「…ふと気になったのだが、貴殿らの契約主の中に
大型サイズのエンブリオと契約している者はいるか？
いるのであれば、侵攻の際に"室内"をどう対処しているのか教えてくれないだろうか。
城内、特に狭い地下通路などには物理的に入れない箇所も出てくるだろう。
…いや、実は私の主がそのような事を漏らしていてな。少し気になったんだ」

「隅々まで探索するのに10日もかかるぐらいじゃし
城内が大型のエンブリオでも楽々移動できる程にだだっ広いとかではないのか？」

「理不尽スレみたいな問答になりそうだねそれ」

「ふむ、名の知れた者に挑むか。
一揆参加者もだいぶ力を付けてきたと思うが、その力量差にも関わらず
態々寄り道してまで仕留めに行く程の価値がある者達はまだ多数いるようじゃな」

「しかし…もうすっかり定着しておる節があるが
銀行という呼称はどうなんじゃろうな…？紛争に略奪は付きものとは言うが…」

「純度が高いほど美味しく感じるよ。
澄んでるっていうか、雑味が無いっていうか…あくまでそんな風に"感じる"程度だけどね。
そもそもエネルギーに味っていうのも変な話なんだけど、質が味に変換されるのかなー」

「我もここに来るのが久方振りのような気がしたと思っておったら
その次の日が来るのはあっという間じゃったぞ…この感覚は何度経験しても慣れんな」

「そうじゃな、日々研鑽を重ねればいずれは満足いく料理ができるじゃろう。
…その訓練の為の資産が確保できていれば、の話じゃがな…我の契約主はここ数日金欠らしく
碌に練習もできないと嘆いておったわ。せめて踏んだ場数の分も経験になればいいんじゃがのう」

うすい　きんぞくとか　よりは　ほかの　おおきな　どうぶつの　つめとか　きばとかが　いいかも
ただ　どっちにしろ　からだに　しっかり　こていするのが　たいへんそう

ぼくたちの　せんぞは　かぜを　うみだす　はねを　めあてに　たくさん　かられてた　みたい
いまは　あいぼうの　むらで　まもって　くれるから　しぜんに　ぬけた　はねしか　つかって　ないけど