No.2298 わんにゃあ魔法店　六命支部

由依(2298)からのメッセージ：

由依「春ねー」

このみ「そうですね」

由依「春といえば居心地の良いぬるま湯のような惰性と妥協と不変から、
決別し孤立無援の折れそうな心に環境の変化に伴う過重な期待、容赦ない激動の日々に溺れる季節よねー」

このみ「いや、普通に出会いと別れの季節って言えば良いじゃないですか！なんでちょっと不安を煽る言い方するんですか」

由依「新生活を送るみんなに由依先生からアドバイス。ためになるからよーく聞いてね」

由依「貴方が考えている以上に希望もへったくれもないわよ」
このみ「だから何で不安にさせるような事を言うんですかっ！」
由依「だってそんなもんだもん、人生って。過度な期待は得られれば喜びも大きいけど、掴めなかったらどん底一直線よ？」
このみ「わかんないじゃないですか、そんなの」
由依「……だと良いわね」

このみ「春になんか嫌な思い出でもあるんですか……」
由依「うんにゃ、特には。しいて言うなら杉の木がいなくなれば良いのに、と思うくらい」
このみ「それは誰かの心からの叫びですよね」
由依「現代病は怖いわね」
由依「さて、そんな一喜一憂の春ですわ。暖かくなったり年度が替わったり、周囲の環境が大きく変わる季節なので、ここ魔法店も心機一転したいわけ」

このみ「みなさんでもっと和気藹々とお話出来ると楽しいですしね。それで具体的にはどんなのが案があるんですか？」
由依「毎更新誰かが死ぬ」
このみ「――――は？」
由依「犯人はこの魔法店の中にいるわっ！」
このみ「心機一転しすぎです！和気藹々どころか戦々恐々とするじゃないですかっ！」

由依「最初の被害者は紙袋の人だったわ……。死因は頭部をフルスイングされた事による頭蓋陥没によるショック死。ダイイングメッセージには『色気』と書かれた血文字が――」
このみ「間違いなく犯人あなたですよね。色気が無いって言われたの根に持ってますよね？」
由依「甘いわね！あの体はこのちゃんベースなのよ？つまりそれは貴女も色気がないと言われているも同義！これで私一人が容疑者というわけではないわ」
このみ「そもそも私、今こんな姿なんで無理ですけど」
由依「考えてみなさい。うちの魔法店を見渡して色気の『い』の字のない子は他にもいるじゃない。例えば――」

このみ「すとーーーっぷ！余計な火種作らないでくれます！？後で謝って回るの誰だと思ってるんです！？とにかく却下です！別の方法を考えてください！」
由依「えー……まさかの却下だ」
このみ「却下されないと思ってた事の方がまさかですよ」
由依「じゃあ良いわよー。今思いついたのやる事にするから。このちゃん、ちょっとご協力をば」
このみ「な、なんですか……」

由依「動かないで……って動けないか。んで、なんちゃーん。ちょっとこっちきてー」
このみ「なんちゃん、ちゃんといたんですね。前回から答えが投げっぱなしだったから怖かったんですよ」
由依「はい。なんちゃんはこのちゃんの横に立っててね。すぐ終わるから大丈夫よー」
由依が何かを唱えるとなんちゃんとこのみ人形の足元に魔方陣が浮かび上がる。
このみ「えっ！？ちょ、ちょっと――」

由依「我声に答えよ魔王。我祈りを受け取れ超越者。過去と未来は顔を向き合わす事はなく、今は其処に――以下省略、てーい！」
魔法店内が激しい光に満たされる！
由依「はい、上出来。さすが私、ちょーえらい」
このみ「うーっ……目がチカチカする。もう！一体何がした……ってあれ？視界が何か違う――」
このみ「ってええええええええっ！？何で私ここにいるんですかっ！？」

由依「はい、と言うわけで次回からおかえり副店長で、心機一転頑張りますわ。よろしくね」
このみ「えっ！？ちょ、ちょっと待って！えーっと、んーっと――なんちゃん……そう、なんちゃん！なんちゃんどうなっちゃったんですか！？」
由依「なんちゃんは……許されたのだ」
このみ「それ言っとけば良いみたいな顔しないでください！」

＞誰とは言わない
由依「釘バット一つ振ってはー、私のため。二つ振ってはー私のためぇ」
このみ(色気ないってところだけ聞いて後の展開見てないですね、あの人)

＞たっきー
なにやら靴を持ってドヤ顔をしている。

＞ウサギズ
由依「貴女達だってウサ耳フード付いてる服が可愛いじゃない」
由依(白い子は色々癖のありそうな子ねぇ)

＞ガルル
由依「その戦略はね、自社を守るという生存戦略でもあるの。せいぞーん、せんりゃーく」
このみ「それが言いたかっただけでしょうに」

＞紫音
由依「インチキ性能ばんざーい、それが私」
由依「でもまぁ、ここで位しか自由に出来ないけどね」

＞ツユ
由依「あら、初めまして。えーっと……おっけ、把握。人型のほうが都合良いもんね。ゆっくりしていって頂戴ね」

マブ(1105)からのメッセージ：
マブ「ダブロフの話はきくから、ここに出入りはしているようなんじゃが・・・まったく、こういう時にだけ勘のいい奴め！」

紫音様(1346)からのメッセージ：
紫音様「＞わんちゃん
調教って言葉を理解するには・・・ちょっとお子様すぎるわね。大人になったら教えて差し上げるわよ」

紫音様「＞代くん
変な紙袋の子に伝えておいてくださる？
今度ゆっくりお話ししましょうって」

紫音様「もうすぐ春ですわねぇ。身も心もトキメク春ですわね・・・」

壟(1455)からのメッセージ：
壟「……。」
代「あれ？　ししょーどっか行くの？」
壟「うむ。周りに見事な花が満開なのでな。久々に花見酒でもしようかとな。」
代「あ、いいなー。俺も行っていい？」

　　　　「しくしくしくしく」

壟「む……でも、お前は酒は呑めないじゃないか。呑むと……」
代「呑まないよ。代わりに団子でも食べておくから。」
壟「……甘い物ばかり食べていると体調崩すぞ。偏食は止めておけ。」
代「未成年なのに酒呑みな人には言われたくないですぅー！！」

　　「しくしくしくしく」

壟「……。」
代「……構ってオーラ全開だね。」
壟「……最近調子に乗ってるからな。お灸を据えてやらねばとは思っていたが、星牙……」
星牙「聞いてくれますかッ！！　俺様の哀しみを聞いて下さいますかッ！！」
壟「言って無いッ！！　言ってないぞそんな事ッ！！　ぎゃああああああ光の速さで絡まれたああああああああああああッ！！」

星牙「聞いて下さいよ皆さん。俺、此処数日は大人しい方だったじゃないですか。其れなのに店長からは名指しで死刑宣告して来るわ、アウト寸前の女王は何故か俺に興味を持ちだすわ……」
壟「……自業自得って言葉を知らないのか。」
星牙「一体俺が何をしたって云うんですかッ！！」
代「うん、だから自業自得って言葉知らないの？」
星牙「もう俺嫌だ。二次元の夢の国で大きい鼠と握手したい。」

壟「……珍しく弱ってるな。」
代「……嫌いなものはとことんまで嫌いだからねこの人。」
壟「まあくよくよされても見るのが辛い、ここは一つ……」
代「弱ってるうちに息の根を止めるんだなッ！！　任せろッ！！」
壟「違ァ――――――――――――――――――――うッ！！」

壟「おい、星牙。元気出せ。」
星牙「何なんですかー只の竜人如きが俺の哀しみを如何癒してくれるって云うんですかー？」
壟「くっ、腹が立つ……！！」
代「師匠ガンバ！　そこで耐えないと負けるよ！！」

壟「いいか。皆はお前の事が好きでそうなってしまうのだ。多少攻撃的であってもお前ならやり返すのが普通なんじゃないのか？」
代（星牙が好きでやってるっていうのは……無いと思うんだけどなぁ……）
星牙「お、おう。流石、ドMが言うと説得力ありますね。」
壟「誰がドMかッ！！　お前らがやりすぎるんだろう毎回毎回ッ！！」
代（師匠、そーゆー反応するところがドMっぽいんだよ……？）

星牙「言われて見れば気にする必要性なんて皆無な気がしてきましたッ！！　何と云うか、俺が今までちょっと手加減してたのが悪かったんですねッ！！　ようしッ、今まで以上に俺らしく行きますよッ！！」
壟「う、ううむ……そう言われたら何か……何と言うか……邪神を甦らせてしまった気分に…………」
星牙「そうと決まれば花見酒じゃあ！！　今日は呑みまくるぞおおおおおおおおおおおおおッ！！」
代「うわあ、桜逃げてー！！　超逃げてえええええええええええええッ！！」

　というわけで三人とも花見に行ってしまったので個別メッセ返しはお休みします。
　皆様も良い桜が見れます様に。
壟「時間が無かったからと何故素直に言えないッ！？」

なきちゃん(1470)からのメッセージ：
なきちゃん「＞星牙さん
たまり場においておいたお菓子（？）は口にあいましたか？サギョーンさん達と一緒に作ったんですよ♪」