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探索7日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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ライリッドさんの日記とコラボ。 http://re-fi.x0.com/result/k/k1784.html#DIARY ↑こちらから先にどうぞっ。 *** あぁ、しまった。そう思って見上げた空は満月が輝いていて、刀から手を離そうと思った時にはもう視界が揺れていた。 「ま…ずい…!」 狭まってゆく視界。遠くから聞こえてくる、モノが潰れる音。むせ返るような、血の匂い。 そこで一度わたしの思考は途切れた。まるで、何かがわたしの意識の上に何かが覆いかぶさるかのように。 「ず…!お…なず…!しっか…ろ…!」 ――? 「薺!!!!」 ――…… 「しっかりしろ!薺!!」 「……?……ノー…ト…?」 ぼやけた視界。回らない思考。目の前にある見知った顔。名を呼べば、ほっとしたかのように僅かに表情を緩める姿があった。 「…ノート…?さっき別れたばっかじゃ…あれ…?」 やや間を空けて、重い頭を持ち上げ辺りを見渡す。 体中に染み付いた気味の悪い血のような液体の跡。辺りに生えていたのであろう木々は何本かは倒れており、辛うじて残っているものたちもその身体から樹液を垂らし、今にもポキリと命を落としてしまいそうに見えた。 「な…に…これ…どういう…こと…」 状況が掴めずにただただ唖然としてしまう。もう一度自分の身体に視線をやれば、べっとりと染み付いたどす黒い斑模様が目に付いた。一瞬、自分の血かと疑ったが特に目立った外傷はない。それに、酷く嫌な匂いを放つソレは恐らく人間のものですらないような気がする。だが、では一体何のものなのかと自分に問うも一切見当がつかない。 僅かに震える体を両手で抱え、心配そうにこちらを覗き込む少年を眺める。 よくよく見れば少年の他にも二人、後ろで警戒心を持った目をこちらへ向けている男が見えた。片方には見覚えがある。確か、名前はフィナンシェと言っただろうか。あぁ、そうだ。遺跡に入る前に出合った青年ではないか。 連鎖するように思い出す情報に、未だはっきりとすることのない思考回路が混乱を訴える。 そうだ、わたしはこの青年から遊の刀を受け取ったのだ。以前島にいた頃に出会ったライリという少女からの届け物だと。 だからわたしは早く届けようと思い一人で遺跡に駆け込んだ。そして、式が示す道を進を歩んでいく途中で、急に目の前に立ちはだかった化物を倒そうと思ったのだ。そこまでは覚えている。けれど、それ以降の記憶が無い。 目の前にいたはずの化物の姿はなく、変わりに立っていたのは先ほど遺跡外で別れたばかりの見知った顔ばかりだ。 ――何があった? この体中に付いている染みの跡は何だ?遺跡の外で別れたはずである人達が、何故目の前にいる?何故皆同じ傷を負っている?戦闘の直後かのような荒れ果て様は何だ…?それらの全てが、どこか引っかかりを覚える。 そして、胸に残る気味の悪い嫌な感情。夢を見ていたかのように断片的に残る不確かな映像。 「何が…起こったの…?わたし…一体…」 戦闘に負けて倒れたのだろうか。しかし、目の前に立つノート達の表情は一様に心配でなく警戒を浮かべている。それに、わたし自身の身体には倒れる程の傷は無い。間違いなく、何かがあったのだ。 「お前…本当に覚えていないのか…?いつからだ…?いつから記憶が無い…?」 「ええと…遺跡に潜って…それで変な化物が出たから倒そうとしたんだ。そこから――……」 目まぐるしく頭の中で流れる記憶の映像の中から一つ、引っかかるものを手繰り寄せる。 闇を照らす明るい、景色。「あれは…月…?」 ――月。そう、月だ。 一瞬で脳裏に過去に教え込まれた警告が走る。嫌な予感がして、慌てて夜空を見上げた。薄い雲の切れ間から徐々に明るい月が姿を見せてゆく。 「十六…夜…?の、ノート…!あたしが遺跡に入ってどれくらい経ってる!?」 「丸一日だ。……そうか、空白はそれだけか…。良かった…ならそれ程時間は経っていないな…」 「よ、よくない…!よくない…!!!!」 「―…?」 丸一日。だとすれば昨日は満月だ。ようやく回り始めた思考が全ての記憶を繋げ始める。 ふと見上げた明るすぎる月。その後で覚えた危機感。揺れる視界。断片的に残る砂嵐のような、映像。血の匂い。それに、目が覚めた後のノート達の表情。辺りに残る傷の形。 頭の中で徐々に埋まり行くピースが、最後の一つをはめ背景を形作る。と同時に、喉から小さな悲鳴が上がる。 ――あぁ、そういうことか 「あっ…あたし…!襲い掛かったのか…皆に…!」 慌てて側にいたノートの腕を掴み、傷を見る。 始めに感じた違和感はそれだったのだ。ノート達についている傷は間違いなく刀傷だ。わたしの後を追ってきたというのなら、ここまでに爪状のものを持った獣とも遭遇していないことになる。何という失態かだろうか。呆れるにも程がある。 「ごっ…ごめんなさ…!ごめんなさいごめんなさい…!!!」 「おい…。どういうことだ…?」 謝って済む話などではない。だが謝る他に言葉も出てこない。 「落ち着け……一体何があったんだ」 そっと頬に伸ばされた手の暖かさに、ようやく落ち着きを取り戻しポツリ、ポツリと言葉を紡ぐ。 「多分、失敗…したんだ…魔法が……!大事に使われている武器は…使われ方を記憶しているから…その力を借りようとしたんだけど…」 「どういうことだ…?……何故失敗した?」 「満月、だったから…。あたし満月の日に魔法使っちゃ駄目だったんだよ…。まだ未熟で魔力に揺れが出るから、何が起こるか分からないって…。 使い慣れていない専門外のものなら尚更―「ばっ、馬鹿者!!!使ってはいけないと言われていたものを何故使った!??」 響き渡る怒鳴り声に、思わず身を竦める。 「そもそも勝手に先走るからだ!何故わたしたちと共に遺跡に入ろうという選択肢は無かった!?わたし達が間に合わなかったらお前一体どうなっていたか分かっているのか!?」 ごもっとも過ぎるあまりに返す言葉もない。それに自己嫌悪で吐き気がしそうだった。何故、こんな馬鹿をしたのだろうと記憶を辿る。確かに早く会いたいという気持ちはあった。言いたいこともたくさんあったのだ。あの人は確か昨日が誕生日だったから。渡したいものもあった。浮かれていた部分もあったのは確かだ。 だが、それだけでこれ程の失態を犯すほど自分はそこまで短慮だっただろうか。考えるも答えは出ない。 無意識のうちに、――何か…焦っていた……? 「ごめんなさい…。だって早く、会いたかったんだ…。話がしたくて…。考え事をしていたら昨日が満月だってこと、忘れていたから…」 答えの出ないモヤモヤを打ち消したくて、口を動かす。込み上げてくる吐き気は、自己嫌悪のせいだけなのだろうか。未だ晴れる気配のない胸の奥に広がる、気味の悪い感情は一体何だ。 胸の前に手を当てて、深く深く息を吸う。これ以上、考えてはいけないような気がしたのだ。導き出してはいけない。答えを探してはいけない。 この先にあるものを、わたしは見てはいけない。見たく、ない。 考えるな 考えるな 考えるな 考えるな。 心の中で呟いて、思考を閉ざす。 急激に襲い来る吐き気と不安感で、意識が遠のいてしまいそうだった――が、 「リィン」 小さく響く音が、意識を強制的に呼び戻す。 「――?えっ……?」 「…お前の刀だろ。もう可笑しなことはするなよ」 目の前に差し出された刀を見つめる。 「レーム!」 「別に良いだろ?俺達が見張っていれば問題ないだろうが」 僅かに震える手で柄を握れば、確かな感触が伝わった。再び鈴が小さく鳴り響く。 刀を抱きしめて、身体を埋め尽くすかのような不安を出し切るように、大きな溜め息をついた。 忘れるんだ。全てを。 テントへと戻って、くだらない話をしながら眠りへとつけば、きっとこの嫌なモヤモヤも消えてなくなる。そう言い聞かせて立ち上がる。早く遊に会いたかった。 「レーム、勝手な真似をするな。刀をこちらへ渡せ、薺」 「えっ…?」 「んー、俺達が持ち歩こうかってこと。所持者に会うまでさ。ナズちゃんが暴れたの、その刀のせいなんだろ?」 「………わかった…お願いする…。ただ少しだけ待って……」 言い終わるや否や、短い呪文を紡ぐ。止めに入ろうとするノートに視線で大丈夫だと伝える。 恐らく、わたしの身体を乗っ取ったのは刀の記憶ではなく、刀に残った遊の小さな残留思念だ。それに力を与えてちまったから乗っ取られたのだろう。ならば、刀の持つ思念に形を与えるのであれば問題はない。それに、どちらにせよこの力が無ければ遊の元へと辿りつくのは不可能だった。 恐る恐る、僅かに引き出した刀身を見つめる。 やがて、僅かに光を帯びると同時に、キン、と小さな音を立てて再び小鳥が現れた。安堵の溜め息をついて、立ち上がる。どうやら上手くいったようだった。 「いい獲物だね、それ。大事にされてる」 「…君にも分かる?いいよね。想いが強くなきゃこの子は出てこないのに…。こうして出てきてくれた」 「これでも傭兵だから。解るよ。そういう奴って腕もいいんだ」 「そっか。ということは…君も強いんだ?えぇと…」 「レームだ」 「そう、レーム。あたしは薺。自己紹介のタイミングが遅れたけれど…」 ノートに向かって刀を渡しながら、話す。明らかに不機嫌そうな顔をしているのが目の端で見えて、この鳥に付いて行けば遊に会えるから。先に歩いて。と付け加える。 本音を言えば、早く先を急ぎたいという気持ちとは裏腹に酷い吐き気で身体は休めと訴えていた。血に反応してしまう目が、不安を掻き立てるのだ。 けれど、今のわたしは我侭を言える立場ではないことも解っている。ならば、進むしかない。わたしの気持ちなど知るよしもなく、パタパタと陽気に飛び回る小鳥を見て、ため息をついた。 「お前みたいに生きられたら楽なんだろうにね…」 どうかした?と心配そうに立ち止まるフィナンシェに、なんでもない。と笑顔を作る。 ――ねぇ、遊。 (あなたに会って、あなたが笑う姿を見ればこの胸に広がる不安は消えるよね?) (微かに残る記憶の中で感じた快楽に近い感情は、決してあなたのものではないと、そう思わせて)
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Message |
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【つぶやき】 遊「……薺…その血の跡……」
薺「ほ、ほんとに転んだんだよ!あたしが通るちょっと前に戦闘があったのか血溜まりがあって…!そこで足取られて……」
遊「…?別に疑ってはないませんよ……人間のものでもないようですし…・・・。ただ、洗濯しても落ちにくそうですね、と……」
薺「えっ、あっ……そうだよね……ごめん、こんなに血を見る機会が最近無かったから多分動揺してるんだ……」
遊「それなら早く帰って一緒に湯屋に行きましょうか……。服はわたしが洗っておきますから……。暖かい湯に入って暖かいご飯を食べて…暖かい毛布に包まれればきっと落ち着きますよ……」
薺「そ…うだね。うん、そうしよう…。遺跡に入ってちょっとしか経ってないのに、なんだか疲れちゃったや…。」
遊「わたしも久方ぶりにこんなに動いたせいかとても疲れてしまいました……。戻りましょうか。魔方陣はもうすぐそこです…」
薺「うん!早く遊の作ったご飯食べたい。最近ずっーっと冷たいご飯だったからもう辛くて辛くて」
遊「はいはい…。それじゃぁ今日は少し豪勢にしましょうか」
薺「ほんとに!?戻ろう戻ろう!早く戻ろう!」
遊「ふふっ……相変わらず正直な方だ……。あぁ…そうだ……薺」
薺「んっ?」
遊「刀……どうもありがとうございました……嬉しかったのですよ……」
薺「うん!へへ、さぁ。帰ろう!あたしたちの家に!」
テンホウ「(物陰に隠れて)・・・なんで、あの娘がここにいるんだ?」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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立待月 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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追加アイコンを 3 増やしました!
現在の体調は いい感じ! |
Special Event! |
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ライリ(1784)から チョコ をもらいました! ライリ「……良かったら…ナズと一緒に、食べて……」 NPを合計 1 獲得!
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武具に 鬼灯 を装備! 防具に 芙蓉 を装備! 装飾に 空色のマフラー を装備! 自由に 勝鴉 を装備!
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B1F E-16 / 平原
通常戦開始!
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偽妖精「ギ・・・ギギギ・・・・」 遊の攻撃LV1 遊のATが上昇! 遊のMATが上昇! 遊の紅護法LV1 遊の 炎上 耐性が上昇! 遊の 混乱 耐性が上昇! 遊の 魅了 耐性が上昇! 遊の体力LV0 遊のMSPが9上昇!SPが6増加! 偽妖精の命中LV1 偽妖精のHITが上昇! 偽妖精のMHITが上昇! |
非接触フェイズ
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[HP]1064/1603 [SP]124/193 遊の行動!
偽妖精は攻撃を回避! 偽妖精は攻撃を回避! |
戦闘フェイズ TURN 1
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[HP]1064/1603 [SP]114/193 遊の行動!
偽妖精は攻撃を回避! 遊は偽妖精を魅了した!(1) 偽妖精「・・・・・・」 [HP]857/857 [SP]116/116 魅了[1] 偽妖精の行動!
ボロウライフ!!2 遊に122のダメージ! 偽妖精のHPが40回復! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 2
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[HP]942/1603 [SP]84/193 遊の行動!
偽妖精は攻撃を回避! 遊は偽妖精を魅了した!(1) 偽妖精「・・・・・・」 [HP]857/857 [SP]106/116 魅了[1] 偽妖精の行動!
マジックミサイル!!1 遊に149のダメージ! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 3
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[HP]793/1603 [SP]49/193 遊の行動!
狐火の舞 偽妖精に278のダメージ! 偽妖精に272のダメージ! 偽妖精に278のダメージ! 遊の追加行動!
偽妖精に306のダメージ! [HP]-277/857 [SP]96/116 偽妖精の行動!
ボロウライフ!!2 遊に136のダメージ! 偽妖精のHPが44回復! 偽妖精の追加行動!
マジックミサイル!!1 遊に176のダメージ! 天恵により偽妖精に追加HP399が与えられた!!
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戦闘フェイズ TURN 4
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[HP]481/1603 [SP]9/193 遊の行動!
クリティカル! 偽妖精に249のダメージ! 遊は偽妖精を魅了した!(1) 偽妖精「・・・・・・」 [HP]-83/857 [SP]76/116 魅了[1] 偽妖精の行動!
パラライズテンタクル!!3 遊は攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] 偽妖精「ギギ・・・・・・」 偽妖精が倒れた!
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戦 闘 終 了 !!
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戦闘に勝利した! PSを 70 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! 生産CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ 遊(2294)は 韮 を見つけました! 遊(2294)の 剣 の熟練LVが増加!( 10 → 11 ) 遊(2294)の 幻術 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) 遊(2294)の 魅惑 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) |
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訓練により 格闘 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 格闘 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 格闘 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 格闘 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 魅力 が 13 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 魅力 が 13 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 魅力 が 14 上昇しました!(能力CP - 11 ) 訓練により 敏捷 が 13 上昇しました!(能力CP - 9 )
技 ストレートパンチ を修得しました!
落ちてた薬 を おいしい草 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました!
F-16 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
【遺跡外でまったりしてます】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Next Duel |
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遺跡外
【パーティのデュエル行動】* 遊(2294) : ハルカとキク(158)のパーティに練習試合を申し込む 遊(2294)の行動が選択されました!
練習試合が発生!
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Data (第16回 第18回) |
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ENo.2294 鵲 |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 近藤 |
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