ENo.2354 ソニア・スパルタクス

※Eno.401　ラ・フィーリィル＝クルスさんをお借りしています！！
※※全体的に百合百合でかなーりエロスな雰囲気です！！　苦手な人は回避してください！！
※※※PL両者での基本的な同意がなされての内容となっています！！

──スティルフにて

ソニアは、朝の空気を感じ取って、ふと目を覚ました。
柔らかなベッドの感触は、ここ数日の野営時には無かったものだ。
その分、睡眠の質は明らかに向上する。

一度伸びをして、寝起きの身体に活を入れる。
普段は酒場として解放している２階建て家屋の２階。そこがソニアの寝所だった。

簡素なベッドに、木製のテーブルと椅子が２脚。
タンスと棚には、探索用の装具が占有し、およそ調度品らしいものは見あたらない。
置いてあるものと言えば、重厚な板金鎧と大型戦斧、重装盾ぐらいのものである。

ここが女性の部屋だと気付く人は皆無に等しいのではないのだろうか。

もっとも、ソニアにとって、この部屋は寝るだけの部屋であり、何の不足も感じていなかった。
さらに言うなら、不要な調度品の無いこの部屋は、むしろ気に入ってすらあった。
傭兵という職種を経て、今の探索に加わっているソニアには、何かしらの調度品を置くという感覚が無かったのだ。

朝の起き抜けに、外の井戸から水でも汲んでこようと思ったその時、階下の方から人の声が響いた。

「おーい！！　ソニア、おるんじゃろー？！　ご主人様のお出ましじゃぞー！！」

ソニアは、その声を聞くや、跳ね上がるように立ち上がると、駆け足で階下へと急いだ。

「ご、ご主人様？！」

「おお、ちゃんと居ったな。遊びに来たぞ、ソニアよ♪」

フィリィが、いつものドレスをまとって、入り口に立っていた。

「と、とりあえず中にどうぞ」

「うむ、そうさせてもらおうかの♪」

ソニアは主人の手を引いて、家の中へと招き入れる。

「し、しかし、何故こちらに……？　ご用でしたら、お伺いさせていただきましたが……」

ソニアは困惑を隠せずに、フィリィを椅子へと進める。
フィリィは進められるがままに椅子へ腰掛けると、興味深そうにあたりをきょろきょろ見回している。

「別にそう大した理由はないぞ。ソニアの住んでいるところを見たくなっただけじゃ」

「そうですか……。しかし、別段、何もない部屋ですので、おもてなしも十全には出来ないかと思いますが……」

「よいよい、それを期待しておるわけではないのでな。ざっくばらんにしておくがよいぞ」

「は、はぁ……」

フィリィの真意が掴めず、生返事を返しながら、とりあえず紅茶でも準備しようと下の階へ向かおうとする。
そのソニアを、フィリィが手を掴んで止めた。

「良いと言っておるじゃろうに。気が回りすぎるのも考え物じゃな？」

「あ、はい、申し訳ございません……」

「別に責めておるわけではないぞ。ソニアは真面目じゃのう」

からからと笑いながら、先ずは仕事着に着替えよ、と告げる。
ソニアは、頷きながら答えた。

「折角じゃ、しかと鑑賞させてもらおうかのぅ？　妾によーく見えるように着替えるのじゃ。どうじゃ、ちゃんと出来るじゃろう？」

期待に満ちた視線を向けながら、フィリィはソニアに問いかける。

「……はい」

ソニアの声は、二人しか居ない部屋に、よく響いた。

「さすがソニアじゃのう♪　よく出来た、ほれ、近う寄れ♪」

フィリィは明るい声でソニアを呼ぶ。
ソニアは、それに答えるようにフィリィの元に跪く。
上気した自分の肌を感じながら、うっとりとしてソニアは自らの主人に視線を向ける。

自らの身体を隅々まで晒して、ソニアの情欲は相当なレベルまで高まっている。

「折角頑張ってくれたのじゃ、ご褒美をやらんと釣り合いが取れんじゃろうな」

「ご褒美、ですか……？」

思わず、ソニアは上擦った声を上げる。
その様子を見て、フィリィはからからと笑い声を上げる。

「そうじゃ。ご褒美じゃ。ふふ、嬉しいじゃろ？　ソニアよ」

「は、はいっ……！！　勿論、嬉しいです……！！」

フィリィは、勿体付けたように言葉を切ったまま、ジッとソニアを見つめる。
その視線を感じながら、ソニアは体温が上がっていく感覚を覚えた。

不意に、フィリィの足が差し出される。
鷹揚に視線を動かしながら、言葉を無しにソニアへ指示を与える。
ソニアは、それを解して、頷く。
そして、四つん這いの姿勢になって、差し出された足を手に取るように受け止める。

「失礼、します……」

靴を外し、裸足となった足先に、ゆっくりと口付けをする。
指の股にまで舌をねじ込むようにして、解すように舐める。
そして、指１本１本を、まるでおしゃぶりでもしゃぶるかのように吸い付く。
丁寧に舌を使いながら、主人の足を舐め解していく。

「んっ……、ふふ、くすぐったいのじゃ……。
　そんなに無心になるほどかえ？　ソニアよ……」

満足げに笑みを浮かべながら、ソニアの奉仕を受け続ける。
指の股の隅々まで奉仕されながら、もう一方の足をソニアの身体へと伸ばす。

四つん這いになっているソニアの身体を這うように足先で撫でながら、それはやがて下腹部へと向かっていく。

「……っ？！」

「これ、ソニア。ちゃんと続けぬか。ふふふ……」

窘めるような口調をしながら、空いた足先でソニアの下腹部をまさぐる。
薄いショーツ越しに、ソニアの『肉』の感触が伝わってくる。
かすかに湿ったそこを、何度も何度も撫でさすってやる。

「はぁぁ……っ、ん、ぁは……っ！！」

ソニアの身体が、ビクンと跳ねる。
それを見て、フィリィは笑みを強くした。

──To Be Continued……？