ENo.230 ユーリア・シュタイナー

･生い立ち
狼系獣人、いわゆるライカンスロープ。
白狼の血族である。
獣人と言っても普段は人間の姿と変わらず相違点はないが、特定条件下のみ獣化する。
一つは満月の下、月の魔力に誘われて。
一つは己の血を一定量口から取り込んだ時。
一つは生命の危機に陥った時。

普段は能力的にも大差はないが、敏感な嗅覚は健在である。
その為、普段は人間として生活している。
また、獣人と明かしている場合でも忌み嫌われている”狼”とはせず、犬の獣人と偽っている。

10年前、彼女の一族は”黄金の狼”に襲撃され、大半が命を落とした。
両親も殺害され生き残ったのはわずか数名。
その復讐を胸に誓い、ユーリと言う偽名を名乗り冒険者家業を続けている。

･性格
物静かな性格。
一般的にライカンスロープは獣化すると凶暴化してしまうのであるが、それでもなお大人しい気性の持ち主。
読書が好きで、ジャーキーなどを咥えながら部屋の片隅で読んでいる事が多い。

･外見
肩まで伸びたまっすぐで赤い髪
Eyetypeは金
起伏があり豊かなスタイルではあるが、本人は自覚していない

獣化すると髪は白に染まり、耳や腕が体毛に覆われる。
尻尾もはえ、爪や牙も鋭くなるが、一般的なライカンスロープより獣化の幅は小さい。
獣化すると五感の感度と筋力、再生力が上昇する。

･装備
鬼剣オーガ
復讐の為、両親の形見である剣をと在る魔術師に強化して貰った諸刃の剣
魔術師への注文は3つ
・”黄金の狼”を切り裂き、致命傷を与えるだけの切れ味を持つ事
・霊体や魔族に対しても有効である事
・魔術に対処できる剣である事

それによって完成したのが鬼剣オーガである。
付加された魔術によって魔力が必要になっているが、それを刃、柄問わず、強制的に触れたもの全てから吸い取る魔剣である
勿論使用者も例外ではなく、触れている間は常時魔術を吸い取られている。
その為、魔力によって行使された魔術であれば喰らい尽くすことが出来る。
吸い取った魔力は柄の宝石によって蓄えられており、ユーリの魔力であれば一月分以上を溜める事が出来る。

この吸い取った魔力を解放する事で魔族や霊体へ攻撃することが可能になる。
解放条件は所有者の血液を刀身に一定量吸わせること。
そうする事で刀身は光り輝き、高位の魔族を切り裂くだけの力を発揮することが出来る
しかし燃費が良いわけではなく、全解放すると数分で魔力全てを使用してしまう
その為、普段は限定解放として使用する魔力を制限せねばならない

基本的にメッセは反応が鈍いです。
ご了承下さい。