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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「終わったねぇ。」 島から押し流す波がなくなった頃、ラルゴの肩の上に乗っているビリオーザが一言、誰に言うともなく発する。 その一言には様々な思いがこもっていた。 ビリオーザの願い、それはケサの母を生き返らせる事。 願いを叶えると言われる宝玉があればそれが出来ると思っていた。 しかし、島で情報を集めているうちに宝玉にはそんな力は無いのだと知ってしまった。 そんな時に現れた火耶という少女を見て思いついた新たな可能性。ケサの母の魂を救い転生させる事。 ケサの母の魂は、産んだ直後に別れさせられたケサの事が心配で、死してなお現世に留まり続けている。 救うにはケサの元気な姿を見せるしかない。しかし、今までは何も知らないケサを連れていく事は出来なかった。 だが、今は…… 「ケサ、お墓参りに行こうか。」 「そろそろあんたのお母さんを安心させてやらないとね。」 ケサには前に、生まれた経緯も実の母がどのような人だったかも話してある。 まだ会わせるには早い気も少なからずしたが、自身の過去を受け止めたケサなら大丈夫だろうと話を切り出した。 「えっ?おかあさんのお墓!?」 ビリオーザの突然の切り出しにケサは驚いた。 「そうだよ、あんたもこの島に来て大きくなったしね。」 「おかあさん……。」 ケサを心配し未だ現世に留まっている母の姿を思い浮かべ、ケサは切なくなり俯いた。 俯いたケサの頭にラルゴがポンと優しく大きな手を置く。 「ラルゴ、ありがとう。」 大きな温かい手が少しケサの気を紛らわせてくれた。 ■■■■ケサの思い■■■■ みんなどこに行っちゃったのかな…。 ビリオーザとラルゴ以外に知っている人がいなくて不安になっているところへ一つの声が届いた。 「ケサちゃん!」 アンジェリカちゃんの声だ! ずっと一緒にいていつも聞いた声、聞き間違えるはずがない。 声の聞こえた方向に振り向く。 振り向くと見覚えのある太陽のような金色の髪と炎のように赤い髪が海の青に揺られている。 「アンジェリカちゃんと火耶ちゃん!無事だったんだ、良かった!」 嬉しくなって精一杯に手を振る。 「ケサちゃん、とりあえず、あの島に上陸しようよ。このままずっと海の中にいるわけにもいかないし。」 アンジェリカちゃんの声は波の音が邪魔で全部聞こえなかったけど、指さす方向に島があるから言いたいことは分かった。 「うん、分かった!あの島だね!」 アンジェリカちゃんが指さす島へ泳ぎ始める。 フローラおねえちゃんはどこにいっちゃったのかな? あの島に行ったら会えるかな? 島に上陸してアンジェリカちゃんと火耶ちゃんと合流した後、すぐ三人でフローラおねえちゃんを探す。 「フローラお姉ちゃんどうしたんだろう。海水に浸かってて大丈夫なのかな・・・」 アンジェリカちゃんの心配そうな声。 フローラおねえちゃんは植物さんの苦手なものは苦手みたいだし、わたしも心配…。 すると… 『海の中に生える植物もあるからね。』 フローラおねえちゃんの声だ! けど、どこにいるんだろう? 声が聞こえた方を見ると緑色の不思議な水たまり。 『時間も無いので挨拶だけ。じゃ。』 不思議な水たまりから、またフローラおねえちゃんの声がまた聞こえる。 この水たまりはフローラおねえちゃんに通じているのかな。 そう考えている間もなくフローラおねえちゃんはさよならを言っていた。 「あっ、待って!フローラおねえちゃん最後に1つお願いっ!」 慌てて緑色の水たまりに両手を合わせて頼み込む。 もうちょっとお話したくて引き止めちゃったけど何かないかな……あっ! 「みんなとの思い出に、フローラおねえちゃんとアンジェリカちゃんと火耶ちゃんとわたしの分のお花お願いしたいのっ。」 「どんなお花が良いかはまだ思いついてないんだけど……。」 咄嗟に思いついたこと。 けど咄嗟だったから、どんなお花が良いかまでは思いつかなかった。 『花‥。それじゃあ。』 少し間を置いて、緑色の水たまりの中から、紫色の花がいくつか浮かび上がってくる。 「フローラおねえちゃん、ありがとう!絶対に大切にするよっ!」 そっとお花を拾い上げ大切に、いつも使ってる本の中へ挟み込む。 『アスター、よりはシオンの方が通りが良いかな。今の状況には合うんじゃない?』 『追憶、あなたを忘れない、と言った花言葉がございますね。』 アンジェリカちゃんもシオンをそっと拾いあげる。 フローラおねえちゃんの声だけでなく、エンターニアさんの声もする。 ということは、この不思議な水たまりの色はエンターニアさんの緑色なのかな? そんな事を考えている内に水たまりは今にも土の中に消えてしまいそうだった。 「フローラおねえちゃん、エンターニアさん、ばいばいっ!今までありがとう!」 水たまりが消えそうな事に気付き、慌ててさよならと今までのお礼を叫ぶ。 「エンターニアさん、フローラお姉ちゃんによろしく伝えてね。今までありがとうって」 アンジェリカちゃんも慌てて叫ぶ。 けど、不思議な水たまりがあった所はなんの変哲もないただの地面に戻ってしまっていて…。 わたしとアンジェリカちゃんの呼びかけに返事はなかった。 本に挟んだシオンを手に取る。 あなたを忘れない、島での思い出は楽しいことも悲しいことも わたしにとってかけがえのない、絶対に忘れたくない大切な思い出…。 不思議な水たまりが消えた後も少し待ってみたけれど、また緑色の水たまりは出てこなかった。 「フローラお姉ちゃんの声聞こえなくなっちゃったね・・・・ケサちゃん、このあとどうするの?」 「あたしはこのちびっ子についていくけどね!」 「何よ。火耶だってちびっ子じゃない!」 ちょっと考えてるとアンジェリカちゃんと火耶ちゃんの言い合いが始まってる。 「えっとね、お墓参りしておかあさんに会ってくるんだ。それでおかあさんにわたしは元気だよ安心してねって言ってくるの!」 アンジェリカちゃんと火耶ちゃんのやり取りがなんだかおかしくて、フローラおねえちゃんとお別れした寂しさも吹っ飛んじゃった。 「そっか。あの島でいろんなことがあったし、お母さんに報告も悪くないね。うん。悪くない。」 「あー、ちびっこアンジェリカ。さては、おかあさんに甘えたいとか思ってるんでしょ」 「違うもん!アンジェリカはまだ家に帰らないって決めたし!」 「やせ我慢しちゃってー」 「けど、お墓参りの後はどうしようかな…うん決めた!」 アンジェリカちゃんと火耶ちゃんが振り返る。 二人といるとやっぱり楽しい。まだ一緒にいたい気持ちがどんどん強くなって…。 「アンジェリカちゃん、火耶ちゃん、わたしも連れてって!」 振り返った二人に今の思いを伝える。まだ一緒にいたい。 初めて自分で決める今後の事。自分でもびっくりするぐらい大きな声。 アンジェリカちゃんと火耶ちゃんがびっくりして顔を見合わせる。 「うん、一緒に行こっか。ケサちゃんと一緒だと楽しそう。」 「やめとけば。この子、ケサちゃんに頼られてると思ってつけ上がるよ」 えっと…アンジェリカちゃんと火耶ちゃんの返事がまっさかさまでどうしたら良いのかな? けど、反対されてもわたしは… 「火耶はちょっと黙ってて!」 「黙ってろ?何様!」 「アンジェリカ様よ!火耶が喋るとなんかむかつく!」 「誰がアンジェリカ様よ。この胸ぺったんこのちびが!」 「そっちこそちびっ子でしょ!」 「ちびっこでもあんたより胸はあるわよ!」 「胸があるんじゃなくって太ってるだけじゃないの!」 「何いってんの!どうみてもあたしの方がスレンダーでしょ!」 「スレンダーって言うのは緋魅とかフローラお姉ちゃんみたいな人のことをいうのよ!おこちゃま体型!」 「その言葉そっくりそのまま返す!それに緋魅は輪廻の輪に還ったんだから、もう呼ぶのはやめなさいよ!」 また言い合ってたアンジェリカちゃんと火耶ちゃんは黙ってにらみ合っちゃった。 深呼吸してもう一回。 「ずっと森に居たから島に来て初めてお外の世界見て、色んな人に会っていっぱいお話を聞いて…森のお外の世界の事もっと知りたくなったの!旅費はお小遣い貯めてたのがあるし、何か歌ってお金貰ってきたりもするし…だからお願い!」 また自分でもびっくりするぐらい大きな声。 そして、抑えらない思い。 「うん、一緒にいこうよ。あのね、私、ここから東の島に住んでいる叔父さんを訪ねようと思っていたの。ケサちゃんの森に行ってお墓参りを済ませたら、一緒に行こう。」 「ラルゴ、ピリオーザ、とめるなら今のうちだよ。…まぁ、当面は大勢でいるほうが安全かもしれないけどね。」 「やった!ありがとう!」 二人と一緒に行ける、嬉しさのあまり両手を万歳させ、ぴょんっと飛び跳ねる。 火耶ちゃんが言ったビリオーザとラルゴに何も話していない事を忘れて。 「アンジェリカちゃん、火耶ちゃん、よろしくねっ!」 嬉しさを抑えられず、ぴょんぴょん飛び跳ねながら2人の手を握る。 「アンジェリカちゃんの叔父さんが住んでる島って、どんなところなのかなぁ…えへへっ、今からすっごく楽しみ♪」 これから三人で行く未知の世界への期待に胸を膨らませる。 「やれやれ、私とラルゴはやる事があって一緒に行けないから、ケサが森の外に出るのはまだ早いんだけどねぇ。」 「とりあえず…一旦森に帰ってからかね。」 ケサ達の様子を見ていたビリオーザは困ったことになったといった表情で呟いた。 そして、なにやら危ない事を言っているアンジェリカとケサにラルゴが駆け寄った時。 「ちょっといいかい?」 ビリオーザが火耶を呼び止める。 そして純白の羽根を1つ、ふわりと火耶の手のひらに乗せた。 「これは幸運の御守りさ、持っておくと少し運が良くなると思うよ。」 「え?うわぁ、綺麗な羽根。これピリオーザの?すげぇ。ありがと」 「なに、これはお礼と将来ケサに似た色の髪をした人間と会うかもしれない。その時はよろしく頼むよ。」 「何かわからないけど、燃やさないようにしないとね。うん、大事にする。」 「ふふっ、私の羽根だから簡単には燃えないと思うけど、燃やさないようにしてくれると助かるよ。」 火耶の子供らしさを好ましく感じ、ビリオーザは思わずクスッと笑みをこぼした。 (少しだけ続く)
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Message |
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【パーティメッセージ】 ケサ(1650)「いっぱいお世話になっちゃったね。アンジェリカちゃんとフローラおねえちゃんのおかげで島でのこと頑張れて楽しかったよ!」 ケサ(1650)「最後のわがままも快く聞いてもらって本当にありがとう!」
ケサ「今回のわたしの日記はENo.989,1650,1789の3人の日記を一緒に見ると面白いかも!」
フェリア「私?
フェリア「やっぱり、自然の多いところは好きかなぁ。アミューズメント施設なんかも好きだし、なんだか自然と都会で両極端だけど」
フェリア「私も、他の人が言ってるのを聞いて知ったからなぁ……「やばい…」まで落ちることって、こういう時でもないとそうそうないもんねぇ」
フェリア「同じく……一緒にいた人はド根性と回避でなんとか1ターン目まで持ちこたえたけれど、私は非接触にすら入れず落とされちゃった……」
フェリア「……そして、そんないろいろがあった島も今は海の底、かぁ……」
フェリア「ひとまずおつかれさま、ありがとうね。またお話しようねー!」
月毛の白面ビシュク(818)の言ノ葉:
月毛の白面ビシュク「お茶でも飲みながら、ゆっくり冒険話でも…ね♪」
カノ(2150)からのメッセージ:
カノ「アスペディアは桁違いな相手でしたね」
カノ「それでは色々ありましたがお別れですっ」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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闇に寄り添う【闇霊】 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
召喚師。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
魔道図書室 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
英雄の故郷 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
文章が好き! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 ストレートパンチ に技回数を 8 振り分けました! フラッグ に技回数を 13 振り分けました! マジックミサイル に技回数を 12 振り分けました! ボロウライフ に技回数を 8 振り分けました!
レーズンサンド を食べました。
武具に フマラ を装備!
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訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 42 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 43 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 44 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 45 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 46 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 47 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 48 ) 訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 49 )
訓練により 聖歌 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 50 )
技 ダイアボリズム を修得しました!
アン(808)から 3001 PS 受け取りました。
アン(808)から 紅い雫 を受け取りました。
アン(808)から ハーベストムーン を受け取りました。
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Next Duel |
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遺跡外
【パーティのデュエル行動】* アンジェリカ(989) : 誰かに練習試合を申し込む アンジェリカ(989)の行動が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.1650 ケサ・リェース |
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ENo.989 アンジェリカ・ラッセル |
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[PL] ようかん |
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