業務日誌　　記入者：ライム・カーボネイト 男もすなる航海日誌というものも上司たる僕だってやってみるッス！！！ ってのはさておいて！海！リズ君に海へ出向してもらったけどず～る～いッス！！！羨ましい！！！ 新しいリズ君の腕の開発も滞ってるしレッツあっちで作業！ッス！ あっ、でも僕はたまに行って即座に本部に帰るッスからごゆっくりっすよ！ ----------------------

	ライム
	「来ちゃったッス❤」

	リーズ
	「来ちゃった❤じゃなくって即座に帰ってくださいお願いしますライムさん」

	ライム
	「ええ～……いいじゃないっスか！リーズくんのい・け・ず！ッス！プンプン丸っすよ！」

	リーズ
	「プンプン丸もいけずも意味わからず使ってるでしょうが！」

	ライム
	「うん」

	リーズ
	「胸を張らないで下さい。と言うか機械が海に来て大丈夫なんですか僕が言えた義理じゃないですが錆びますよ？？」

	ライム
	「なぁにを言ってるんスか、りっくん。君の脚だって錆びないッスよ、つまり僕だって錆びないッス！」

	リーズ
	「ドヤ顔しないで下さい。……コホン。で、どうするんですか？」

	ライム
	「なにもしないっスよ？」

	リーズ
	「は？」

	ライム
	「だからなにもしないっスよ？」

	リーズ
	「……来ただけ？」

	ライム
	「はいッス！！！！！」

	リーズ
	「帰れーーーーーーーーーーーーーー！！」

------------- 潜航日誌04　　記入者：リーズウェイル・ウィンガスタ 面倒な上司が来た。滅びろ。 仲間たちとは仲良くやっています。と言っても相変わらずではありますが。 ところで、です。冗談だとはわかってるんですが異性に求婚された場合ってどういう反応をすればいいんでしょうか？！ ……とりあえず友達からやりましょうと返してしまいましたが、大丈夫でしょうか……ふええ…… みたせさんと目的が完全に喧嘩しましたが、スラさんの一存で今回は探索に。 次回は……そうですね。個人的に気になるのです。オレは、 だから願いを叶えるということの調査をしたい。 ……あのクソ親父を見つけるためにも。

リズはアイテムNo.3 SSシェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
リズ達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。