幻想書録（メルンテーゼ）　11日目

やっと森林を抜けていざ庭園へ。途中明らかに胡散臭い男に出会ったが、
立ち振る舞いからしてかなり戦えそうな印象を受けた。誰かを探していたようだが覚えておこう。

庭園で待ち構えていたのは元騎士団長と名乗る老人・・・とこまかい変なのが四人。
これだけ整った庭園、兵士の一個中隊くらいは覚悟していたが助かった。
やたら偉そうなことを言っていたが、取り巻きもろとも焼き払って終了。
どんなすごい術を使うかと思ってたが、なんのことはない、自滅覚悟のタックルだった。
あーいう技を使うならせめて鎧はきるべきだと思うが・・・庭師なら仕方ないか。

このまま大廊下へ突き進む予定だが、案外兵士と出会うことは少ないのかもしれない。
要するにこの国の城は虫食い状態。それに王が気付かないと考えるよりは、
王が命令をくだして今の状況になったと考える方が自然だろう。この国は王国なのだから。