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探索29日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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◇ 静まり返り、人気のない夜明けの浜辺を、男が歩いている。 まさに巨漢といった風体のその男はふと足を止め、浜辺を遠景を眺めた。 ふと、背後に光を感じてその目線を上げる。 周囲の雲に金色の縁取りが浮かび、やがて徐々に影が薄らいで行く。 丁度今しがた、朝日が昇りはじめたのだ。 しばしの間、男は無言で朝焼けの空を見上げ、その景色の移ろいを目に焼き付けていた。 色を失っていた空が鮮やかな精彩を取り戻していき、遠くに渡る鳥の姿を照らし出す。 この世のあらゆる物が息を吹き返す、そんな生気が周囲に満ちて行くかのように。 男はそっと片方の目を細めていた。 とても価値ある、素晴らしいものを物を見たかのように。 うやうやしく合掌してから、ありがたや、と低く感謝を示す文言を呟いた。 そして、体ごと背後を振り返る。 視線の先に、いつの間にか、一人の人影が現れていた。 白々と明るく強くなりつつある背後の暁光を背に立ち尽くしているそれに向かって、 ややあって巨漢は笑みを浮かべてみせた。 「よう帰って来た」 人影の姿は逆光に照らされ、黒い影にしか見えない。 ただ、その眼差しだけが、青く透き通って輝いていた。 しばらくの間、その眼差しを男に向けていた人影は、やがて口を開いた。 ──。 風に乗って届いて来たのは、奇妙な響きの声。 男は瞬きする。それはまったく理解出来ない、聞いた事もない言葉だったのだ。 「…あかんわ。こら相当参っとんなあ」 少し困ったように笑いながら、男は大きな掌を突き出した。「とにかくほれ、帰ろや」 人影は無言のまま、じっとその手を見ていた。 男は怪訝そうに眉をしかめてから、大仰に息を吐いて片手を振る。 「そら、いつまでもガキみたいにいじけとらんと、ええ加減戻るで」 そう言って背を向けて一歩踏み出した瞬間、不意に風が吹いた。 強い風ではない。 ただ、男の視界の周囲に、舞い飛ぶ雪片のような淡い光が一瞬散って消える。 何事かと周囲を見回したとほぼ同時、背後に感触を感じた。 先ほどの人影が腕を伸ばし、縋り付いていた。 「…ッサン…!」弱々しく、絞り出すような声で人影は呻く。 今度は聞き取れる、馴染みの声だった。 「…った。オレ、戻って…」 そこまで言った所で、そのまま足下にくずおれるように膝をつく。 「まったく、無茶しよる」男はそう言って、倒れた人影を軽々と背に担ぎ上げた。 「ええか、まだ負けとらん。オノレもワシらも、まだまだこれからやないか」 そして砂浜を歩きながら、男は担いだ肩越しに向け、呟いた。 「…泣くなや、しゃあないなあ」 ◇ ==== オレがなんとかオッサンと小町の元にたどり着いたのは、その後一夜明けた後のことだった。 まずお互いの負傷具合を確認したが、小町もオッサンにも目立った傷が無いことを知ってとにかくホっとした。 なんでも二人はオレがいなくなった後も暫くあのまま持久戦をしていたが、どうにも戦力を欠いた状態では埒があかず、隙を見て撤退したそうだ。 オッサンも小町も、普段通りだった。 だからオレも普通に先の戦いを途中で投げ出した事を素直に謝って、一晩何をしていたのかも適当に誤摩化すだけに留めた。 どうしても話せなかったんだ。 結局オレ達はそのまま浜辺の外れの遺跡の一角に逗留し、再度の決戦を前に出立を一日延ばして体調を整え直そうという事に落ち着いた。 いつものように食事をしながら、再戦に向けた簡単な作戦会議をし、お互いの戦法を確認し合う。 そして各々、休息を取るため日が傾くまでの間、自由に過ごそうという流れになった。 体調は殆ど回復してるけど、念のため寝ておこうと横になっていたオレは、暫くしてやって来たオッサンに声を掛けられた。 動けそうなら、久方ぶりに『修行』に付き合えと言われたのだ。 「おう、待たせたわむし。ちょいとメシの片付けに手間取ってな」 オッサンは、のっそりやって来た。見るからに普段の通りって風体で、何事も無かったみたいに。 「して、ホンマに体はいいんかい?」 「ああ、全然問題ねえって」 笑ってオレは答えたけど、何故か目は合わせられなかった。 「そういやオノレ、両手の環はどないした。無くしたんか」 「え?」言われてみて、気づいた。 両腕に嵌まっていたはずの索具のついた環が、二つとも外れている。 これまで気づかなかったのは、首の時と同じで喪失感がまったくなかったせいだろう。 おそらく先の戦いの時に外れた。あるいは自分で外したかだ。 どちらかは分からないけど、少なくとも無くした訳じゃない。なぜかその確信だけはあった。 「あ…今は、つけてねえんだ」 「さよか」オッサンはそれだけ呟いて、オレの姿をじっと見た。 「なんだよ?」 「いや、何があったんや思うてな」 「そりゃ、昨夜説明したろ。オレはあん時ちょっとおかしくなっちまって先に逃げた…ってだけだ」 「…むし。こっち向き」オッサンは言葉を遮り、真剣な表情でオレの目の前に立つ。 「オノレ、死ぬ気やったんか?」 「…え」 「ワシはそこまで見とらんが、オノレあの時、自分の身体滅多切りにしたそうやな」 思わずオレは視線を下げる。また、心の中を見透かされたように思えてならなかった。 「小町が言うとったわ。今まで見た事もない光出して容赦なく切り刻んどった言うて、えらい心配しとった」 「心配ねえよ、もう傷は治っ…」 「大概にせえ」言葉を遮って、オレの目を覗き込む。 「わからん思うか?そないな切羽詰まった青い顔して何意地張っとんや」 それでも無言だったオレの姿を呆れたように見下ろして、オッサンは長く息を吐いてから頷いた。 「まあええわ。身体治った言うんならむし、ワシと勝負せえ」 「──へ?」 顔を上げた瞬間、オレの目の前に、大きな拳があった。 巨体に似つかわしくない、あまりに速く繰り出された鋭い突きを、オレはかろうじて体を反って躱し、そのまま飛び退いた。 「な、なにすんだよオッサン!?」 「勝負言うたやろ。オノレとは一度ゆっくり稽古つけてやろ思うとったからな」 「それが『修行』ってことか?」言いながらオレは立ち上がり、オッサンの顔をすかし見る。 「おう。ただし、あくまで真剣勝負や」オッサンは拳を上段に構えて、どっしりと地面を踏みしめて言った。 「だから存分に反則してええ。オノレの背負っとるそのワケのわからん妖術全部使うてええわ」 「嫌だ」オレは即座に答えた。 「なんでや」 「なんだっていい、嫌なもんは嫌なんだよ」 「見くびられたモンや。本気で来ん限り、オノレの細っこい拳なんぞ蚊ほども効かんで」 「あいつの世話にはなりたかねえんだよ!」 「誰や、そいつは!」オッサンは怒声を上げる。初めて聞くような厳しい声だった。 「オノレ最初から言うとったな。借りだのなんだの、そりゃ一体どこの何に対してなんや」 「…」無言で歯を食いしばる。説明出来ない、どうしても答えられない問いに思えた。 「人の影に隠れてコソコソしとるような奴なら、観念して表に出してみいやあ!」 問答無用で、オッサンは一撃を放った。 しかも、完全に本気だった。 文字通り、目にも留まらない速さだった。 この島に現れる巨大な敵ですら一撃で吹き飛ばす程の猛烈な突進がオレに届くまさに寸前、顔を覆った腕に光が舞った。 いやに乾いた、高音域の響きの後。 戻した視界の先、息が届く程目の前に、オッサンのデカい顔があった。 「ほう、なるほどなァ!」放った肘鉄の姿勢をそのまま、片方しかない目を細めてオレの周りの光の壁を睨む。 「会った時から使うとったその妖術…その光自体が正体やったっつうことやな」 「…知らねえや、勝手に出んだ。こんな事されりゃ流石に黙ってらんねえってよ」 オレは歯を食いしばって組んだ腕に力を込める。食い止め続けるだけで精一杯だ。 オッサンの構えを見れば、集中が途切れれば一瞬で次の打撃が来るのは分かり切っている。 「そうかい、だったらコイツも止めてみい!」 オレは目を見張った。 オッサンが渾身の力で拳を放った瞬間、目の前に張った壁が薄い板金を裂くような音と一緒に全部砕けていた。 触れたものを弾くはずの光の格子を全部通り抜けて突き出されたオッサンの拳に、オレの顔面は正面から容赦なく張り倒され、吹っ飛んだ。 「どうしたあ、勝手に出て来て止めるんやなかったんか?」 そのまま片手でオレの頭を掴み、そのまま地面に叩き付けるように引き倒す。「その光が助けてくれるんやなかったんかい!」 砂じみ朽ちた遺跡の石畳の上に手を付いて、激しく咳き込みながらオレは必死に身を起こした。 オッサンは本気だ。何の手加減もないどころか、明らかに敵を倒す時と同じように躊躇のない一撃に、声も出せないまま唾と一緒に喉に溜まった血を吐く。 「どうやむし、痛いやろ」オレの様子を見下ろしていたオッサンが、静かに言った。 「前に肩バッサリ斬られた時も、小町の目の前で身体ズタズタにしとったあん時も、痛かったやのはオノレやろが」 「…」 「痛いんはオノレと違うんか。その光っとるモンが痛いっちゅうんかコラ!振り回されんのもええ加減にせえ! どないな大層なモンが取り憑いとろうと、オノレは結局ワシにも勝てんただのガキやないかい」 オレは這いつくばったまま、視界に入った自分の手を見る。 丸太みたいなオッサンの腕と比べたら、ただの棒っきれにしか見えない程貧弱なオレの腕。 自分の出来ることは所詮、この手の届く範囲でしかなかった。 これで今まで、どれだけの事が出来てきたって言うんだろう? でもオレはこれを望んだ。 これだけの為に、何もかもをかなぐり捨ててでもオレは『戻って』来たはずなんだ。 「…こないな事を言われて悔しいか?なら殴り返せ。全力でぶつかって来い。 それもでけへん言うんなら…オノレも所詮その程度のモンやったってことや」 思わず拳を握りしめたオレに、オッサンはきっぱりと言った。 「オノレの意地を見せてみい、むし!」 ==28==
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Message |
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【パーティメッセージ】 ふわさくら(282)「おぅ、お疲れさん。 結局、クソガキを追い回して終わってもうたなぁ。 周りも よう居らんかったし、飛ばしすぎたか。」 ふわさくら(282)「ああやって待ち構えられとんとよ、 先行った順に、ややこしいのとカチ合い易いんやろうしなぁ、 少し上を迂回してみるのもエエんちゃうか?」 ふわさくら(282)「ボチボチ試したいモンもあんねん。 まだ形には なってへんねんけどな。 上手い事行きゃあ、もうちっと動けるようになるわ。」
ふわさくら(282)「むし、最近湿っぽいわ。何やねんな。
むし(389)「よっし!今度こそ無事勝てたんだな、オレ達。
むし(389)「あ、輪っかってえーと、手首のやつか。
むし(389)「オイ、流石にそのへんの女のコより細いってのは言い過ぎだろ?
むし(389)「(しばらく考え込んでから)…なあオッサン。ちょっと聞きてえんだけどよ。
うめ「飛躍させすぎた!?」
わん太「わんわん(恋もラー油も時に辛すぎるけど心に彩を与えてくれる欠かせないものということですね、はっはっは。桃屋、やってくれる喃)」
うめ「無理矢理いい言葉っぽくまとめた!?」
わん太「わんわん(そういえば全然関係ないですが、『男はどーんと構えておけ』ともよく言われますよね。私が特に何もせずに腕を組んで笑ってただけなのに、向こうから『流石ですね』とか言われた時はどうしようかと思いましたが)」
うめ「……無駄にえらそうだからじゃないかな……?」
わん太「わんわん(損にならない程度に布石は打っておいたほうが良い、というところでしょうか、はっはっは)」
わん太「わんわん(ふむ、せっかくですからむしさんへの祝辞もこの路線でいきましょう。『よくぞサニーを倒したな、だがあれは我らの中では一番の小物……』)」
うめ「方向性がいきなり間違ってる! えっと、とにかくおめでとー!」
イリス(228)からのメッセージ:
アト「そんな驚くことでも無いやろ。
イリス「茉莉ちゃん、やっぱむしクンから見ても迫力あるかー。
イリス「むしクン達も、サニー戦無事突破できて何よりだよーっ!
アト「なんやむしはん、薄気味悪いとは聞き捨てならんな!
夢幻(1025)からのメッセージ:
夢幻「それにしても、“覚えていられないかも”だなんて
パンダ「さらさら…」
夢幻「兄弟ですか?いませんでしたよ?
夢幻「まぁ、こう見えても年上ですからね!
みかん(1632)からのメッセージ:
みかん「技としてみた場合の触手は地味に使い勝手が良いけぇね・・・判るやんね、その複雑な心境(苦笑)」
みかん「自分に正直になってぶっちゃけてまう勇気さ持つんが大事なんはなんとなぁ察せるんやけど・・・やっぱウチにはまだ照れくさいトコ、やンねぇ・・・」
みかん「焦らしに焦らすことで効果を最大限に向上させた・・・言うンは穿ちすぎ、やろか・・・(笑)」
みかん「ん?夏引を借りたいやンね?ムシさやったら大丈夫やと思うンよ、夏引も問題ないみたいやンしね。
PL「てワケで、夏引を名前だけなり、ホントに装備名にしちゃうなりはお好きにどうぞ、です。魂格自体をお貸しする等の設定も御自由にしてくださって問題ないです(笑)」
みかん「おおきにやんねぇ、ウチ自身も耳と尻尾は気に入ってるけぇ。尻尾の手入れを怠ってないのも気に入ってるからこそやけねぇ。そいにしてもなでる、やねか〜。まぁ犬を撫でたぁなる気持ちはウチにも分かるやんね(笑)」
みかん「本来ある以上に、何かしらのパーツが多いっちゅーんはやっぱり怖さに繋がるやンよね。耳やら目やら口やら。」
みかん「わん太はんが余りに目立つと言うか前面に出よりよるけぇ・・・梅ちゃん、たまに存在を忘れかけてまうンよね・・・アレが計算された護りの布石やったら凄いンけど・・・そないなことはないんやろねぇ・・・(笑)」
みかん「んー、今回もちこっとだけ日程があわなそうな感じ、なんやろかね・・・本当に微妙なすれ違いになってそうやンけども(苦笑)」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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偽島超人タッグトーナメント(肉) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
17TATPKW集積層 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
なびけ!布のなにか |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
自キャラが絶対言わない事を言わせるコミュ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
偽島マッチメーカー |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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お気に入り/コミュニティ枠を 2 増やしました! 追加アイコンを 1 増やしました!
イリス(228)からの生産行動を許可しました。
フラッグ に技回数を 2 振り分けました!
小町(84)から 鱗粉 を受け取りました。
お好み焼き を食べました。
【第30回更新からの闘技大会参加メンバー】
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訓練により 敏捷 が 32 上昇しました!(能力CP - 42 ) 訓練により 敏捷 が 33 上昇しました!(能力CP - 45 ) 訓練により 風霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 27 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 21 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 22 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 23 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 24 ) 訓練により 魔導流術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 24 )
上位技能 竜驤虎視 を修得しました!
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS)
夢幻(1025)に、 ソルモナジウム を 恵比寿 に合成してもらいました!
イリス(228)に、 魔法石の欠片 から きらきらリボン という 装飾 を作製してもらいました。(- 230 PS)
ふわさくら(282)に、 パンくず を料理してもらい、 鯵洋天弁当 を受け取りました。
芥子菜(542)の所持する 火焔草 を消費して すぽいらー に効果付加し、 命中LV3 の付加に成功しました。 B4F H-2 魔法陣〔最後のせせらぎ〕 に移動しました!
H-3 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Battle |
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B3F G-4 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第28回 第30回) |
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ENo.389 S-C64=”ED/Pharos” |
[HomePage] 各種宣言を行なう >> |
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ENo.84 小町 ENo.282 不破桜 力王 |
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[PL] あな |
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