ確信が持てないという意味の他に、イリスがそうと伝えてくれたからということも混じっています。流石に気配だけでそれを察することは難しいし、後ろを向いて悟られることもまずいです。後ろ暗いところがないわけではないのですから。 とりあえずはなんとか逃げ切ろうと考えています、問題ないままにそちらにつけるといいのですが。 師匠に着せてもらった衣装を傷つけたくもありませんし。 久しぶりに来た街の中心部は人通りが激しかった。 皆がまっすぐ前を向いている流れの中に私も入っていく、歩調を合わせ不自然な様子を見せないように。 それでも履きなれない革靴では少しだけ歩きづらい。歩調が乱れそうになるたびにちらりと歩行者の表情を窺うが、無表情を崩さず歩いているのを見て安心する。 なれないといえば服も普段のものとは違う、グレーのスーツに黒いネクタイをしっかりとつけ、タイトスカートから見える足にはタイツを履いている。 全ては日中から子供が出歩いているという不自然さを取り除くためだったが、効果の程はしれない。 さてそんな変装まで何をしにきたのかというと【図書館】の元へと行くためだった。 名前こそ図書館ではあるけれど、それは普通にあるものではなく、ある二人のことをさす言葉だ。 名をグランとイリスという。 グランは老人と言ってもいい年齢の男で、髪は白髪交じり顔にはたくさんのシワが刻まれているが歳を感じさせないほどその仕事に打ち込んでいる、とは言え真面目な人間かと聞かれれば百人に効いて二百人が違うと答える。 イリスは若い女性で銀髪に赤いフレームのメガネをかけている、切れ長の目つきは鋭いが性格はもっと鋭い、ただしグランに対してのみ。細身の美人でひと目見ると冷たい印象を持たれがちだがその実やわらかな人だったりする。 当初グランが一人で行っていた図書館の業務をイリスが手伝うようになって、この方面の充実に貢献した。仕事に関しては彼を尊敬している様子で、先生と呼びながら蹴りがとんだりしている。 この二人が図書館と呼ばれるのはその仕事内容からだけれど、それを理解するには少し歴史の話をしなければならない。 魔法と心を取り上げられた後、多量の焚書が行われた。それは管理するのに邪魔になるような書物を全て無くしてしまおうというもので、正確な歴史書は勿論のこと小説や武芸書までもがその毒牙にかかることになった。 だが当時の人々の一部はそれを阻止すべく書物を隠し存続させることを選んだ。多数の書物が失われた中で現在までその記録が残っているという現実は、そういう人々の助けなしにはなしえなかった。 そして今、図書館と呼ばれるグランはそれらの書物を所持しているといってもいい。曖昧な言い方になってしまったが、正確に表すのなら。あの老人の頭のなかには彼の全ての記憶が一切の劣化をすること無く収納されている。その記憶力を活かして彼は片っ端から本に目を通し文書を記憶していったのだ。【図書館】とは必要とあればその記憶から写本して貸出をしてくれるそれ故につけられた名前なのだった。 さらに、そこへ加わったイリスはグランがしゃべった言葉から彼の記憶を読み取り、別の一冊を写本する事ができた。正確には喋った時に考えていたことを読み取っているらしい。 このような能力をなんと呼ぶか少しだけ議論があったらしい、それでも皮肉屋の一人が言った『彼らは魔法を封じたつもりで、私達に別の魔法を与えたことに気づいていない』その言葉から魔法と呼ばれることが多い。私達、施術を行われてもその管理下に入ることのなかった者達は全員が何らかの魔法を使うことができる、らしい。 私は自分自身にそういう力が隠れていることを知らなかった、なにせ心当たりのあることが全然ないのだから。 そう考えていると目的地が近づいてきたことに気づかなかった。木造で2階建ての建物は一階が酒場兼食事処で二階が宿屋になっている。 両開きの扉を開けるとカウベルがなった、その音で主人がこちらを向く、私は軽く会釈をしてから微笑んだ。 強面の彼は前回と同じように挨拶を返すことはなかったけれど、素早く動いて三人分の飲み物を作ってくれる、お礼を言いながら、カウンターに師匠から預かっていたお菓子をおいた。 トレイにのせられた飲み物を受け取って二階へ、二号室のドアを開けると二人が仕事をしていた。グランは喋りながらペンを走らせ、イリスは黙ったままペンを走らせる。 ちらりとこっちに視線をよこす。イリスは直ぐに原稿に向き直り、グランは笑みをこぼし挨拶をしてくる。それに返答していると、イリスの手元が止まっている事に気づいて、先を話すように促した。 私は邪魔をしないように離れ、飲み物とお菓子の準備をしながら、仕事の様子を見ている、何度見ても飽きない。抑えこまれたはずの魔法が使われているという高揚感があるのかもしれないと私は分析する。 ふとグランが声を止める、イリスはその数秒後まで書き続け、止まる。どうやら一冊終わったらしい。 近寄っていってお菓子と飲み物を渡す、完成した原稿を遠くへおいてから彼女は微笑み、礼を言った。 「ありがとう、気が利くね。ところでなにその格好? 変装かなにか?」 「師匠が大人に見えるようにって着せてくれたんです」 「クリスがか。ふぅん……少しだけ無理があったね」 立ち上がると私の格好を検査しながらそんなことをいう、なんとなくわかっていた。 イリスが立つと私よりだいぶ背が高い。彼女も私と似たような格好をしているけれど、きっちり決まっていて格好いい。だけれどあまり格好良いという形容が好きじゃないらしいので、そう思っている間は声を出さないようにする。 長い腕が両肩から回されて、頭頂部に彼女の顎が乗るのがわかった、そのまま軽く私に体重を預けて身体を押し付けてつぶやく、「女の子成分充電中……」少し恥ずかしいけれど、無理矢理ほどくほど嫌でもない。初めてあった時は随分抵抗した覚えがあるけれど、私のような子は少ないらしいから、気分転換になればいいぐらいの気持ちだ。 「……ところで、今日はお菓子をくれるためだけに来たの?」 「あ、忘れてました、これ返却でその分貸出お願いします」 【図書館】では一人一冊まで貸出が許可されている、今回は師匠の分を返し、新しく一冊借りることになるため、そのことも伝えておく。 イリスは抱きついたまま書名を確認するとそのまま、つまり私を歩かせる形で返却の手続きを行い、私が希望した写本を手渡してくれる、礼を言うと抱く力が強まった。 「イリスは本当に女の子が好きだのぅ、儂でよければいつでもぎゅっとしてくれてよいのに」 「セクハラですよ、先生」 「すいませんでした……」 「はは、グランさんには厳しいですね」 切れ味の良すぎる切り返しに私はフォローを入れる、そうだよ。と言って頬を擦りつけてくる、苦笑しながら彼の表情を見ると、しょんぼりした中に、少しだけ鋭い目を見た気がした。でもそれは一瞬で消えてしまったので、私には気のせいとしか捉えられなかった。 「……さて、追い出すわけでもないが、仕事を続けなくてはな、イリスもそろそろ離してやりなさい」 「……はい」 心底不満そうではあったけれど、彼女は私を開放する。また来ますよと言って励まし、二人に礼を言ってから私は店を出た、カウンターのお菓子もなくなっていた。 受け取った本が楽しみで少しだけ気分が浮かれていた。そういうものを出来るだけ外には出さないようにしながら帰路につく。 昼下がりの町は来た時に比べて人が少ない、これ幸いとさくさく歩く。駅について道場の最寄り駅までの切符を買おうとした、その時だった。 「顔は動かさないで、切符は一番安いやつを買って」 はっとする。聞き覚えのある声、ついさっきまで喋っていたのだから当然だ。 だけれど声には緊張が混じっていて、異常を感じ私は声に従う、そのまま改札を通りホームに降りたところで、横に立った彼女に小声で話しかける。 「……何があったんですか?」 「後ろ。みないでね。つけられてる」 首筋に寒いものが流れ、全身に緊張が走る。早くなった呼吸に気づいて彼女が声をかけてくれる。 「大丈夫、落ちついて。悟られるような相手だ。怖くないよ」 息を一つついて私は覚悟を決めた。 ◆五日目 クリサンセマム◆ はじめは踏み込み、足裏が砂利をとらえて力を伝導していく、腰のひねりがその流れに乗り上半身へ、胸を開くようにして左から右への横薙ぎを放つ。 黄色い光が軌跡をなぞり、刀身に収斂する。 振り切った位置で一時停止、足運びを意識しながら両手を添えて、返す刃は袈裟懸けに空を切る。もう一度停止。 肩より少し上まで引き上げ、半身の体勢で切っ先を中空に制止、その先の何もない空間を睨みつけて、これまでで一番長い時間姿勢を維持した後に剣を土色の鞘に収めた。 長く息をついて全身から緊張を解く、光は淡く彼女の周りに漂っていて、動いている時よりも安定した様子だ。
聞かれてフィーナは答える。 星屑の水辺その一角。大岩の上にフィーナ以外の面々が座り、そこから十分に距離をとって彼女は剣を振っていた。 クリサンセマム。先日の苦戦から彼女が必要だと考えた新しい力。土色の鞘に収められた刀身は白く、形状は片刃の長剣だった。柄は緑色でそこに菊の意匠が凝らしている以外に特筆することはない。 だが十分な切れ味と頑丈さを持った剣で、これまで使っていた竹光と比較するまでもなく、戦力として期待できる。 後は彼女自身と合うかどうかだけだったが、問題はなさそうだった。
わかりにくいかもと考えつつ彼女はそう言って笑う。さて一区切り。としたところで人魚ちゃんが声を上げた。
そう答えるフィーナはどこか誇らしげだった。しゃべる順番を整理してから滔々としゃべりだす。
三者三様にへぇ。ふぅん。なるほど。といった後に感想を述べる。
問題なし。
ぐさり。見えない刃が彼女を襲った。
ぐさぐさぐさ。連撃に耐え切れず膝をつきその場でうずくまってしまう。
と苦し紛れに言っている。
君たちには言われたくないとつぶやいて、彼女は腰の剣を撫でる。できることならもう一本、それも特殊な一本が必要だと考えながら。 |
Message |
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フィーナ(159) >>
ギガヤ(132) からのメッセージ >>
(リンゴくらいの大きさだったチロリんは、スイカくらいにまでふくらんで見せた!)
ゼゼ(510) からのメッセージ >>
そう言ってトカゲは一礼する。
顔を合わせるたびに恐れられては流石にいい気分はしないのでな、と付け加える。
どういった環境なのだろうか。と、興味を示す。
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カジャ(1303) からのメッセージ >>
リアリ(1653) からのメッセージ >>
自分の着ているものを見まわしている。
「運命」という言葉はきちんと理解しているようだ。
「アイデンティティー」はたぶん理解していない。
少女は微妙な表情を浮かべている。
* イリス(12) * アリス(183) * エル(262) * マオ(606) * 紅鈴(1103) * ミハウ(1195) * コトカ(1196) * ロイ(1649) * リアリ(1653) * アエレア(1776)
No.16 本 コミュニティに 9 件のメッセージ! No.1320 TRPGで遊びたい。 コミュニティに 30 件のメッセージ! No.1408 突撃メッセ委員会 コミュニティに 48 件のメッセージ! No.99 長編日記倶楽部 コミュニティに 9 件のメッセージ! No.500 日記感想コミュニティ コミュニティに 7 件のメッセージ! No.68 レンタル宣言 コミュニティに 41 件のメッセージ! |
Main Action 1 |
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特にありません。 |
Battle!! |
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攻城戦を開始!
フィーナ は以下を装備!
【防具】 農民風作業着( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 かっこいいかもしれないマント( 装飾 / 20 / - / - / - ) 【特殊】 ラルフ人形( 特殊 / 30 / 復活1 / - / - ) フィーナの技術2! フィーナのTECが上昇! フィーナの光強化! フィーナの光特性が増加! Encounter側の前衛がいないため隊列が詰められた! |
▼フィーナの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! セイレーンに 1638 のダメージ! セイレーンに祝福を1追加! ▼セイレーンの行動![祝福:1]
フィーナに 21 のダメージ! フィーナは魅了に抵抗! ( セイレーンの祝福が消滅! ) |
▼フィーナの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! セイレーンに 1913 のダメージ!
▼セイレーンの行動![祝福:1]
フィーナに 21 のダメージ! フィーナに魅了を1追加! ( セイレーンの祝福が消滅! )
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10 CP を獲得! 23 PS を獲得! |
You can advance!! |
DUEL!! |
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練習試合を開始!
フィーナ は以下を装備!
【防具】 農民風作業着( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 かっこいいかもしれないマント( 装飾 / 20 / - / - / - ) 【特殊】 ラルフ人形( 特殊 / 30 / 復活1 / - / - ) 紅鈴 は以下を装備!
【防具】 着古した外套( 服 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 鍔の髪飾り( 装飾 / 20 / - / - / - ) フィーナの技術2! フィーナのTECが上昇! フィーナの光強化! フィーナの光特性が増加! |
▼フィーナの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! 紅鈴に 184 のダメージ! 紅鈴に混乱を1追加! ▼紅鈴の行動![混乱:1]
フィーナに衰弱を1追加! ( 紅鈴の混乱が解消! ) |
衰弱によりSPが 28 減少!MSPが 8 減少! ▼フィーナの行動![衰弱:1]
Critical Hit!! Critical Hit!! 紅鈴に 2194 のダメージ! 紅鈴に麻痺を1追加! ( フィーナの衰弱が解消! ) ▼紅鈴の行動![麻痺:1]
フィーナに衰弱を1追加! ( 紅鈴の麻痺が解消! ) |
衰弱によりSPが 30 減少!MSPが 8 減少! ▼フィーナの行動![衰弱:1]
ライトニング!! 紅鈴は攻撃を回避!
▼フィーナの連続行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! 紅鈴に 475 のダメージ! 紅鈴に麻痺を1追加! ( フィーナの衰弱が解消! ) ▼紅鈴の行動![麻痺:1]
フィーナに衰弱を1追加! ( 紅鈴の麻痺が解消! ) |
衰弱によりSPが 30 減少!MSPが 8 減少! ▼フィーナの行動![衰弱:1]
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! 紅鈴に 699 のダメージ!
( フィーナの衰弱が解消! ) ▼紅鈴の行動!
フィーナに衰弱を1追加! ▼紅鈴の連続行動!
フィーナは衰弱に抵抗! 紅鈴が倒れた! |
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Main Action 2 |
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特にありません。
[物Lv.20]ウィスプ を成長させました!(Lv.20→21、CP-20) [物Lv.14]サラマンダー を成長させました!(Lv.14→15、CP-14)
特にありません。
特にありません。
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 33 増加! |
Let's Ikki !! |
フィーナ(159) は [水辺]星屑の小川 【進攻度7】(好戦度+1) を選択しました!
綺麗な小川を進んでいくと・・・・・ <I CLASS=F6>ズゥゥゥン・・・・・ッ!!</I>
周囲が突然暗くなったかと思うと、目の前に巨大な生物が現れた!!
大きな眼がぎょろりとこちらを向き、睨みつける。 巨大な足が蠢くたびに地面が割れ、崩れる・・・・・
どこからともなく声が響き渡る。 <I CLASS=F6>ズゥゥゥン・・・・・ッ!!</I> 巨大生物との間に割って入るように、勢い良く何かが落ちてきた!! 立ちのぼった土煙が晴れると、そこには小さな少女。
何だか激おこプンプン丸の様子。
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Next Battle |
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DUEL!! |
Area Message !! |
Character Data |
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