各種宣言を行なう >> |
探索3日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
|
(化け物……、だよね?) 珠希は倒れた古木の陰から、ある物体を凝視しながら思った。 奇異の視線が向けられた先には、全身緑色という異形を為した物体がある。 しかし異形とはいっても、その形態は人間の様子を呈している。 だから珠希は自身の考えに自信がなかった。 今居る場所が平凡な都市であれば異常だが、この場所は何があっても不思議ではない島国である。 もし仮に化け物であったとして、それが害のある生物かどうかは分からないのだ。 しかし、 (まあ、触らぬ神になんとやら……、ね。迂回しよう) 珠希は何にでも友好を示す性格ではない上、害が有るか否かを確かめる等といった冒険心もなかった。 腫れ物に触るという様子で緑色人から視線を外すと、珠希はその場を離れることにした。 足元に落ちている小枝などを踏まないように、低姿勢で慎重に歩を進める。 (いきなり出くわさなくて良かった。下手をしたら、襲われていたかも分からないし) 珠希は心の中で、安堵の息を吐いた。 彼女は運動が得意ではないのだ。 義手義足というハンディは、義体技術の異常発達した祖国において有り得なかった。常人以上の力を有していたのが事実である。 だがそこから差し引いても、彼女は運動が出来なかった。 もし襲われていたとすれば、例えどんな常人離れした力があろうが、島に着いた時に拾った斧を携えていようが、ただではすまなかっただろう。 そう考えれば、彼女が安堵の息を吐いたのも、十分に頷ける話である。 こういった島での行動として正しいかどうかは分からないが、少なくとも彼女はこの島に来たばかりなのだ。 亀のような慎重さで歩いていた珠希だったが、しかし着実に緑色人との距離は離れていった。 だが、 「こっち来ないでえ!」 珠希の背に男の子の悲鳴が聞こえたのは、あの場所を離れて二分程してからだろうか。 その声の調子は明らかに怯えていて、また焦っているようにも聞こえた。 「もしかして」と考えるよりも先に、珠希は元来た道を駆った。 忘れようとも、あれほどのインパクトを持った緑色人である。 人並みの思考力を持っていれば、男の子の声と、緑色人についてを結びつけるのは当然といえた。 果たして、彼女が古木に戻ってくれば予感は的中していた。 (やっぱり……。触らぬ神に、だったか) 珠希は古木の影から様子を伺うと、幼い男の子に緑色人が襲い掛かろうとしている所だった。 男の子は、美麗な装飾が施された本を細い腕にしっかりと抱え、巨木の幹にへたりこんでいる。恐らく腰が抜けているのだろう。 (……、あのままじゃ……、あの子は襲われてしまう) 珠希は拳を握った。 もし彼女の手に血が通っていたのならば、手に汗を握るほどだったに違いない。 ただ義手であるだけに金属同士が擦れる甲高い音が、分厚い手袋の下から漏れただけだった。 (早く助けないと……、でも……、私が出て行ってどうにかなるの?) 珠希は奥歯をかみ締めた。 遭遇したことのない物体に人間は恐怖を覚えるというが、それは珠希も同じことであった。 何も考えず、恐れず、見ず知らずの人間を助ける為に行動するという自己犠牲。 そういう精神を知らずに生きてきた彼女は、咄嗟に動くことが出来ず、余計なことを考えてしまったのだ。 珠希はやがて震えだした歯の根を隠すように、俯いた。 「モッサア!」 俯いてしまった珠希を他所に、緑色人の猛り声が響いた。 その声に驚き、思わず顔を上げた珠希は息を飲んだ。 緑色人は拳を作った右腕を大きく振りかぶっている。遠めから見ても分かるほどに、その筋肉は肥大化していた。 あの腕で殴りかかれば、あの男の子などものの数秒で絶命してしまうだろう。 男の子は珠希が助けない限り、死ぬか、それに近い傷を受けることが決定付けられている。 珠希には迷っている時間など最早、ほんの数秒も残されていなかった。 気付けば、珠希は緑色人の横に躍り出ていた。 常人では考えられない跳躍力で、凡そ5Mの距離を助走抜きで跳んだのである。 祖国の学校では、これほどの距離を跳んだことなど、彼女は一度たりともなかった。 「……。モッサァ?」 なんだこいつ、であろうか。 緑色人は、化け物面に不信感を貼り付けていた。 だが珠希は相手の表情まで伺っている余裕はない。斧を緑色人に向けながら、男の子の前に移動すると、 「……、あ、歩ける?」 とだけ言った。それも、どもってしまっている。 状況が状況だけに相応しくないが、彼女は究極的に他人との会話が苦手なのである。 男の子は丸い目で珠希の持っている斧を凝視していたが、やがてふるふると首を横に振った。 先程思った通り、腰が抜けているようだった。珠希は、「分かった」という様子で頷いた。 (そっか……、ごめんね。出てくるの遅くて) 珠希は内心で男の子に謝りながら、前に居る緑色人を睨んだ。 当の緑色人は知能が足りていないのか。突然出てきた乱入者を呆けた顔で見詰めていた。 しかし、 「モッサァァァッ!!」 と、いきなり叫び声を上げると、珠希に向かって拳を振り上げてきた。 どうやら目の前の少女が、「こいつは邪魔者なのだな」と、やっと理解したらしい。 珠希は自分に向かって振り下ろされた拳を、ほぼ本能的に突き返す。 堅く握られた彼女の拳は――間接以外の、皮膚を模造した部位など――、鉄製の義手である。 生身の緑色人が、彼女の拳とかち合って勝てる筈もない。 緑色人の拳は無残に引き裂かれたが、珠希の方は手袋が破れ、冷たい色をした義手の骨格部分が露になった。 その常人ならざる手を見て、珠希の背後に居る男の子は小さく息を漏らした。 「モッサァ?」 緑色人は、歪な形に潰れた手を見ると首を傾げた。 痛覚もないようである。それに、血も流れ出ていない。どうやら本物の化け物だったようだ。 それを確認してか否か、珠希は、「いよいよだ」と言わんばかりに斧を握る手に力を込めた。 義手の握力に、ぴしッと斧が悲鳴を上げた。 =================================== はい、とりあえずは二日目ですね。 それにしても懐かしいです。学園時代もお世話になった歩行雑草さん(笑)。 それにしても文章を書くのは難しいですね……。 他の……、特にランキングに挙がっている方々の素晴らしさと言ったら! 小説家ならば宇江佐先生に憧れているのですが、もはや論外……? まあ、私自身が楽しむことこそ最重要なんで、これでも良いのかしら(大笑)? 中の人。
|
Message |
|
メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
|
洗濯日和なり。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
絵が下手とか言う人は俺より上手いと思う |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
文章が好きなんです、下手だけど |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
ぬいぐるみの部屋 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
もふもふしたのが好き |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
本に埋もれて死ぬなら本望 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
斧とか鈍器がすき! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
甘い(辛い)物が大好き♪ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
|
のんびり休憩しました! HPが 434 回復! SPが 32 回復!
おいしい草 を食べました。
|
|
通常戦開始!
|
たま「……(斧を握り締める)。」 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 たまの回避LV0 たまのEVAが上昇! たまのMEVAが上昇! たまの命中LV0 たまのHITが上昇! たまのMHITが上昇! |
非接触フェイズ
|
行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
|
たまの攻撃! 歩行雑草は攻撃を回避! 歩行雑草の攻撃! たまに108のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 2
|
たま「……(戸惑っている)。」 たまは歩行雑草を魅了した! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 たまの攻撃! 歩行雑草に199のダメージ! 歩行雑草は魅了に耐えている! 歩行雑草の攻撃! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 マジックミサイル!!2 たまに124のダメージ! (歩行雑草の魅了の効果が消失) |
戦闘フェイズ TURN 3
|
たま「……(戸惑っている)。」 たまは歩行雑草を魅了した! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 たまの攻撃! 歩行雑草に198のダメージ! たまの追加行動! 歩行雑草に200のダメージ! たま「……(斧を思い切り振り下ろす)。」 歩行雑草は魅了に耐えている! 歩行雑草の攻撃! たまは攻撃を回避! 歩行雑草の追加行動! たまに98のダメージ! (歩行雑草の魅了の効果が消失) 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 歩行雑草が倒れた! |
たま「……ふう(脱力)。」 戦闘に勝利した! PSを 50 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! たま(2048)は おいしい草 を入手! エリア内を探索・・・ たま(2048)は 流木 を見つけました! |
歩行雑草を倒すと、子供はこちらに駆け寄ってきた。 「助けてくれてありがとう!強いし優しいね♪・・・本が無事で良かったぁ。」 本を大事そうに抱える。 「あ、この本はねー・・・守護者様の物語のひとつ!英雄が女神様や幸星様に助けられて悪い魔王を倒すんだ!」 本を頭に乗せて嬉しそうに話し始める。 「幸星様はいつも元気で英雄達を応援してくれるんだ!一番好きな守護者様♪でも隠者は変な奴で小賢しいことばっかり・・・嫌い!魔王はー・・・」 子供の話は続く。 「・・・物語はいくつもあるけど、守護者様の登場する順番は決まってるんだよ?英雄は絶対最初に出てくるし、熱血野郎や幸星様は物語の途中で出てくるの。それでー・・・」 子供の話はまだ続く。 「・・・でも聖人さんだけはいつも物語に入ってこないで物語の書き手とか読み手。他の六人をただ見てるだけみたいなー・・・」 子供の話はまだまだ続きそうだ。 「・・・あっ!ごめんなさい!つい夢中になっちゃって・・・それじゃ帰るね!ありがとー!」 去り際に何かを思い出したらしく、子供が叫ぶ。 「あ!ここまっすぐ行くと、ショウタイ?っていう偉そうな人達がいるから気をつけてねー!」
|
|
訓練により 体格 が 22 上昇しました!(能力CP - 21 ) 訓練により 体格 が 23 上昇しました!(能力CP - 23 ) 訓練により 体格 が 24 上昇しました!(能力CP - 25 ) 訓練により 器用 が 11 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 器用 が 12 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 斧 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 武器 を新たに修得しました!(生産CP - 10 )
おいしい草 を料理し、 草の吸い物 をつくりました。 パンくず を料理し、 こんがりパンくず をつくりました。
C-18 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
|
声が聞こえる・・・ |
メル(1916)の声が届いた: メル「こんにちは〜♪」
ふぁるっち(295)の声が届いた:
ウベベ(662)の声が届いた:
|
Next Battle |
|
B1F C-19 / 砂地
通常戦が発生!
|
Data (第20回 第22回) |
|
ENo.2048 柏崎 珠希 |
各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
* 単独行動中 * |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[PL] 中の人 |
|