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探索21日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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![]() ――話は、不思議な島に渡ってから19日目に遡る。 *** その日も太陽は忌々しく空に在って、レンガ敷きの道路でもないのに、地からは陽炎がただよっていた。 時折吹き抜けてゆく風も、けして心地よいものではない。 ぬるい風は清涼感を与えてくれもしないのに、かと言って止むとじっとりとした熱気を実感させてゆく。 熱い空気の層が、身体にまとわりついて離れてくれない。 ――不快だな 探索に出向こうと、遺跡に向かって歩きながら青年は心の内で呟いた。 暑いと言う言葉を何度口にしたか解らず、口に出したところで和らぐ事がないのは解っていた。 それでも呟かずにはおれずに呟けば、傍らにいる兎が、夏ですから暑いのは当たり前です、と切り返してくる。 そのやり取りを何度かして、遂に折れたのは青年の方だった。 何時しか、暑い、だるい、不快、と言った言葉を吐くのをやめて、無言で額の汗を拭うようになった。 吐くのをやめたと言うよりは、口に出すのも気だるくなったのかも知れなかった。 『マジョ、何か美味い物が食べたい』 青年が唐突に言ったのは、遺跡に入って半時ほど経った頃だった。 奥に歩いて行けば行くほどひんやりと涼しい遺跡内で、幾らか元気を取り戻したようだ。 「美味しいものったって、一体何があるんです? 何が食べたいのです?」 兎は青年を見上げながら言って、私だって栄養をちゃんと考えてるんですよ、と小さくごちた。 『蟹が食べたい…』 青年は力なく呟いて、遥か前方を仰ぎ見て足を止めた。 兎もそれに倣うように足を止めて、同じように遥か前方を仰ぎ見た。 ――闇がざわめく。 暗闇に潜む陰。 闇の中でも存在を感じさせる何か。薄く光る目。 ざわりと肌を伝ってゆく緊張感。 敵か、と身構えるよりも早く、何かが襲い掛かってきて―― *** 「だから、団長に任せるのは嫌だったんですよ!!」 テントから怒声が響いた。 声の主はテントの主ではなく、その従者らしい。 「どうして遺跡に入る時に、敵の出現度を変えたんです! しかも、たいした作戦も立てずに突っ込むだなんて…!!」 保護者のように叱り飛ばす兎の視線の先には、テントの主である青年が正座をさせられている。 その服は戦闘後らしくぼろぼろで、腕には血の滲んだ包帯を巻いていた。 傷は全て処置済みだが、軽い擦り傷は随所にある。 『いやぁ、だから、うっかりと…』 「今日はこの程度で済んだから良いものの、今度はうっかりじゃ済みませんよ!」 反省していない口ぶりに、兎は更に叱り飛ばした。 『……次から気をつける。…気をつけるから』 しゅんと項垂れる青年を見て、兎は小さくため息を吐いた。 今度こそ、反省してくれただろう。きっと。 「今度からは慎重になってくださいね。 大きな蟹は2体同時に戦わないこt」 『そうだ、蟹だ!』 「Σえ!?」 青年はがばっと顔をあげると、瞳を輝かせて兎を見つめる。 …始末の悪い目だ、と、兎は一念に思う。 『蟹だ、蟹!俺が食べたいと思っていた蟹! あれを捕らえて蟹鍋にするぞ!』 「Σ蟹鍋!?え、その発想は一体どこから…」 『あぁ、夏だから鍋は…って思ってるんだな? 問題ないぞ、マジョ! これから季節は秋になる。ノープロブレムだ!』 こうなると、何を言っても取り合ってもらえない。 兎は更に肩を落として、更に特大のため息をひとつ。 「…じゃあ、大きなお鍋が必要ですねぇ…」 鍋の用意も、どうせ自分がやることになるのだろう。 今から色々と準備をしておかなければ。 …あぁ、手間がまた増える…。 『明日も蟹と戦うぞ、マジョ!そして翌日は鍋だ!』 青年はうきうきと蟹鍋への期待を膨らませて、 兎はぼんやりと宙を仰ぎながら故郷へと思いを馳せた。 「勝てると良いですねぇ…」 *** そして、渡島21日目。 『マジョ、今日はとうとう決行日だ!!』 青年はニッと笑んで、大きな蟹を両手で掲げた。 まだ生きている蟹は手足をわさわさと動かして、青年はそれも気にせず掲げ続けている。 「…まさか、本当に蟹を捕らえられるとは…」 兎は呟きながらも、大きな鍋――どこから調達したかは解らないが――を運び込んできた。 小さな兎のどこにそんな力があるのか、兎は大きな鍋を軽々と置く。 「材料は全部切ってあるので、あとは煮込んで味付けをするだけですよ」 材料を盛った籠を、手際よく鍋の周りに置きながら言う。 青年はそれに大して、あー、うん、と生返事をして、相変わらず蟹を掲げていた。 「…そんな、わっしょいわっしょいお祭みたいな事していないで。 蟹入れてくださいよ、鍋に!」 『ん?あぁ、そうだな!いやぁ、嬉しくて。 鍋も久しぶりだしな〜』 へらりと笑んで、蟹を鍋に投入する。 青年は鍋の前に座り込みながらその様子をそわそわと見て、それから何かを思いついたように立ち上がった。 青年はそのままテントに入っていったかと思えば、すぐに何かを手にして戻ってきた。 手にしていたのは鮮やかな緑の野菜の葉のようで。 青年は無造作にそれを鍋に放り込んだ。 「Σえ、今、何を入れたんですか!?」 野菜なら用意してありますよ、と叫びながら問う兎に、青年は答えようとしない。 兎はそれでも、何を入れたのかと問うが、やはり青年は答えてはくれなかった。 何時しか兎も問いただすのを諦めた時、青年がぼそりと呟いた。 『…そういえば、歩行雑草の頭部って食べられるんだよな』 耳の良い兎はその言葉を聞き逃さず、頭には即座に「闇鍋」と言う言葉が浮かんだ。 「団長、これ、蟹鍋って言うより… …闇鍋って言いませんか?」 そう言えば団長は、闇鍋っていう技を習得してたような。 兎は嫌な予感をひしひしと感じつつ、鍋の心配をする。 こんなに大量の鍋を、しかももしかしたら歩行雑草入りのものを…誰が食べるのだろう。 鍋はぐつぐつと音を立てて、そろそろ蟹は――具は、良い具合に煮えた頃だろう。 (以下次回)
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】![]()
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | もっと絵が上手くなりたい |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | サーカス団 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | なんでも許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | とりあえず、お絵描きが好き |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Main |
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雪花(35)からの生産行動を許可しました。 ダナス(1846)からの生産行動を許可しました。
ボロウライフ に技回数を 2 振り分けました!
トンカツのトン抜き を食べました。
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訓練により 魔力 が 22 上昇しました!(能力CP - 24 ) 訓練により 魔力 が 23 上昇しました!(能力CP - 26 ) 訓練により 闇霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 闇霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 ) 訓練により 闇霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 20 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 13 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 18 )
雪花(35)から 100 PS 受け取りました。
ルーチェ(136)から 125 PS 受け取りました。
雪花(35)に 蟹の殻 を渡しました。
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS)
ダナス(1846)に、 質素な保存食 を 質素な保存食 に合成し、 白い枝 に変化させてもらいました!
雪花(35)に、 白い枝 から 碧色のトランプ という 魔石 を作製してもらいました。(- 120 PS)
ダナス(1846)の所持する 桜貝 から 火竜の瞳 という 装飾 を作製しました。
パンくず を料理し、 揚げパン(抹茶) をつくりました。 珊瑚 を解放してあげました。
ポッポコ の 体格 が 10 上昇しました。(-23CP) ジャイアントタラバ をペットにしました! B1F J-22 魔法陣〔透明な姿〕 に移動しました!
I-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
Jr.(1753)の声が届いた:![]()
リヤン(2018)の声が届いた:
フェン(163)の声が届いた:
ギュス様(544)の声が届いた:
ちょろ(820)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F J-20 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第20回 第22回) |
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ENo.163 フェングリーク |
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ENo.1753 レッド・ロック ![]() ![]() |
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[PL] 明 |
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