|
各種宣言を行なう >> |
|
探索17日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「地霊装飾」の宣言を確認しました。 「闇霊装飾」の宣言を確認しました。 「魔弾作製」の宣言を確認しました。 「動像作製」の宣言を確認しました。 |
 | Diary |
      
      |
|
橙に塗った和紙を骨組みに貼っていく。 いちまい、いちまい。 懐かしい風景を、頭の中に蘇らせながら。 私の育った街の催しに、火のお祭りがあった。 夏の盛りに、街の住人がみんな提灯を手に広場へ集まって、 先祖への感謝や秋の豊穣、冬の寒さを耐えられるようにと、祈りを捧げるのだ。 昔は単に蝋燭や松明の火を掲げていたものが、いつからか工夫を凝らした提灯やランタン、燭台などになって、 華やかな祭りを盛り上げる要素になっていったのだという。 私の師事していた装飾師の一門も、その時期はとても忙しくなる。 しかしその忙しさとは裏腹に、儲けはあまりなかったらしい。 愚痴を漏らす兄弟子に、それなら仕事をそんなに請け負わなければいいのに、と呟いたことがある。 それを聞いた彼は、ふっと黙ってから、優しい声色で言ったのだった。 『これは、年に一度の、気持ちを表す品だからな。そういうわけにもいかないんだよ』 私にはその時、彼が何を言いたいのかよく分からなかった。 その頃の私はただ工房で装飾を作るだけが仕事で、あまり表に出ることはなかったから。 だから本番の祭りに出て行って、暖色にけぶる町並みと人々を見ても、それほどの感慨はなかった。 ほんのときどき、自分の作った燭台を使っている人を見かけて、少し嬉しくはなったけれど。 ただ、それだけ。 この島にも、似たようなお祭りがあるのだと、このあいだ街を歩いたときに知った。 なんでも、火と花で神様を迎える祭りなのだという。 おそらく私の知らない人々が考えたのだろう。それともこの島に昔から伝わっている祭りなのだろうか。 けれど、そんなことは、多分、関係ない。 私にだって、神に祈る資格くらいは、あると思うから。 持ち寄る花はすぐに決まった。 同じ年代の同僚に、暇さえあれば女の子に声を掛けている人がいて、いろいろ教えて貰っていたのだった。 『おまえも女なんだからこういうことに興味を持てばいいのに』 なんて言っていた彼は、今どこで何をしているのだろう。 今もまだあの工房で装飾を作っているのか、それとも私のように自分の店を持っているのだろうか。 私は、一人前というにはまだ遠いけれど。 昔のことを思い出すと、胸がふわりと温かくなる。 こんなことに気付けたのも、多分。 亜麻の花を摘みに、外の草原へ。 この亜麻という草は、繊維にして織物にするとふわりとした柔らかい生地になる。 種から絞った油は、皮の飾りなどの仕上げによく使われる。 そんな、職人にはなじみの深い草なのだけれど。 花の一種として見たことは、実はあまりなかった。 紫がかった青い花は、まるで空の色を閉じこめたみたいで。 今まで気付かなかったなんて、装飾師としては失格かも知れない。 見上げれば、雲も疎らな深い青。 今夜は綺麗な星月夜になるのだろう。 仕事場の小屋に戻って、乾かしていた灯り装飾の出来を確かめる。 本当はステンドグラスで作りたかったけれど、そんな設備も時間もなかったから 今日は和紙で提灯のように仕上げてある。 橙色のホオズキを象った、小さな提灯。 茎を象った持ち手を持つと、ふるりと震えるように揺れる。 うん、悪くない、かな。 短い時間で作ったにしては、だけど。 まだ夜には時間があったから、少しの間、街へと挨拶回りに行った。 何人かの知り合いに会って、立ち話をして。 ついでに、亜麻の花を渡してみる。 怪訝そうな顔をする人にも、喜んでくれた人にも、 私の思いが届いたなら、いいのだけれど。 街で仕入れた材料を使って、細かい細工などをしていると、あっという間に時間は過ぎてしまう。 請け負っていた仕事を終えると、外はもう夜のとばりが降りきっていた。 真夜中までお祭りは続くということだったけれど、待っていても仕方ないから、 私は外へと飛び出した。 左の腕に亜麻の花束を、右手にホオズキの灯りを持って。 夜の街を、早足で歩いていく。 ふと思う。そういえば、いつかもこうやって街を歩いたっけ。 あの時は灯りもなくて、人の気配もなくて、 自分がどこに行けばいいのかも見失ってしまうくらいだった。 けれど。 今は、この灯りがあるから、私は見失わない。 そして、辿りついた広場には、香の匂いと、賑やかな音楽。 花火にけぶる空気の中で、笑顔の人々が踊っている。 橙色の蛍火と、ささやかに満ちる冷たい月光と、硝子の粒みたいな星の光。 どんな装飾でも、たぶん、再現することなんて出来ない。 ……もちろん、だからって諦める訳じゃない。 いつか、形になるまで、心の中にしまっておこうと思う。 楽しそうな踊りの輪に加わることは、まだできなくて。 でも、あんな風に笑顔を浮かべることが出来るようになりたくて。 そんなことを考える自分に、少し驚いてしまう。 こんな私になれたのは、この島にやってきたから。 ここで他人と接して、色々なやりとりをするようになったから。 たくさんの人がかけてくれた言葉。考えたこと。それが今を作っているんだろう。 だから私は、この花をあなたに捧げよう。 この島に住む全ての人と。ううん、この世界にある全てのものを、ひとつに表す神という存在に。 左手に抱えた花束を、私は抱きしめる。 ――――『あなたの親切に感謝します』
|
| Message |
|
ディーン(167)からのメッセージ： ディーン「いやいや、こちらこそ予定を崩しちまって悪かったぜ、本当に」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
|
| 大地の民（地霊コミュ） |
|
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| レンタル宣言 |
|
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| なんでも許可！ |
|
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| 文章が好きなんです、下手だけど |
|
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| 遺跡外の住人 |
|
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| Main |
|
|
技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 マジックミサイル に技回数を 9 振り分けました！ ペインソング に技回数を 4 振り分けました！ イーッヒッヒッヒッ に技回数を 4 振り分けました！ ローリングストーン に技回数を 5 振り分けました！
ItemNo.8 おいしい草 を捨てました。
現在の体調は いい感じ！ |
|
|
|
訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました！(生産CP - 28 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 14 ) 訓練により 音楽 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 15 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました！(上位CP - 13 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました！(上位CP - 14 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました！(上位CP - 15 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました！(上位CP - 16 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました！(上位CP - 17 )
上位技能 楽器作製 を修得しました！
氷倉(201)から 10 PS 受け取りました。
クライル(1010)から 10 PS 受け取りました。
神楽(36)から 魔法石の欠片 を受け取りました。
リジニ(1319)から 魔法石の欠片 を受け取りました。
ポーションSP40 を買いました。(- 20 PS)
おいしい草 を おいしい草 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました！ 質素な保存食 を ポーションSP40 に合成し、 青い宝石 に変化させました！ 質素な保存食 を ポーションSP40 に合成し、 青い宝石 に変化させました！
神楽(36)の所持する 白石 から xxx という 装飾 を作製しました。
シリル(131)の所持する 白い枝 から Liar's Smile という 魔弾 を作製しました。
どうしようもない物体 から 草色のブローチ という 地飾 を作製しました。（- 32 PS）
どうしようもない物体 から 黒曜のバレッタ という 闇飾 を作製しました。（- 32 PS）
どうしようもない物体 から 眠っている間に仕事をしてくれる小人さん という 動像 を作製しました。（- 29 PS）
【合言葉＆場所チェック】
|
氷倉「依頼を引き受けてありがとうございます。これはほんのお礼です」
クライル「装飾枠の代価となります。それでは作製の方、宜しくお願い致します。」
「今日は世話になります・・・。」 | 声が聞こえる・・・ |
|
遺跡外では様々な声が飛び交っています！ |
| Data (第21回 第23回) |
|
| ENo.1982 琴莉 奏 |
［HomePage］ 各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
* 単独行動中 *  |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[1] No.324
[2] No.550
[3] No.64
[4] No.271| [PL] み。 |
|
|