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探索20日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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深々とした森の中、深影猟臥は月光を頼りに獣道を歩く。 再び遺跡に潜る為の支度を終えた今、やるべき事といえば休息くらいのもので、暇をもてあました彼は深夜の探索を行う事とした。 探索といった所で何がしかの目的がある訳でもなく、実際の所はただの散歩に過ぎない。 獣道を往くのは癖のようなものであり、元来山野を巡り魔を討つ事を生業としている彼には、その方が性分に合っているという事でしかない。 ふと――周囲に自分以外の生き物の気配を感じる。 しかしながらその気配は非友好的で、そもそも彼がその気配を掴めたのは薄く洩れた殺気を感じ取った為だった。 人か魔か、はたまた獣か。 せめてそれさえ分かればまだ対処の仕様もあったが、元来彼は殺気を感知する事は得手であっても、その性質を選別するのは不得手としていた。 「かは」 その何とも知れない殺気に彼は僅かながら笑声を上げた。 静かに抜刀の構えを取り、相手の出方を伺う。 ――相手が動いたのはその直後だった。 草木の揺れる音がしたのと同時に彼は抜刀し、後方にいるであろう敵に向かって刃を振るう。 しかし、競り合いでは相手が一枚も二枚も上手だった。 敵は身を屈めて猟臥の懐に入り込み、彼が振るったその刃は敵の刃によって上段へと弾かれ、その刃を一瞬で反転させ猟臥の左脇腹を狙う。 それに対し、左手でもう一つの刀を抜き刃を受け、遅まきながら弾かれた刀を振り下ろそうとしたが―― するり、と敵は呆気なく猟臥の背後へと抜け出した。 これに即座に対応し、振り下ろした力を使いそのまま反転し背後の敵に斬りつけるが、敵はこれをも躱しておよそ十歩後ろまで後退する。 「おや――」 少女の澄んだ声が辺りに響く。 何処かの学校の制服の上に黒コートを纏った姿は、 年は猟臥の見立てで十五、六といった所で、吊り目がちの瞳と無感情な表情が月光指す森と相俟って一種幻想的な様相を生み出していた。 「失礼。魔物の気配がしたのですが……人でしたか」 そう言うと、少女は片手で持ち上げた刀を鞘に収める。 その行動を見て、猟臥も両刀を収めにやりと笑う。 「否、それについては此方も思い当たる節がある。気にせずとも良い」 「そうですね。こう言っては何ですが、そんな気配をしている貴方にも悪因があります」 「かは、分かってはいるのだが、そればかりは私の力ではどうしようも無くてね」 「まぁ、出来たら控えているでしょうね。死人の気配なんて、ロクなものじゃあありません」 そう言って彼女は嘆息し、纏っていたコートを脱ぎ、二つ折りに畳む。 「? なんだ、わざわざ脱ぐのか」 「仕事着ですので。着ていると気が張って疲れるんですよ。貴方のような気配が多くて気疲れしましたし」 「ふむ。成る程、分からないでもないな。まぁこれも何かの縁だ。私は猟臥と申す、そちらは?」 「あぁ、私の名前は朝霧――」 「朝霧、だと……?」 その言葉に目を見開き、じっと朝霧の顔を見つめる。 猟臥の奇怪な行動を訝しんだ朝霧が、 「何か?」 と問うと、猟臥は姿勢を正す。 「いや、朝霧という名には些か因縁があるものでな。……風也という男を知らぬか?」 「どうやら貴方も異世界の人間のようですが、私と貴方が同じ世界の人間である、という保証はありませんが。しかし……カザ、ヤ……」 ふと、思い当たる節があるのか朝霧が黙り込むと、猟臥は身を乗り出す。 「知っているのか?」 「えぇ、確か祖父の名が――」 「祖父……?」 〜〜〜 「情報を整理しましょう。まず第一に、私とリョウガさんが同世界の出身の可能性についてですが」 「所属している組織の特徴から、私と朝霧嬢の世界は同一である可能性は高い、と思われるな」 そう言って、朝霧の着ていたコートと、自分のコートを指し示す。 猟臥の所属している組織の慣習のようなもので、任を行う時は必ず黒を纏うという儀礼が存在する。 普段着からして黒色一点の猟臥は、これを着込む必要は無いのだが、彼は好き好んで着流しの上にコートを纏っていた。 「こんな奇天烈な慣習のある組織も珍しいでしょうし、まず同一と見て良いかもしれませんね」 「奇天烈というのは些か不服であるが、な」 「好きなんですか?」 「うむ」 「……まぁ、それは人の自由ですし、とやかく言いませんけど」 猟臥の満足げな表情に、呆れた様子で朝霧が言葉を漏らす。 一拍の間をおいて、朝霧が木の枝を拾い地面に三つの円を描く。 「周辺組織の存在や情勢もほぼ同一ですから、これは問題無いとしても……」 区切ったその言葉に、猟臥が追随する。 「時差がある、な。私が知っている朝霧風也は二十後半三十路近く、だ。子もまだ居らん」 「そしてこちらは西暦2004年の三月」 そこで言葉を区切り、視線で猟臥に続きを促す。 猟臥はそれに頷いて、 「私が西暦1953年の七月の時分だ。約五十一年、か」 「ですね。……しかし私自身、既に過去の人間となっている可能性は否定できません」 「まぁ、そう悲観する事も無かろう」 と、思案する朝霧とは反対に、猟臥は軽く笑い飛ばす。 それに溜息を一つ漏らして、 「そうですね。分からない事を悩んでも仕方がありません。……全く、嫌な仕事になってしまったものです」 「ふむ、私は気付けば此処に居たのだが、朝霧嬢は仕事で来たのか」 「元の世界でおかしな招待状をばら撒く者がいまして、上の命令でソレを追っていたのですが――おかしな穴に逃げ込んだ時に、追いかけていなければ良かったんですよね」 「勇猛果敢な事だ」 「……それは皮肉ですか」 「はてさて」 「まぁいいでしょう。私の追っている相手は薬袋歌祢という名前なのですが、知りませんか?」 「存ぜぬな」 「ですか」 分かりきった答えを聞いた、とばかりにその声色に落胆は無い。 「しかし、朝霧嬢が此処にいるという事は相手も同じ所に来たのだろう?」 「おそらく、ですが。もしかしたら私だけ此処に落とされたのかもしれません」 「何にしろ此処に来たという事は遺跡の財宝とやらが目当てだろうよ」 「財宝……ですか? この招待状も似たような事が書かれていましたが」 「ほう?」 「見ます?」 「興味はある」 「では、どうぞ。犯人が判明している今、私には不要な代物です」 「あぁ、貰って置こう。……ふむ、ここの状況に随分と近似しているようだ」 「という事は、下手人は財宝探しでもしているのでしょうか」 「かもしれんなぁ、どうするつもりだ?」 「遺跡とやらに入るしかないでしょう」 「手を貸してやろうか?」 「私個人が捜査に没頭できるというのならば、是非とも手を貸して頂きたいですね」 「食事やら何やらは自己負担にしてもらいたいが」 「その程度ならば」 「では、よろしくといこうか」 「えぇ、よろしくおねがいします」
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Message |
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【つぶやき】 朝霧「で、同行する付き合いですし、改めて名乗りますが、私の名前は朝霧か――」
猟臥「ところで朝霧嬢。財宝とやらは具体的にどんな代物か存じているのか?」
朝霧「……知りませんよ、そんなの」
猟臥「かは、そうかそうか」
朝霧「もう一度言いますが、私の名前は朝霧か――」
猟臥「何にしろ丁度良い、娯楽を求めて試行錯誤するのも一興であるが、やはり最終目的が存在した方が祭りも盛り上がるというものだ、かはは!」
朝霧「朝霧か」
猟臥「おおっと、荷物の再点検もしておくとしようか」
朝霧「か」
猟臥「む、同行者への挨拶も必要だな。うむ、朝霧嬢が気にする事は無い、私がそれとなく伝えておいてやろう」
朝霧「……名乗らせる気ありませんね?」
猟臥「はて、何のことか」
フィー「たまーに役に立つ物とかも拾いますけど、基本的に役に立たない物ばかり。捨てられてる物ですから、当然ですけど。」
フィー「だからこそ死にたい者もいる、ですか。普段は気にもとめませんけど、混沌としてますねぇ。ワタシたち人の世は。」
フィー「劣悪って…。でも、深影さんの知り合いの方ですから、きっと変なんでしょうね。」
フィー「そのように言ってもらったあとにバラすのもアレなのですが、ワタシ日本刀をいじったこと無いので、本当はどれくらい切れるのかなんて知らないんです。あはは…。」
フィー「ああいったタイプの武器で、日本刀のように切ることを目的にしたものは珍しいそうですけど。やっぱり凄い切れます?」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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憑き物会 |
猟臥(511)からのメッセージ: 猟臥「やぁやぁ、宣言通り茶菓子を用意したぞ。といっても煎餅を少々だがな。かはは」
狐憑きの少女つづら(896)からのメッセージ:
狐憑きの少女つづら「ところで、最近どうでしょう?こちらはこれからビーバーさん、サバスさんと回っていくのですけど。なにかご予定はございますか?」
狐憑きの少女つづら「いえ特になにかあるわけではないのですけど。どこにいかれるにしろ頑張ってくださいないのですよ。」
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Main |
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スラッシュ に技回数を 6 振り分けました! シャドウエッジ に技回数を 5 振り分けました! スパイラルエッジ に技回数を 4 振り分けました! 春雷 に技回数を 2 振り分けました! ブレィヴェリス に技回数を 3 振り分けました! ソウルファング に技回数を 3 振り分けました!
現在の体調は 絶好調♪
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訓練により 体格 が 31 上昇しました!(能力CP - 39 ) 訓練により 剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 19 ) 訓練により 闇霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 19 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 15 ) 訓練により サムライ のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 12 ) 訓練により サムライ のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 13 ) 訓練により サムライ のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 14 ) 訓練により サムライ のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 15 )
技 夜桜 を修得しました!
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS) B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Duel |
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B1F G-23 / 砂地
【パーティのデュエル行動】* うさみみアリス(382) : 誰かに練習試合を申し込む * フィー(1831) : 誰かに練習試合を申し込む うさみみアリス(382)の行動が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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Next Battle |
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B1F G-23 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第19回 第21回) |
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ENo.511 深影猟臥 |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.382 アリス=アトレイル ENo.1831 フィオ |
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[PL] BlacK |
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