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各種宣言を行なう >> |
焔の月 2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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気が付くと、僕は見知らぬ世界にいた。 街、あるいは場所ではなく“世界”だと思った理由は単純に感じ取れたマナの性質が違うものだったから。豊富で潤沢という点では故郷とそっくりだが、その大きな流れに混じる“歪み”は有り得る筈のないものだ。 ……なんてことを考えていたら、人好きのする微笑を湛えた女性に声を掛けられた。おそらく街の入り口に立ち尽くす自分が何か困っているように見えたのだろう。 ―――――――― 「ありがとうございました」 昼ご飯の支度をしなければならないからと去っていく女性を頭を下げて見送る。……長時間立ち話に付き合わせたにも関わらず、この街――スティルフで採れる野菜と果物を分けてくれた彼女は見た目以上に良い人だった。いつか必ずお礼をしようと心に誓う。 あの女性と会話している間にある意味勝手も分からない世界に居るという以上の“問題”が自分の中に発生していることが判明したのだが、それはひとまず置いておくことにする。……どうせ、考えたところでどうにもならないのだから。 (一旦、整理しよう) マナの流れの中に覚えた奇妙な異物感の原因は、この世界――セルフォリーフに起きた異変だった。生物の巨大化及び凶暴化、無機物を含むあらゆるものの自由意志獲得。言わば“魔物化”とも呼べる一連の現象が大規模に起きている。注意深く街を観察すると、不自然な形に隆起した地面に破壊された石畳や蔓のようなものに巻き込まれて最早原型を留めていない何かしらの建造物の破片が目に入った。 そして、身に迫る危険を察知した住人たちは“分割世界”――僕たちの世界でいう平行世界の人々に助けを求めることにした。先ほどの女性が親切にしてくれた理由の一つには分割世界から救援にやって来た一人だと勘違いされていることもあったのだろうが、敢えて訂正することはなかった。 ……というと体よく利用したみたいだが、もちろんそんなつもりはない。偶然であったとしても、自らが関ることになった世界。困っているのなら、微力ではあるが自分の力を役立てたいと思う。ましてやこんな風に光が満ち溢れ、気の良い人たちが住んでいる場所なら尚更だ。それに自分の“目的”を達成するためにも決して遠回りにはならない。 「とりあえずは……あそこかな」 雑談の最中に耳に挟んだ、魔物化したリンゴの討伐に赴くことを決めた。多少なりとも路銀は稼げるし、それ以上にかなり間接的ではあるが親切にしてくれた人の助けにもなる。本当は一番実害が大きいであろう野盗の討伐に行きたいところではあるが、“今の自分”が一人でこなすには危険な任務だろう。 早々に最初の目的が決まり、善は急げと街の外へ広がる平原へと繰り出す。ところどころは荒れているものの、見渡す限りに青々と広がった草原に通り抜ける春風は心の中まで爽快にさせてくれる。おかげで足取りも軽く、ややハイペースで目的地との距離を縮めていう最中ふとある疑問が沸いた。 「そのリンゴって……喋るのかなぁ」 情報では“突如暴れだした”ということしか分からない。ハロウィンの時のカボチャのように張り裂けた口と三角に釣り上がった目でぎゃあぎゃあ喚いているくらいならまだいいが、人間の言葉を解したり、あまつさえ世間話を始めているくらいになると刃を握る手が少しばかり鈍るかもしれない――などと箸にも棒にもかからないことを考えながら、ふと独り言を呟いた途端 「有り得るんじゃないかな、とは思いますけどね」 傍らから冷ややかな若い女性の声が耳に入ってきた。 驚いてそちらに視線を移すと声の主は感情の乏しい表情で、特にペースを変えることもなくただ歩き続けている。 ……意図は読めそうにもない。予想外の出来事に停止しかけた頭をどうにか働かせて判断し、とにかく自分が置かれた状況を振り返ることにする。 道は開けた平原から森へ続く獣道へと変化しており、図らずとも肩を並べて歩いている。周囲には人気もなく、内心の疑問のために斜めに傾けた顔は彼女――コートを羽織った少女の方に向けたようにも見えなくもない。 ……成る程。凄まじく恥ずかしい状況ではあるものの、未だ無難に切り抜けることは可能だ。旅の最中、たまたま道を同じくし他人と二、三言葉は交わすくらいよくあること。ここは冷静に、さも退屈まぎれに話題を振ったかのように応じるべきだ。 「引っこ抜いた野菜が叫んだり」 「そうだ……ん?」 返事をしようと口を開いた瞬間、二の句を次いだ少女の言葉に当たり障りがないようにに相槌を打とうとして、その中に含まれる強烈な違和感に思わず動作が止まる。 ……今、この子は何と―― 「鍋から呻き声が聞こえたりくらいは普通です」 「いや、ふつーはないやろ。てか何火にかけとんねんっ!」 聞き間違いであって欲しかった、という儚い願いを込めた叫びは眉一つ流されてしまった。こちらの言葉に反応した割には興味がないらしく、得体のしれないものをそれなりに“調理”するらしい少女は相変わらず一定の調子で草木を踏み締めて進んでいく。 向こうはどうでもいいらしいがこっちはそうもいかない。ひょっとしたら彼女は全く文化の違う世界の出身で、“ヤサイ”や“ナベ”の意味するところが異なるなんてことも有り得る。 そんな一縷の希望を逃さないために、腐葉土でぬかるむ地面を勢いよく蹴り上げた。 ――こうして、ちょっと不思議な彼女……ネリーと暫く行動を共にすることになった。 何はともあれ、心細い異世界で道連れが出来たのは良かったと思う。……たぶん。
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Message |
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レグ(3485)からのメッセージ: レグ「(月の描かれた便箋に『初めまして、今回はご依頼ありがとうございます』と書いてあります)」
レグ「(『この辺りだとこういう西洋剣は珍しいですね、外からいらっしゃった方ですか? 蒼だと、銀細工か金細工か、鞘の装飾にも悩む所ですね……』)」
今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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宣言「基本行動」に「追加訓練」が追加されました! 追加訓練によって次回のみ訓練を8回多くできます。
レグ(3485)からの生産行動を許可しました。
現在の体調は 絶好調♪
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訓練により 体格 が 8 上昇しました!(能力CP - 5 ) 訓練により 体格 が 9 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 体格 が 9 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 体格 が 10 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 体格 が 11 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 体格 が 11 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 体格 が 12 上昇しました!(能力CP - 11 ) 訓練により 体格 が 12 上昇しました!(能力CP - 12 ) 神聖 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
その辺の果実 を買いました。(- 0 PS)
レグ(3485)に、 なんか持ってた石 から くすんだ蒼刃の西洋剣 という 斬撃 を作製してもらいました。(- 0 PS)
MAP1 K3 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
リベル(1273)の声が届いた: リベル「しかしまあ……本当に林檎が動くとはな…」
らぐばぐ(1412)の声が届いた:
ヒロ(1891)の声が届いた:
ナギ(1907)の声が届いた:
なめたろう(2532)の声が届いた:
鈴菜(2766)の声が届いた:
イーリス(3391)の声が届いた:
ラリア(269)の声が届いた:
ギジィ(323)の声が届いた:
フィルン(757)の声が届いた:
フェデルタ(926)の声が届いた:
ルアン(933)の声が届いた:
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Next Duel |
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MAP1 K7 / 森林LV1
【パーティのデュエル行動】* ソラス(945) : 誰かに練習試合を申し込む ソラス(945)の行動が選択されました!
ランダム選別による練習試合が発生!
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木漏れ日の差す静かな森の中、 ヤンキー座りをした林檎に遭遇した。
アップルさん「・・・・・・何だてめぇ。」 林檎と言っても、頭部が林檎の全身赤タイツみたいな例のやつだ。
アップルさん「おいぃ・・・・・・一服中にジロジロ見てんじゃねぇよッ!!」 煙草をくわえた林檎が物凄い形相で絡んできた! 大変だ、なかなかに良い身体をしているッ!!
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Next Battle |
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MAP1 K7 / 森林LV1
イベント戦が発生!
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Data (第15回 第17回) |
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ENo.945 ソラス=ティール |
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ENo.946 Valnellina=Ernst |
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[PL] 新型地球人 |
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