Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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 《テリメイン》
 ——そう呼ばれる未開の世界がある。

 そこはいくつかの島を残し、ほぼ全てが水に覆われ滅びてしまった世界。
 そこは七つの海、そして遺跡の沈む世界、テリメイン。
 太古に滅んでしまったはずのその世界を、ある一人の者が発見した。

 テリメインには噂がある。

 曰く、想像つかぬほどの途方もなき宝が存在する。
 曰く、外界では想像もつかぬ未知の生物が、ひしめきあふれて蠢いている。
 曰く、テリメインに沈んだとある遺跡には、全てを識り統べる事のできる魔法がある。
 ——他にも様々な噂が存在している。

 テリメインを発見したあるものは、その未開の世界の調査を行おうと組織を造った。
 海と遺跡しかないその未開の世界を、調査するものたちをあまねく広く募集した。

 噂は噂を呼び、それらはあまねくそこかしこへと散らばって。
 多くのいろいろな世界から、探索者たちがテリメインへと集っていく。
 あるものは単独で、あるものは艦隊を組み船を伴って。
 好奇か、名声か、欲望か、国のためか、己のためか。
 はてはそれしかとれぬという消去法であったためか。
 とにかくさまざまな想いを胸に、テリメインへと訪れる。

 だが、滅びたこの世界が未開のまま、手つかずであったのは、それなりの理由がある。
 テリメインの外の世界のものであっては、思いのまま動くことあたわぬ理由がある。

 ——テリメインにおいては。
 ——海中では、外の世界の魔法や能力は、基本的に使用できない。

「空調から海水が浸入?!」
「艦内の空気も徐々に排出されていってます、いったい……」
「おい、大急ぎで艦本体のスキルストーンを確認しろ!」
「そちらに損傷はありません、艦体にも傷一つありません! ですが空調も排気排水弁もいうことを——クソッ……おい機械室、いや制御室!!」

 ——それは。
 ——《科学》もまた、例外とはいかず。

「こち……ら、制御、室……ダメです、……コンピューターが、いうこと、を……」
「……な、」
「脱出、も、……で…………」

 が、ごぶ、がぼっ……。


 ……………………。
 …………。
 ……。


 深く深くもぐっていけば、地上の陽の光なぞ届きはしない。
 深淵の世界。未知の世界。常闇の世界。

 ここはテリメイン、その広大な海のその胸の内。
 そこをふらりと回遊するは、漆黒の大きな潜水艦。
 その実ゆうに100mほどある大きさの、漆黒の艦体の潜水艦。

 闇のとばりをかいくぐり、余程に近づけば気づくかもしれない。
 その潜水艦を動かせるといえるほどの、ひとの気配なぞ微塵たりともないことに。

 されどその潜水艦には、かつてきちんとした人数の、その潜水艦を動かすことができるほどの、ひとびとが乗っていた形跡があることに。
 ——スキルストーンの恩恵にも、仄かにつつまれていることに。


 “スキルストーン”
 このテリメインの世界律においてなお、その海を探索するため配布・販売されている代物。
 これを嵌め適切に使用することで、テリメインの海中において呼吸・行動・会話・耐圧などといった様々な環境苦からある程度護られ、ある程度まで思うように動けるようになる。
 逆にいえば、スキルストーンの恩恵なくばたとえエラ呼吸の魚であろうが酸素ボンベを持っていようが、はたまた特異な魔法の力であろうが、呼吸することは叶わない。それどころか、動くことすらもままならない。

 それは、人間はおろか。
 たとえ《水の精霊》や幽霊などと呼ばれ、あまつさえ豊穣神の側面すら持つルサールカですら例外ではなく。
 スキルストーンなくしてテリメインの海中に堕ちてしまえば、ろくに動くことすらあたわず弱っていく。
 そして緩慢に、もしくは火急に、いのちの灯火はかききえる。
 スキルストーンなき状態で、“だれか”に拾われかつ助かるものは、余程なまでに運がいい。

 たいていは捨て置かれるか。
 もしくは海の民——つまりはテリメインの動植物に
 さもなくばいわゆる天変地異に災害に、翻弄されて沈んでいく。

 ——、——。

 漆黒のくじらともみまごう潜水艦、それがテリメインの海中をゆらりと回遊する。
 陽の光が差していたであろう海上より堕ちてきた、異界の神。
 身動きもままならず助かるすべもなく、緩慢と死へと向かいながら漂う犠牲者の傍らへ。
 それはゆっくり近づいていく。

 音もなく、漆黒のくじらから、小型探査機が射出される。
 艶もなくひかりも返さぬ、まるでクモのようなカタチのそれは、身動きもとれず弱り死にゆくその“犠牲者”を捕獲して、くじらの元へと連れて行き。
 ——真暗な身の内へと、押し込んだ。


 深く深くもぐっていけば、地上の陽の光なぞ届きはしない。
 深淵の世界。未知の世界。常闇の世界。
 そこを回遊する漆黒は、ただただ無言で無音で泳ぐ。

 たまに、仄かに、その周囲に
 深海はおろか浅瀬で見てすら鮮やかな、マリンブルーの綺麗な光が薄く揺らぐ。
 静かに、漆黒は、海を翔けて
 己が持つ魚雷や機雷といった品々で、敵を、いけるものをねらい、ころし。
 クモのような小型探査機が、それら“犠牲者”を回収する。

 ひとの気配はかけらもないが、かといって幽霊や超常現象などというものでもない。
 ましてやこの無機なる漆黒に、意思が生えいのちが灯ったわけでもない。
 これに乗り操る彼ら彼女ら、《乗組員》たちの意思で行動だ。

 未開で未知たるテリメイン。
 このお話はその未知なる海を潜航している潜水艦、それへと乗りこむ《乗組員》たちの物語。

 いずこの人間が造りだし、この未開の海へと潜り果てたのち
 ひとのいのちの灯火きえた、無明の潜水艦へと乗り込み占拠した

 そんな、ある《乗組員》たちの物語。



 ——PNo.122 will make a special appearance.

 
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パーティメッセージ
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PNo.140 《ネーレイス》
からのメッセージ:
 ゆらり。
海面に、潜望鏡が現れる。
Icon
 ……とぷん。
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メッセージ
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メッセージはありません。
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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コミュニティNo.140 原子力潜水艦《ネーレイス》
 で、3人の発言がありました。
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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Icon 《ネーレイス》

 音もなく、くじらのごとき影が近づいてくる……。



Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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《ネーレイス》(前)
HP
318/318
HPHPHP
MP
61/61
MPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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《ネーレイス》(前)
HP
318/318
HPHPHP
MP
61/61
MPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
《ネーレイス》に67のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」


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《ネーレイス》の行動!
Icon 《ネーレイス》

——ぽこっ。
マジックブラスト!No.4 マジックブラスト
オーク・M・シュナイダーに44のダメージ!
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ターン2
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《ネーレイス》(前)
HP
246/318
HPHPHPHP
MP
51/61
MPMPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
171/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
《ネーレイス》に14のダメージ!


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《ネーレイス》の行動!
Icon 《ネーレイス》

——ぽこっ。
マジックブラスト!No.4 マジックブラスト
オーク・M・シュナイダーに42のダメージ!
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ターン3
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《ネーレイス》(前)
HP
227/318
HPHPHPHP
MP
41/61
MPMPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
119/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
《ネーレイス》は攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」


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《ネーレイス》の行動!
Icon 《ネーレイス》

——ぽこっ。
マジックブラスト!No.4 マジックブラスト
オーク・M・シュナイダーに54のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.140は勝利した!
《ネーレイス》はEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon 《ネーレイス》

 くじらは無言で、佇んでいた。

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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《ネーレイス》(前)
HP
222/318
HPHPHPHP
MP
31/61
MPMPMPMP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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《ネーレイス》は周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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PNo.30 ニスル=アイン
PNo.140 《ネーレイス》
にItmNo.3 を送ろうとしたが、アイテムが存在しなかった。
PNo.30 ニスル=アイン
PNo.140 《ネーレイス》
にItmNo.4 を送ろうとしたが、アイテムが存在しなかった。

PNo.242 ミユ=ナナセ
PNo.140 《ネーレイス》
にItmNo.3 を送ろうとしたが、アイテムが存在しなかった。
PNo.242 ミユ=ナナセ
PNo.140 《ネーレイス》
にItmNo.4 を送ろうとしたが、アイテムが存在しなかった。

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《ネーレイス》は護符を購入した。

《ネーレイス》はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
ブレスケアをゲット!

《ネーレイス》はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
ドレインをゲット!

《ネーレイス》はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
マジックブレイクをゲット!

《ネーレイス》はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
チャージをゲット!

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《ネーレイス》は体力を訓練した。
《ネーレイス》は体力を訓練した。
《ネーレイス》は体力を訓練した。
《ネーレイス》は体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
《ネーレイス》は体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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目的の決定
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PNo.30 ニスル=アイン
 はパーティ 《ダハブ=ファジュル》 に参加した!

PNo.140 《ネーレイス》
 はパーティ 《ダハブ=ファジュル》 に参加した!

PNo.242 ミユ=ナナセ
 はパーティ 《ダハブ=ファジュル》 に参加した!


目的の決定
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PNo.30 ニスル
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.140 《ネーレイス》
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.242 ミユ
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

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次回練習戦闘予告
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次回予告
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《ダハブ=ファジュル》 遺跡の魔物たち
PNo.30 ニスル=アイン VS テリメインマイケル
PNo.140 《ネーレイス》 テリメインマイケル
PNo.242 ミユ=ナナセ ヒトデウーマン
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PNo.140 《ネーレイス》
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 《ネーレイス》
種族 潜水艦
性別 女性……? 潜水艦ですし。
外見年齢 ???

 Nereis


 元は、どこかの人間が、海を翔けるために造りだしたものだろう。
 七つの海を探索するために、これを操り潜っていたのだろう。

 されど、今は誰もいない。
 とうの昔に艦内で、トラブルがあって全滅した。

 燃料の補給も交換もいらず、空気も水も電気ですら、内部の機構が自動で造りだしては浄化する。

 自動操縦のこの艦は
 ただただ無言で彷徨っている。


 たまにこの潜水艦の周りでは、揺らめきひかるお化けが出るようで。
 どうやら自動操縦なだけではなく、ナニカに操られて彷徨っているようだ。
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 ひかり見えぬ洞 武器 10
装備中
┗魔導石 攻撃力↓
2 ひかりを吸う外殻 防具 10
装備中
┗重鎧 防御力↑ 回避力↓
3 護符 10
┗護符 魔防力↑ 素早さ↓
4 ブレスケア SS 0
5 ドレイン SS 0
6 マジックブレイク SS 0
7 チャージ SS 0
8
9
10
11
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13
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15
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30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 マジックブラスト 5 10 0 3 2 自HP50%以上
┗マジックブラスト 敵:魔導攻撃
2 ヒール 0 10 0 3 - 味HP50%以下
┗ヒール 味:HP回復

データ
目的 遺跡探索
MHP 378
MMP 65
MSP --- SP なし
体力 188 魔力 91
敏捷 60 精神 151
器用 50
PLV 125
EXP 51 TP 11
SC 300
パーティメンバー
PNo.30 ニスル
140
140
デフォルト
PNo.242 ミユ
アイコン
0 1 2 3 4
140
140
140
140
140
5 6 7 8 9
140
140
140
140
140
リンクリスト
PL名:ねーれいす