テリメイン最先端探索拠点、と記された建物に辿り着く。 三日やそこらで辿り着けるところが最先端とは、協会の探索は遅々として進んでいないようだ。 スキルストーンを大盤振る舞いしてでも探索者を募るだけのことはある。 その上、ここから先は海賊が出るという。 つまり、俺たちのような探索者の中からも海賊になるやつがいるだろうということだ。 海賊。他人を襲って生きるたつきにする奴ら。 別にそれが間違ったことだとは思わない。 与えるか奪うかを選ぶのはいつだって人間だ。奪うことは選べる。いつでも、誰にでも。 俺はそれを選んだことがある。 奪うことでその他を利する選択肢を、明確に選び取ったことがある。 それはすでに過去の記憶だ。過ぎ去った時間の、変えようもないこと。 いまさらそれを変えたいなんて言うつもりはないが、時折、思うことはある。 過去は置き去られているのだろうか。それとも、追いかけてくるのだろうか。 振り返ればそこにある過去が、じりじりと近づいてくるような感覚。 それはいつか今の俺を追い越して、俺は未来にも人を銛で突くようになる気がする。 俺はそういう人間だという気がしてならない。なにしろあの親父の、たったひとりの子だ。 一度してしまったことから逃げられはしない。 張り付いた影は、俺をもう一度、あの感触に導いていく。 逃れられず。

キィスはアイテムNo.4 焼き魚 を使用した。

敏捷が3上がった！

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
キィス達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

キィスは周辺を探索…………。

塩水ココナッツを手に入れた！

キィスはグレイシアスを購入した。

キィスは体力を訓練した。
キィスは体力を訓練した。
キィスは器用を訓練した。
キィスは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
キィスは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

キィスはアイテムNo.7 エアロシュートを私有化！

キィスはアイテムNo.8 グレイシアスを私有化！

キィスはアイテムNo.12 シュートを私有化！

目的の決定