道を教えてくれて助かったよ。
新王が裏から逃げられないよう、押さえておきたかったんだ。

だろ？そういう奴の裏をかいた時の驚く顔は傑作だぜ？
まさか「油断して失敗しました」なんて恥ずかしくて死んでも言えねェだろうしな！

・・・・・アンタは・・・・・

そうか。だが、俺はアンタなら大丈夫な気がするぜ。
そういう痛みを知ってる奴は、な。
アンタならアイツの事もきっと——まぁ、何かあればよろしく頼む。

『おとななひと？』

『あとは…セバスチャン？』

『…くちうるさいところ？』

『の、のぞむところなのです！』

『…やっぱりごねんに…しちゃだめなのです？』

『んん…つかいかたをまちがえなければいいのです？』

『…？
ひやはものと…えんぶりおさんたちといっしょなのです？』

『ち、ちがうのです！！
あのときはただ……ただ…』

『スチュおにいさんにきらわれるのが…こわかったから…』

『でも、こんかいはしんぱいかけて…ごめんなさいなのです…』

『おてつだいや、なやんだときのおはなしあいて…なのです
？』

『やってみるのです。おにいさん、どうもありがとうなのです♪』

どんな方法であれ、一度来た世界なら大丈夫ですっ。
自動的に地図に書き込まれる感じですっ。

時間が経ってくれば、とりあえずの方向性は固まっていそうなので。
わかりやすいかなっと。

はい、すごく不思議なことですっ。って、おじいちゃんは言ってました。
今もし、あたしと同じ世代で使い手がいるとしたら、……

……えっと、……うん、あたしとの関係は、”はとこ”ですね。
お父さんの世代だと”いとこ”なので、多分、そうなるはず。
あたしは会った記憶がないので……付き合いがまったくないんですよー。

だから、訊ねるのも難しいかな……と思います。

ああ、研究所っぽい所で話が聞けるんでしたっけ。
……王様の存在維持のためにエンブリオが必要……。

気になるのは、存在維持のために必要なのは、クローンでないといけないのかってことですね。
わざわざ作ってるってことは、普通のエンブリオでは維持できないってことで、
王様がエンブリオだから、クローンでないと契約できないって可能性もあるかもです？

いつも通り、やるだけだ。

さーて頑張ってきますよ—、応援してくださいね—楓、あやめー

しぶちょーがんばれー！

Zzz

……。

乗ろうったって、そうはいきません。