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探索10日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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【日記】 「ひっく……」 「ほら、落ち着いたかい?」 赤髪の女性はそう言ってファルの背を優しく撫でる。 ファルの手にはホットミルク。彼女の手には紅色の液体が入ったグラスが握られていた。 「そういや、自己紹介がまだだったね。私はソニア。ソニア・スパルタクス。職は傭兵をやっている」 「あんたは?」と、ソニアはファルの顔を覗く。 ずっと俯いていたファルだが、服の袖で目元を擦って、顔をあげた。 「ファル。ファルシリア・ノーエン」 「ファルシリア、か。可愛らしい名前だな。よろしく、ファル」 ぎゅっと、ファルの手を覆うように握手する。ファルの小さな手からしたら、大きな手だ。それに、手のひらは岩のように固く、ゴツゴツとしている。女性のものではなく、それは戦士の手だった。 でも。 (あったかい) 包み込むような暖かさが、温もりが、そこにはあった。気を緩めれば、また目から涙が零れ落ちてしまいそうだ。 そんなファルの不安な様子に気づいてか、ソニアは出来るの限り優しくファルの頭を撫でる。無骨で大ざっぱそうな人柄であるソニアだからこそ、その優しさはファルにも伝わった。 がしがしと。 髪が乱れても、気にしない。 心地よかった。 (リルに撫でられるのも気持ちいいけど) それとはまた、違った感覚に、ファルは少しばかり戸惑っていた。それもそのはず。ファルが今まで感じたことの無い感覚の正体。 小さい頃にひとりになって。 その途中でリルに出会って。 旅の連れとして、世界を回って、様々な人と出会った。でも。 こんな風に、大人の女性と接することは無かった。 ファルも、今年で齢十四。ヒト基準では、とうに思春期を迎える歳だ。自分が男か女に分かれる。同時に、自分にとっての相手が、男か女に区別される。 そんな難しい年頃に、ソニアのような話し相手はファルにとって貴重だった。 「なぁ、ファル。どうして、こんな寒そうな格好でひとりで居たんだい?」 だから、そうやって優しく聞かれてしまっては、ファルは抗うことが出来なかった。ゆっくりと、ファルの小さな口からこれまでのことが語られた。 「……ふむ」 ぽつりぽつりと、ゆっくりと、断片的ではあるが、ファルはリルと喧嘩したこと、喧嘩の内容、飛び出してここまでやってきたことを話した。 ファル自身も、どうしてこうなったのかということは、分かっていない。だから、あったこと、状況をそのまま話しただけだ。 ただ、分かっていないのは勿論当人だけ。ソニアには、部外者ながら内容がほぼ把握できた。 これを気づかせてあげるのも、諭してあげるのも、大人の役目。 「ってやつかねぇ」 「え?」 「いや、なんでもないよ」 と、苦笑を笑って誤魔化す。 でも、これも何かの縁だ。ちょっとばかりお節介を焼いてやろう、とソニアは口を開いた。 「ファル。あんたにとって、そのリルってのは――何だい?」 「なに……」 「質問が大雑把すぎるかな? もう少し噛み砕くとすれば、そうだな。あんたにとってどういう関係にあるんだい? 客観的でもいい。感じたままに言ってごらん」 「んー……」とファルは口元に手をあてて考える。今までそんなことを考えたことは無かった。在る様に、在るが侭に一緒に、当然のようにあった関係を言葉にするのは若いファルにとって難しいことだった。しばらくしてでた結論は「旅の連れ……かな。たまにリルがそう言ってるし」だった。 「旅の連れ、ね。いい答えだ。話を聞いた限りじゃ、それっぽいしね。じゃあ次、聞くよ。あんたはリルの何に怒って飛び出してきたんだい?」 「それは……」 ソニアは意地悪く笑う。彼女には答えがみえていた。ファルには分かっていないことも分かっていた。教えてあげるのは簡単だが、それでは意味がない。本人に気づかせてあげなければ。 「これも、言い換えよう。リルに、何と言われた時、悲しかった?」 「……布団に潜り込んだことを言われた時は、ちょっと恥ずかしかった。島に来てから逞しくなったって言われた時は――嬉しかった。でも、まだまだ子どもだって言われた時は……悲しかった」 ゆっくりと、自分の行動と感情をなぞるように思い出す。次第に、怒りの理由が核心へと近づいていく。 「マスター、おかわり。ちょっとキツイのちょうだい。ロックで」 ソニアは呼び止めて、グラスを渡す。普段は寡黙と評されがちなソニアではあるが、お酒の力とはヒトを饒舌にさせるものだ。 新しいグラスに、丸い氷と琥珀色の液体が注がれる。それをソニアは指で弄ぶ。 「じゃあちょっとだけ、お姉さんの昔話でも聞いてもらえるかい?」 そしてソニアは、そっと目を瞑った。 【日記】少女の悩み/了 まだ次へ続きます……。 ―区切― どうも、こんにちは。はじめまして。 こんな形で日記に文章を書くのは偽島開始以来始めてですね。 天野しきです。 以下は完璧なる雑記です。暇つぶし程度に読んで頂けたら幸いです。 今回は、今年最後! ということで、ちょっとくらいは中のヒト、つまり僕で話したいなー、なんて思っちゃったので、こうやって書きます。 正直、偽島中ずーっとキャラ口調とか、性格とかをトレスするのって、割と大変ですね。今までそういう経験が少ないってのもありますけど(笑) 最初はNo.1850の中の人に誘われました。偽島。 彼「偽島やろうぜ!」 僕「どんなキャラやるん?」 彼「犬耳炉利っ娘」 僕「じゃあ僕は……幼女の相方とするなら、大人キャラだな! 保護者万歳!」 とまぁ、こんな経緯でリルは生まれました。最初は少年だったんだけど、この結果がこれだよ! そんなこんなで始めた偽島。何をやってよいか。どこに楽しみを見出したらいいか。 全然分かりませんでした。 そんな中、ふらふらーっとしていると、コミュの中にいくつかに文章系を発見。「これだ!」 もともと、趣味程度で小説を書いてたりしたので、偽島の自由度の高い設定性と相まって、この分野で遊ぼうと思いました。 目標は毎回の日記更新と、物書きランキング二桁キープ! 途中、週二更新の時は辛かったですけど、今は週一更新でなんとかなってます。あれ、後で週二に戻るんだっけか……。 しかし、最近の日記クオリティが下がっているのが、自分で納得いかない。書くのがいつもギリギリ、チキレ状態もいいとこです。見直しも十分な思考もできてない状態で載せるのは情けない限り。 でも載せること、続けることを止めたらそこで終わってしまいそうだから、意地でも載せる。 っと、言っている間にも、もう宣言締切寸前じゃあないか! 来年は年明けから新年度に渡って忙しそうだから、これまで通り偽島の更新をしっかり出来るかどうか、自信はない。が、やれるだけ、やれたらと思う。 ではでは。 もう世間は年末まっしぐら。寒い季節と御時勢ではありますが、風邪など引かぬよう、良いお年をお祈りしていますね。 P.S 年内になんとかしてプロフ絵描き直して、アイコンも作ろうかと思ったけど……無理でした。くっそー、画力欲しいな画力。 一応文章メインで、絵の方も少しは練習しているんだけど、如何せん。なかなか思うようには上達しないね――って文章もそうか! っし。なんとかかんとか、3000字に届きそうなので、ここらで筆を置くこととします。来年こそは、ほかの文章書きさんと友達とかになってみせるぞっと。 ◇レンタル◇ NO.989 アンジェリカ・ラッセルさん No.1752 ソニア・スパルタクスさん No.1850 ファルシリア=ノーエンさん
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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長編日記倶楽部 |
琵姫(19)からのメッセージ: 琵姫「日記で山猫×3を呼んだら見事に現れた。 予告通りで嬉しい反面、ソロで勝てるのだろうか?」
琵姫「おお? なんだか誤爆が飛び交ってるのかな? チキレになると送信先を間違いやすい、皆よく確認しよう。」
琵姫「日記保管庫は需要あるんじゃないかな。 長編となると、最初から見てる人じゃないと、途中の日記を見て『いいな』と思っても物語を把握しきれないしね。>魅月さん」
琵姫「うちの日記は常にストックがない状態だよ。 さすがに何年も日記を書いてると、アドリブ型で慣れてしまうらしい。>九郎さん」
琵姫「時間に余裕があると思うと、ついギリギリまで行動しなかったり他の優先させたり・・・結果、週1の方がチキレが多くなる、かも。>クレアさん」
琵姫「うちの背後の聴く音楽は雑食でね。 気分によって邦楽洋楽オーケストラゲームBGMボカロなど、ジャンル問わずに日記内容に合うテンションのものを流しているよ。<小春さん」
琵姫「えぇと、クリスマス(という語句の入った)日記は・・・ナコ(980)さんを含め、クレア(96)さん、魅月(259)さん、ゴーテ(1311)さん、七折(1502)さんかな。>ナコさん」
琵姫「うちみたいにBlogでクリスマスネタをやってたかもしれない人は捕捉出来ていない、すまないね。」
クレア(96)からのメッセージ:
クレア「遺跡外のシステムですか……
クレア「逆に遺跡内の出来事はせいぜい
クレア「例えば4日冒険して1日遺跡外に居る、というのは
クレア「そんなこんなで大体の負傷は
クレア「ああっ、メタル系BGMの被害者がここにも!
クレア「ネタさえ決まれば案外筆は一気に進みます
アルディン(237)からのメッセージ:
魅月(259)からのメッセージ:
九郎(304)からのメッセージ:
小春(508)からのメッセージ:
ラピス(952)からのメッセージ:
後2話書ければ……一回休憩できるような気がするわ……
七折(1502)からのメッセージ:
七折「いつもは音楽聴かないで書いているのだけれど、今回の後半は聞きながらだったわ、意外に筆が進んでよかった」
七折「長い間書いている人だと、書くときの環境を決めている人もいると思うわ、たまには変えたりしてみると新しい発見があるかも」
七折「一度車の中でやってみたけど……酔った覚えしかないわ、電車とかだといいのかしらね」
るる☆のの(1578)からのメッセージ:
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突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
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文章が好き! |
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Main |
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マジックミサイル に技回数を 2 振り分けました! ボロウライフ に技回数を 2 振り分けました! マジックチャージ に技回数を 2 振り分けました! ブラッドレイン に技回数を 2 振り分けました! ライトニングブラスト に技回数を 2 振り分けました! ブレッシングレイン に技回数を 2 振り分けました! ホーリーライト に技回数を 2 振り分けました! ウーンズ に技回数を 2 振り分けました!
ItemNo.9 雑木 を捨てました。
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 7 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 10 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 8 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 7 ) 訓練により 魔力 が 23 上昇しました!(能力CP - 23 )
ファル(1850)から ただの枝 を受け取りました。
パンくず を買いました。(- 0 PS)
ファル(1850)に、 白石 を消費して 紺のマント に効果付加し、 祝福LV1 を付加してもらいました。 B1F F-20 魔法陣〔シリウス浮ぶ河〕 に移動しました!
F-19 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
月華(778)の声が届いた: 月華「合成はいらんかね〜? 伝言よろしく〜〜」
あきら(730)の声が届いた:
ソレイユ(429)の声が届いた:
犬?猫?兎?ライカ(337)の声が届いた:
しゃうたん(2268)の声が届いた:
ルー(2200)の声が届いた:
クレさん(1807)の声が届いた:
しろ(1629)の声が届いた:
ぐりにぃ(1493)の声が届いた:
小鳥(1413)の声が届いた:
Theo & Sui(1375)の声が届いた:
猫(1015)の声が届いた:
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Next Battle |
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B1F J-19 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第9回 第11回) |
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ENo.2043 クリソベリル |
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ENo.1850 ファルシリア=ノーエン |
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[PL] 天野しき |
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