＝＝＝　潜航日誌 5日目　＝＝＝ バカンスでのんびりと過ごしていたが、気が変わって海底遺跡の探索を開始した3人。 遺跡に住む魔物を退治して、遺跡の探索を開始するのであった。 入り口付近ということで、最初に先に到着した探索者が調べ尽くしているような雰囲気があり、 特に何か面白いものが見つかる訳でもなかったが、 パーティのメンバー「ミア」が持ち前の良い視力を発揮してこの先にある建物のようなものを 発見した。 私も魔力探知でこの先にある何かをぼんやりと感じ取ることはできたが、 その正体が何かは残念ながら分からなかった。この先には、一体何が待っているのだというのだろうか？ ＝＝＝　Memory of Uranus 1st　＝＝＝ 四方八方が海のこの世界はなんだか私のいた世界のことを思い出す。 私のいた世界「ウラノス」は、四方八方すべてが「空(そら)」で満たされた世界。 上を見上げれば太陽と雲だけが、下を見下ろしても雲しか見えない、空に浮いた方舟のような、そんな場所。 その世界には私達が住んでいる場所以外にも同じような場所があるらしいけど、 その世界の隅々まで見ようと思う人が少ないのか、あまり外のことはよくわからないらしい。 そもそも、私たちの住んでいる場所はどうして宙に浮かんでいるのだろうか？ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

あれが今から行く遺跡・・・ですねっ。気を抜かないで、頑張っていきましょうっ！

・・・すでになんか色々ゲットしちゃいましたし、もしかして遺跡となるとお宝とかがあるのかな・・・むふ、むふふふ

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

エールは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。