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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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虹色天幕って知ってるかい? 昔、島や遺跡や学園で粋に暴れ回ってたって言うぜ。 今も世ン中荒れ放題、 ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ。 どっちもどっちも……どっちもどっちも! 最終話『我ら虹色天幕のために』
いつも通り安定した傍若無人ぶりを発揮するマコト。 マコトが金属バットで指し示した先には本を抱えた少年。 荒ぶるマコトとは対照的に、これから戦闘が始まるとは思えぬほどに 本を抱えた少年落ち着き払っている。 と言うよりは、冷めている。ややもすると投げ槍にすら見えるほどに。 「この先は君たちの未来じゃ・・・ ・・・ない。」 そのセリフが癇に障ったか、カリッザが眉間に皺を寄せる。 「言いたい事はそれだけだな?」 全く反応を見せない本を抱えた少年に更に苛立ちを募らせた様子のカリッザが、 その苛立ちとは裏腹に淀み無く弓矢を番える。 「んー…なんつうか、さァ…お前、邪魔だよ」 人に呪いを向けてこそ力を発揮する怪力乱神の持ち主たるカリッザ。 その危険性にようやく気が付いたか、本を抱えた少年がカリッザに視線を向ける。 が、その時少年の目に飛び込んだのは、すぐ眼前に立つマコトであった。 マコトは手首の紋様から火の付いたタバコを取り出すと、少年の手に押し付けた。
戦闘を早く終結させるためという狙いがあってのことであろうが、 マコトの口の端に浮かぶ歪みは決してそれだけのために生じたのではあるまい。
マコトがスッと身を逸らすと、その陰から飛ぶ二本の矢。 隠され放たれた矢を避けること能わず、二本の矢は少年の左手を深々と貫いた。 それでも苦悶の表情一つ浮かべぬ少年だが、痛みへの反射かすぐさま飛びずさり防御の姿勢を取ろうとする。 と、逃げたはずのその場で、少年が背中から血を噴く。 ラルフのファントムレイザーである。 マコトとカリッザが動いている裏で、巧妙にも不可視の刃は仕掛けられていたのだ。 別段打ち合わせするでもなく、マコトとカリッザは少年を、ラルフが設置したファントムレイザーの元へと誘った。 まさに阿吽の呼吸。以心伝心。 アイコンタクト、筋肉の動き、数十日共に戦闘して培ったコンビネーションはここに完成を見ていた。 逃げれば逃げるほどに深みにはまる。 それこそ蟻地獄の如きファントムレイザーは次々に少年を刻み、刺し、 それを逃れようとすればカリッザが矢で牽制し、また罠へと引き戻した。 しかも、マコトがタバコを押し付ける際に少年に注入したウイルスは疫病となって少年の体を蝕む。 最初に矢を浴びせられた直後はどうにか反撃を試みた少年だが、次第にページをめくることもできなくなっていく。 その様を確認し、マコトは勝利を確信した。 + + +
52枚のトランプのカードにアスペディアを含む52体の偽葉の情報を写し取る。 激戦が繰り広げられる裏で、Rouge et Noirの任務は遂行された。
るる☆ののを操るプレイヤーは愛堂橙馬。 プレイヤーとなって僅か5日ながら、前任者であるマコトを凌ぐカード捌きを見せ、任務を成功させた。
偽葉はとうとう全て散った。 最後の偽葉たるアスペディアを引きずり出し、取り込む。 本来ならば自力でアスペディアを倒し、その上で取り込むはずであったろう。 しかし、マコトには遂にそれを為すことができなかった。 そもそも二段構えの作戦であったのか、ピンチヒッターとして愛堂が召し出されたのか、 或いは途中で目的が違ってしまったのか、 虹色天幕上層部がどのような意図を以て作戦行動を開始したのかは杳として知れないが、 兎にも角にも、愛堂とるる☆ののは与えられた仕事を確実にこなした。
ユグドラシルの傍に残っていた者たちも、順次遺跡外へ転送されていく。 しかし、愛堂やるる☆ののは転送されない。 保護されるのは招待客のみ。 招待状もマナも持たぬ闖入者にはVIP待遇などは望むべくもない。 それこそ異物としてクリーニングされるであろう。
緊張感の無い会話が続くうちに、ユグドラシルに異変が起こった。 ユグドラシルが割り箸の如く真っ二つに割れ、崩れ落ちたのだ。
倒れたユグドラシルの断片から、無数の虫がカサカサと逃げ出しては姿を消していく。
円盤型の自律型小型殺人兵器ではない。 コンピュータ・プログラムの欠陥のことを指す意味でのバグ、 虫という意味の英単語であるバグ(bug)、 ユグドラシルを異常たらしめていたバグはまさに語源たるバグでもあったのだ。
このままでは蟲どもと共に洗浄されかねない。 言うが早いか、それこそ虫たちに紛れるように、愛堂らも姿を消した。 + + + 愛堂らが無事任務を終えた頃、本を抱えた少年を血祭りに上げ、マコトらは意気揚々と次なる敵、紡ぐものの元へと向かっていた。
以前、二期と言われたリセット以前の島に於いて、マコトは紡ぐものと交戦し、敗れている。 かつて敗れた敵へのリベンジに向けて闘志を燃やすマコト。 そのために様々な対策も練った。 非接触フェイズで放たれる閉ざされし扉を防ぐために技の伝承、防具の作製。 これをまともに喰らっては一巻の終わりだが、逆にこれを防ぎ切りさえすれば勝算は十分。 勝利を手にすべく、改めて算段をめぐらすマコト。
周囲の空間がぐにゃりと歪む。
幾度も味わったその感覚。 マコトの脳裏に浮かんだ答えと、身の上に起こった現象は見事に符合した。
遺跡外への強制転送。周りには大勢の探索者。恐らくは全員が集められたのであろう。 榊のアナウンスの後、皆が一斉に波で流される。 遠目に、波の間に間に島が沈んでいくのを見つつ、マコトは大陸沿岸へと流されていった。 + + +
ビーチパラソルの下、カリッザお手製のジュースを飲みながら、マコトは双眼鏡で島の完全沈没を確認する。 総じてお祭り好きの探索者たちが一斉に流れ着いた浜辺は恰も海水浴場さながらの賑わいを見せていた。 マコトも多分に漏れずこの状況を満喫している。
二度敗れた敵に対してリベンジを行えなかったことに関して歯痒くは思うものの、 復讐を果たさねばならぬ仇などということでもない。 そんなことよりも師たる愛堂が自身の行ってきた仕事を引き継ぎ、見事な成果を上げたことを、 喜ばしく、また誇らしく感じていた。 上手く襷を繋ぐことができた、良いトスを上げることができた。 しかも、受け取ってくれたのは自身の尊敬する師である。 師に対する過度の依存が自己のアイデンティティの崩壊に繋がると言い聞かせ自制しながらも、 マコトは愛堂の成し遂げた成果を、まるで我がことのように喜び、ほくそ笑んでいた。 「あの・・・姐さん。」 カリッザの声が夢見心地なマコトを現実に引き戻した。
「いやァ、もう遺跡も無くなっちまったし、これからどうすりゃ・・・」
「え?ちょ、姐さん!?」 「フフフ・・・」 「おい、ちょ、ラルフ君まで・・・」 南には燦々と輝く太陽、青く広い海。夏はまだ、始まったばかりだ。
島での激戦は終焉を迎え、暫し安らぎの時が訪れた。 しかし、吹き溜まりの最低野郎たちには、ぬるま湯に浸かり続けることなど許されない。 富か名誉か野心か愛か。人の根は悪の根。人の世の続く限り、彼らは歴史にその姿を現す。 虹色天幕第1578章第1節『そして虹色天幕のために』 栗鼠ゲの歴史がまた1ページ・・・
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Message |
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【パーティメッセージ】 マコト(1578)「二人ともお疲れさん!また一緒に仕事する時は宜しゅうな!」
ニコラ「お久しぶり! ……になっちゃった、ご免なさい」
ニコラ「何だかこんなことになってしまったから、ご挨拶を、と思って」
ニコラ「色々愉しいことを教えてくれてありがとう、お姉さんたち」
ニコラ「――それじゃね!」
ヴァル(1073)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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長編日記倶楽部 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
偽島超人タッグトーナメント(肉) |
うめ&わん太(49)からのメッセージ: わん太「替えダマンから『ゲェーッカエダが超人として登場だとーっ』ってなったひとは病院な、はい)」 わん太「わんわん(そんなわけでいよいよこのコミュも最終回です。思えば長かったですね、当初は10月中に決着がつくかどうかとか言ってたような気がしますがまさか偽島と二世がこんなにまで延びるだなんて誰も予想していませんでしたよ。予想だにしませんでしたよこんなに延びるなんて……と感慨にふけったりしながらいつものです)」
>無敵の時間超人
>二世は見逃してもあらすじだけでだいたいわかる
わん太「わんわん(そんなわけで復活は9月らしいですね、はじまっても3更新ぐらいはステルスするつもりなので遅れるでしょうけどきっとどこかで復活するでしょう……でも待ち切れないなら誰かがコミュ立ててもええんやで)」
レド(92)からのメッセージ:
むし(389)からのメッセージ:
聖(463)が来たぞー!逃げなきゃ投げられるぞー!!:
聖「いやまあ予想の範疇でしたけど、ええ」
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えいが部 |
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NANDEMO許可! |
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レンタル宣言 |
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文章が好き! |
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絵を描くのがだいすき |
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リスゲオン+ |
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偽島マッチメーカー |
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Main |
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マイクでランキングにコメントしました!
技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。
じっくりコトコト一晩煮込んだシチュー を食べました。 鴬語花舞 を忘れました。(上位CP + 60 )
武具に 青春金属バット を装備!
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訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 49 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 50 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 51 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 52 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 53 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 54 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 55 ) 訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 56 )
訓練により 薬物投与 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 57 )
上位技能 効果消去 を修得しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.1578 虹色天幕内 愛堂橙馬門下 榊丹 |
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ENo.1954 ラルフ=ウィステリア ENo.2145 カリッザ |
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[PL] 黒騎士@虹色天幕 |
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