無事にオーク教官の試験をクリアすることができたリーヴィア。 探索者として認められ、意気揚々とセルリアンへ繰り出したものの……。

	リーヴィア
	「困りました～」

彼女は早速、困難に直面していた——。

泳ぐことが苦手なリーヴィアだが、スキルストーンの力により、水中でもある程度の行動が可能となっている。

今回、それが完全に裏目に出てしまった。 元々方向音痴のきらいがあるリーヴィア。そんな彼女が360°何もない海底に放り出されればどうなるだろうか……？

答は火を見るより明らかで、彼女はふらふらと探索に出かけた挙句、ものの見事に遭難していた。

	アイラ
	「それで、慌てて私たちを呼び出したんですね！」

	リーヴィア
	「そういうことです……(´・ω・｀)」

しゅん、と落ち込んだ表情のリーヴィア。仮契約している三人の精霊を呼び出したものの、状況が改善する兆しは見えなかった。

このテリメインに満ちている魔力。どうやらそれが、精霊たちが本来持つ能力を大幅に制限してしまっているらしい。

	ホーリー
	「いや、もっとこうなる前に呼べよ……」

海底探査協会からどれだけ離れているのだろうか。辺りには人っ子一人見えやしなかった。

	ピュア
	「弱りましたね……。このまま悩み続けても、リーヴィア様の魔力が切れてしまうでしょう。 スキルストーンの加護があるとはいえ、体力もいつまで保つか分かりません。」

	リーヴィア
	「う～……」

	ホーリー
	「つーか、この辺り寒くないか？セルリアンは比較的温暖な海だと思ってたんだけどなー」

	アイラ
	「寒いどころか……これ、氷塊じゃないです……？」

周囲をペンギンさながらの軽やかさで泳いでいたアイラが、透き通った氷塊を指さした。それも、一つや二つではない。ある一定の方向から無数に漂ってくる。まるで、彼女たちを誘っているような……。

	ピュア
	「——じつは、先ほどから微弱ながら魔力の波動を感じるのです。それがリーヴィア様に干渉している可能性があります。」

	ホーリー
	「……なるほどな。何者かが干渉して、リーヴィアを遭難させようと企んでいるってわけか？」

	ピュア
	「いいえ、悪意は感じられない……むしろ、私と同じ系統の魔力——保護の力を感じるのです。」

	リーヴィア
	「誰かが、私を助けようとしてくれているんですか？」

	ピュア
	「有り体に云えばそうなります。……っ！」

突如、巨大な海流が現れ、リーヴィアたちを攫った。水を飲み込み過ぎたのか、リーヴィアは気を失い、精霊たちに供給されている魔力もストップする。

	アイラ
	「リーヴィアちゃ——」

—— ———— ——————

	リーヴィア
	「う……うーん、ここは……？」

瞼を開ける。陽射しがいやに眩しい。そして……少しだけ肌寒い。 むくり、と上半身を起こして、周囲の様子を探る。 一面に広がるは、白、白、白。そして——青。

氷結の世界。氷山。 この現実に彼女の頭が追いつくまで、随分長い時間を要した。

ただ一つだけ確かなこと。 それは、この場所に、確固たる意志があるということ。

	リーヴィア
	「……」

とにかく、ここに流れ着いてしまったことは事実。 海底探査協会への戻り方も分からない。 一先ず、ここを拠点にするしかない、とリーヴィアは考える。

	ホーリー
	「おー寒ッ……。ん、アザラシだ。ココ動物居るんだな」

	リーヴィア
	「見てください、ペンギンさんもいますっ！」

	ホーリー
	「その抱え方、首しまってるんじゃないか……？」

彼女たちは未だ気づかない。 この氷山にもう一人、誘われし者がいるということに——。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

リーヴィアは周辺を探索…………。

シェルボックス（低）を手に入れた！

リーヴィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

リーヴィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

リーヴィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

リーヴィアはTGシェルボックス(低)を購入した。

リーヴィアはTGシェルボックス(低)を購入した。

リーヴィアは精神を訓練した。
リーヴィアは精神を訓練した。
リーヴィアは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
リーヴィアは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
リーヴィアは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定