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探索73日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「・・・美味しい!」 初めはワインかと思ったが、それはふんわりした甘さの中に、心地よい酸味がほのかに感じられ、わたし好みのよく冷えた優しい口当たりのお酒だった。 これは何の果実かと言うと・・・。 「これってイチゴのカクテル、だね」 「そうじゃ、お主の好みの果実らしいからのぅ。しかしお主はまったく疑い無く口を付けるのぅ、何か入っていたらどうするつもりじゃ」 エリエスヴィエラさんは呆れたように笑い、自分の手にしていたグラスに口を付ける。 しかしよく見ると、わたしの飲んでいる明るい色のイチゴカクテルと違い、エリエスヴィエラさんの飲んでいるものは同じ赤でも暗い感じの――赤黒い色合いをしている。 「エリエスヴィエラさんは何を飲んでいるの?」 「ああ、これはじゃな。人の処女の生き血 じゃ」 ブフーッ!! 机の上で話を聞きながら胡桃を齧っていたりっちゃんが、勢いよく口から胡桃のカケラを吹き出した。 「オマエ、いつもそんなの飲んでいるのかよ!」 「冗談じゃ、これはブラックベリーのカクテルじゃよ。甘いのは好かんのでのぅ」 「な、なんでぃ、驚かせやがって」 「何度か飲んだことがあるが、処女であろうが童貞であろうが、生暖かい上に鉄臭くてとても嗜好出来るものでは無い。 ヴァンパイアの奴等の味覚は変だと思わぬか? のぅ、銀雪を纏いしモノよ」 「えっと、わたしは飲んだことが無いから判らないかな・・・」 「何度か飲んだのかよっ! 生温いって、直接飲んだのかっ!! なふゆもまともに答えてるんじゃねぇ!!!」 そんな小動物のツッコミも、魔王は何処吹く風といった感じで、 「さて、ではこの地の・・・いや、まずは世界の律について話そうかのぅ。 まず一言で言ってしまうと、\x87\x80災厄\x87≠ヘ我々とは違う次元に在る存在なのじゃ」 「・・・次元って何でぃ?」 「やっぱりそこから話すしか無いかのぅ」 魔王は小さくため息をもらした。 「大抵の世界の生物は三次元まで認識することが出来るのじゃ」 「えっと・・・縦・横・高さ、三つの空間の広がり方が判る、ってことだよね?」 「ほぅ、その通りじゃ。直線なら一次元、平面なら二次元、立体なら三次元。ここまでが小さきモノよ、お主が認識出来る次元になる」 「ふむふむ・・・つーことは四次元以上もあるのか?」 「小さきモノよ、お主も思ったより物分りが良いのぅ。如何にも、幾つかあるが一般的には四次元になると『時間』が追加される。 俗に言う時空というヤツで、この島も四次元の中を漂っていて、時折具現化するのじゃ」 「時間か〜、ちょっと想像しにくいなぁ・・・」 りっちゃんは二つめの胡桃を手に持ち、明後日の方角を見上げる。 「それは要するに、どんな時にでも、どんな処にでも、出て来れるっていうこと・・・」 わたしの口から思わず漏れ出た言葉を聞き、エリエスヴィエラさんは感嘆したように、 「正しくその通りじゃ。島が具現化し、無数の世界と連結・結合――ワシは『扉が開く』と表現しとるんじゃが――する時だけこの島に入ることが可能になる。 しかし時間軸が他の世界とは一定しないので、A世界では1年後に開いたとしても、B世界では20年後かも知れんし、 C世界では10年前に開くことも起こり得る。判るかのぅ?」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ボーっとしていた小動物に魔王が笑みを向ける。 「いや、何とか言ってることは判った気もするけどよ。それより、なふゆがこんなにも難しい話に付いていっていることに驚いたぜぃ・・・」 「う〜。りっちゃん、また何か酷いこと言ってるでしょ」 むくれるわたしを見て、エリエスヴィエラさんは笑い声を上げた。 「そんなに不思議なこともあるまい。コヤツは本来、肉体を持たぬ精霊。精霊界はこの物質界とは違い、距離や時間とは無縁だとか聞くから、ある意味別次元の生物なのじゃ。 そして物質界と精霊界を行ったり来たりしているのに、この程度の律を知らぬ方が可笑しなことというものよ」 いくら記憶を失っていたとしてもな。最後にそう付け加え、エリエスヴィエラさんはグラスの中身を口に運ぶ。 確かにわたしは自分の名前も忘れていたけど、気象のことや雪の降らし方は覚えていた。 以前、誰かに「生まれ持ったモノ――本能だけは忘れてないんだね」と言われたことがあるけど、これもそうなのかな。 「でよ、その扉ってのはどんな時に開くものなんでぃ?」 「それは【主】のみぞ知る、としか言いようが無いのぅ。そしてそれについてワシらに計り知れない以上、詰まる所、気紛れみたいなものじゃ」 「『紙の味噌汁』ってヤツか・・・」 何処と無く呆れ顔の魔王には、りっちゃんの呟きは聞こえなかったようだ。 「確かに大抵は気紛れだが、前々時代の時のように\x87\x80災厄\x87≠ゥら対抗するため、招き入れるために扉が開くこともある。たとえ敵わぬかも知れぬ存在が相手だろうとな」 「ふむふむ・・・だけどよ、今アンタにもいつ開くか判らないって言ったが、その\x87\x80災厄\x87≠ニやらが来た時に扉が開いたのも、たまたまなんじゃね?」 ビシィッ。 そのりっちゃんの疑問に、わたしにはエリエスヴィエラさんが固まる音が聞こえた気がした。 「・・・エリエスヴィエラさん?」 魔王はギギギギッと全身が凍り付いたかのように鈍った動きで、 「い、いや。【主】には、ワシの想像も及ばない深い考えがある、あった・・・はずじゃ・・・」 よく判らないが、りっちゃんはまずい所に触れてしまったのかも知れない。 りっちゃんもそれに気付いたらしく、 「ち、ちなみによ。もし島に\x87\x80災厄\x87≠ェ来なかったら、どうなってたんでぃ? その場合は適当な場所にでも行ったのか?」 「あ、ああ。その時は別の世界に降り落ちていたことじゃろうな」 気を取り直したのか、魔王は幾分かホッとしたように見える。 「そうなったら、その世界はどうなったの? \x87\x80災厄\x87≠チて言うから、あまり良いことにはならないと思うけど」 「そうじゃな、対象の世界にもよるが・・・」 魔王はいったん言葉を言葉を区切ると、 「ま、その世界は滅びていたじゃろうな」
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Message |
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フィリス(1072)からのメッセージ: フィリス「次の地へ旅立たれるのでしょうか、、、そんな折に突然の依頼を快くお受けくださりありがとうございました。貴方の行く先に幸多からんことをお祈りしております。」
今日はメッセージを送っていません。
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水霊同盟。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
長編日記倶楽部 |
マネッタ(1820)の愛: ファイ「皆さんはじめまして、たまには気分を変えて代役キャラによる進行でお送りいたします。」
ファイ「さすがに70回を過ぎると、同じキャラによる司会進行もマンネリ化しますからね。」
ファイ「えぇと・・・話す内容は・・・メモがどこかに・・・あっ、ありました。」
ファイ「ついに4種類目のサバスイベントが発生したようですね。 本人は宝玉を回収する気のようですが、本当に敗北で奪取されてしまうのでしょうか?」
ファイ「単なるトラップイベントなのか、意図的に宝玉を廃棄できるイベントなのか、それとも奪取は起こらないのか、気になるところです。」
ファイ「それとイベント内で『女神』という表現が出たのが気になります。 宝玉についても詳細な説明がなされていましたね、HOPE所属の綾瀬さんの説明とも合致しています。」
ファイ「そして気になるのは、この島の機能が失われ、最悪閉じ込められてしまう可能性もある、の一文です。 DAAのようにBAD ENDもあり得るということでしょうか?」
ファイ「こんなところでしょうか。 本日はファイの進行でお送りいたしました、次回も長編日記倶楽部を宜しくお願いしますね。」
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そだっていく、ちいさな草と葉。 〜千草〜 |
ミオ(1919)からのメッセージ: ミオ「明かりにあわせて、なにかが見えるように、してみるのかな。 似ているけれど、おまつりの季節にあわせて、 ちがうものを、うつすような明かりも、良いのかもしれないね。」
偽島一のおつかい海月ウメ(1659)は蛸ではありません。もちろん火星人でも。:
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Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 グリームビート に技回数を 8 振り分けました! カース に技回数を 8 振り分けました! ディム に技回数を 13 振り分けました! 萌えろ に技回数を 10 振り分けました!
現在の体調は いい感じ! |
Special Event! |
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スノー(708)に チョコ を渡しましたが見事に打ち上げられました。 そしてチョコはミズノ(1153)の手に・・・
ミオ(1919)から チョコ をもらいました!
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訓練により 魅力 が 28 上昇しました!(能力CP - 48 ) 訓練により 魅力 が 29 上昇しました!(能力CP - 51 ) 器用 を訓練するにはCPが足りませんでした。 器用 を訓練するにはCPが足りませんでした。 訓練により 気象 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 38 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 35 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 60 ) 訓練により 海市蜃楼 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 60 )
フィリス(1072)の所持する 黄金樹の欠片 から 光溢れる庭園の楽譜 という 装飾 を作製しました。
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Data (第72回 第74回) |
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ENo.107 銀雪を纏いしモノ |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 節季を謳いしモノ |
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