ENo.2992 セルシウス

セルフォリーフの寒村で暮らしていた少女。

生まれつき怪物達を呼び出すことが出来た。
生まれつき生き物を育む薬を作り出せた。
それらは村人が彼女を遠ざけるのに十分な理由であった。
そして、彼女は村の外れに追いやられる。

やがて怪物と暮らす彼女の右目は光を失い、
左目は人と違う世界を映し始めた。
それにつれ、身体の他の部分にも変化が起こる。
それでも彼女は村の外れでひっそりと静かに暮らしていた。

その僅かばかりの平穏も、生き物が巨大化・凶暴化し始めると
大きく事情が変わってくる。
閉鎖的な村の中では異変の元凶は彼女だと断じられ、
隔意が加速度的に悪化していった。

そしてついに、村人達は秩序を破壊する凶悪な怪物として
彼女をアンジニティへと追放してしまう。

しかし、彼女は未だ自分の身に起こったことを理解していない。
何も知らないまま、アンジニティへと赴いた。

怪物と暮らしてきた経緯からあらゆる生命に対して
平等に接するが、逆に、人という種族への帰属意識が薄い。
彼女が大事にするのは「仲間」であり、
その範疇から出る者に対しては何をするのも躊躇しない。

性格の方は至って純粋であるが、それ故に怪物と生きてきた分、
人としてはやや危うい純粋さでもある。
また、人と喋り慣れないためやや片言で話す。
それに加え、知識に乏しく常識に欠けるところもある。

紫色の髪は、手入れをあまりしていないのでぼさぼさになっている。
視力を失った右目は朱く染まり、異界を覗く左目は金に光る。
左手の指の爪がやや尖っている。

＊ハロウィン絵、およびアイコン(No.3)をENo.2831 ひなた　＆　ひかげさんに描いていただきました。
必殺技絵をENo.523 デマ子さんに描いていただきました。
プロフィール絵、およびアイコン(No.6) をEno.1292 モニカ・アプリコットさんに描いていただきました。
感謝いたします。

＊生産のお仕事ありましたらください（＊伝言や木漏れ日でどうぞ）
＊突撃メッセージは歓迎いたします。

※『なんでも許可！＋連絡で許可！』※