Seven Seas
-DAY3-

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潜航日誌 diary message battle2 battle event status
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海の中で、私はまた昔の夢を見る——



「…………」

自らの職を探偵と名乗った男に捕まってからおよそ一週間が経った
こちらからは何かをしたというわけではなく、十分な衣食住が与えられる一方で
なぜ捕まえた、しかも身寄りも何にもない自分にここまで施しをするのか
その疑念だけが日々を過ごすごとに大きくなっていく
衣服を授けられ暖かい食事を与えられ、ぼさぼさだった髪の毛は整えられ
まるで探偵の男——オルカは自らの子供にするようなことを、私にしてくれた

そんな生活が続き——いつの日か疑念は口に出てしまっていた

「……オルカはなんでこんな何もない私にそんなにしてくれるの
 警察に突き出すでもなく、施しをしたところで私はただの小汚い娘
 なにをしたところで『それ』に見合う価値があるとは思えない」

そこで言葉を区切り、嘲笑するかのような笑みを浮かべ

「——それとも、そういう趣味の人なのかしら」

なにも特別な話ではない。別にスラム街ではよく見られた光景だ
それをして路銀を稼ぐ人だって、珍しくない

若干皮肉目に言った質問に対して、オルカは眉を寄せて悩んだ表情を見せる

「……ふーむ、なんで拾ったか、か」

真剣に悩むその男の姿を見て、呆気にとられてしまった
正直に言えば大した答えなんて求めていなかったのだ
なぜなら人が誰かを助ける大半は偽善で、
『いいことをした』という自分に酔うためだけのものだと
そう自分は思っているし、実際そういう人間が大半であると、見続けてきたのだから

人間の大半の心根は醜悪で、それを取り繕いながら生きているのだと
それが短いながら過酷な人生を生きてきた『私』が出した結論だった

けれどオルカは、この男はそういう取り繕いをせずただまっすぐに

「そりゃ俺のためだな。ちっさいガキが一人、仕事で必要で
 確かにお前じゃなくてもよかったんだが——まぁちょうどよかったからな」

そんなことを、わたしに伝えた

「俺は探偵で、善人じゃない。お前を助けたのは可哀そうだからとかじゃなく
 自分のためで、必要だったからだ。必要じゃなくなったらすぐ捨てる
 当然のことだ、人ひとり養うだなんてものは大量のリソースを必要とする
 見ず知らずのお前に対してそんなリソースを割き続けるのは、割に合わん」

開いた口がふさがらないとはこのことだろうか
少し——ほんの少しこの男を信頼してしまっていた自分が居たことに気づいたのはこの時だ
そしてほんの少しでもこの男を信頼してしまっていた自分が恥ずかしくなった

「———最低、使うだけ使っていらなくなったらポイってこと?」

「与えられるだけなんてことはこの世の中にはありえないんだよ、お嬢ちゃん
 それとも『可哀そうだったから、拾った手前——』とかいう答えをお望みだったかい」

その通りだったから何も言い返せず悔しく唇を噛んだのを覚えている

「そんな偽善なんて犬に喰わせておけばいい、
 ……なぁお嬢ちゃん。ここまで言ってまだわからないかい?」

何が分からないというのだろう、この男が実益主義だというのは分かったが——

「近々あんたが必要な仕事がある、それが終わったら俺はアンタをまたスラム街へ捨てる
 ……ただもし仕事が終わった後も、アンタをまだ必要だと俺が思ったなら」

「——十二分な衣食住と、わずかながら小遣いを提供しよう。ギブアンドテイクだ、お嬢ちゃん」

「………っ!」

今まで見た悪い奴らの顔よりも悪い顔を浮かべながら
探偵は齢十にも満たない私に『取り引き』を持ち掛けた

「——その言葉、後悔させてあげるわ」

その探偵の表情が癪に障ったからかもしれないが
そんな言葉が私の口からついて出た
探偵はその返答が嬉しかったのか、満足そうに笑うと

「とりあえず仮にだがお前に名前をやろう、
 いつまでもお嬢ちゃんじゃ恰好がつかないし何より仕事に支障が出る」

そこで顎に指をあて、少し考えるようにしてから

「……アイリーン、今日からお前のことをアイリーンとを呼ぼう」

名前の由来はまた今度教えてやる、と頭をがしがしと撫でながら言った

——その日から、私の名前はアイリーンになったのだ



時間は戻り、テリメインのどこかでアイリーンは独り言をつぶやく

「アイリーン、アイリーン……アイリ、んー……」

自らの名前を何度もつぶやくアイリーン

「やっぱりアイリって名前の略し方は全然ピンとこない……」

小さいころからそういった愛称で呼ばれたことがないからだろう
面白がって変な名前で呼ばれたことのほうが多かったからだ

「そもそもアイリーンって名前が、わたしは好きなんだなぁ」

それを略されるとちょっと嫌な気分になってしまう
この名前はわたしにとって誇りで、大切なものだからだ

こんなことを考えてしまうのは、きっとまた昔の夢を見たからであろう
夢の影響が現実にまで出てはしょうがない——余計な考えを振りほどくかのように
ぱんぱんと頬を二回たたき、表情だけでもキリっとして鯨帽を誇らしげに被りながら

「さぁ——今日も深海探索がんばりましょうっ」

えいえいおーと拳を高らかに上に掲げ、探索へと戻った
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パーティメッセージ
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メッセージはありません。
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メッセージ diary message battle2 battle event status
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PNo.363 母なる海の王
にメッセージを送った。



PNo.5 アイナ・セルフィス
からのメッセージ:
Icon アイナ
「へぇ……おんなじような被り物してるの魔女の他にも居るんだな。、なんか親近感湧くぜ。」

一人の少女がそちらを見て何かを言っているようだ、
あなたはそのことに気がついても気が付かなくてもいい

PNo.1299 オリナ・クレツキ
からのメッセージ:
チラシを抱えた眼鏡の女が泳ぎながら近づいてくる。

Icon オリナ
「こんにちは。
あら、可愛らしい帽子。鯨かな?」

Icon オリナ
「あ、私、この度こちらの世界で探索者をしながら料理店を開店することになりました。ブラッスリー"La Belle Cyone"、店長兼シェフ。『オリナ・クレツキ』と申します」

差し出されたチラシにはウォータープルーフが施されており、店の名前と料理やお酒の名前が並んでいる。

Icon オリナ
「甘いものとかもあるから、もしよければ遊びに来てね」
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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イベント
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穏やかな海《セルリアン》
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穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

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(あなた)は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。
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通常戦闘 diary message battle2 battle event status
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探索者No.1335 遺跡の魔物たち
PNo.1335 アイリーン=ウェル=オルカ VS ヒトデウーマン
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Icon イル
「探偵は戦闘は専門じゃないんだよ…?」


Icon ヒトデウーマン
「海底遺跡に探索者さん、ご案な~い☆」

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戦闘開始!
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イル(前)
HP
347/347
HPHPHP
MP
101/101
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
ヒトデウーマン(前)
HP
318/318
HPHPHP
MP
56/56
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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イルはアイテムNo.1 くじらっぽい杖 を装備!
イルはアイテムNo.2 普通のセーラー服 を装備!
イルはアイテムNo.5 護符 を装備!

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ターン1
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イル(前)
HP
347/347
HPHPHP
MP
101/101
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
ヒトデウーマン(前)
HP
318/318
HPHPHP
MP
56/56
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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ヒトデウーマンの行動!
Icon ヒトデウーマン
「ちょっとドスってしますね~☆」
ボディブロー!No.1 ボディブロー
イルは攻撃を回避した!
Icon ヒトデウーマン
「空ぶっちゃいましたぁ~!」

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イルの行動!
Icon イル
「えっと…えいっ!!」
マジックアロー!No.1 マジックアロー
ヒトデウーマン110のダメージ!
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ターン2
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イル(前)
HP
347/347
HPHPHP
MP
91/101
MPMPMPMP
SP
95/100
SPSPSPSP
ヒトデウーマン(前)
HP
198/318
HPHPHPHP
MP
56/56
MPMPMP
SP
93/100
SPSPSPSP
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ヒトデウーマンの行動!
Icon ヒトデウーマン
「ちょっとドスってしますね~☆」
ボディブロー!No.1 ボディブロー
イルのSPに2のダメージ!

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イルの行動!
Icon イル
「えっと…えいっ!!」
マジックアロー!No.1 マジックアロー
ヒトデウーマン117のダメージ!
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ターン3
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イル(前)
HP
347/347
HPHPHP
MP
81/101
MPMPMPMP
SP
88/100
SPSPSPSP
ヒトデウーマン(前)
HP
71/318
HPHPHPHP
MP
56/56
MPMPMP
SP
86/100
SPSPSPSP
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Icon ヒトデウーマン
「アワワ~、ピンチ、乙女のピンチ!」

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ヒトデウーマンの行動!
Icon ヒトデウーマン
「泳ぎは大得意なんですよっと!」
ドルフィンキック!No.2 ドルフィンキック
イル16のダメージ!
ヒトデウーマンの物理回避が20%上がった!(1ターン)
ヒトデウーマンの魔導回避が20%上がった!(1ターン)

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イルの行動!
Icon イル
「えっと…えいっ!!」
マジックアロー!No.1 マジックアロー
ヒトデウーマン117のダメージ!
SP消費! (79 → 62)
Icon イル
「ごめんね、ちょっと横になってて」

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ヒトデウーマンは倒れた!
Icon ヒトデウーマン
「ごめんあそばせ、これにて失礼!」
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戦闘終了!
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探索者No.1335は勝利した!
イルはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを290取得!


Icon イル
「ふー……なんとかなったねぇ」

Icon ヒトデウーマン
「それでは皆さん、また来週~~!」
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終了時
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イル(前)
HP
331/347
HPHPHPHP
MP
71/101
MPMPMPMP
SP
83/100
SPSPSPSP
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イベント
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——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。
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アイテムの探索
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イルは周辺を探索…………。

テリワカメを手に入れた!
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diary message battle2 battle event status
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イルはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
エアロシュートをゲット!

イルはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
バタフライをゲット!

イルはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
マジックアローをゲット!

イルはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
氷付与をゲット!

イルはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
物防をゲット!

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イルは魔力を訓練した。
イルは魔力を訓練した。
イルは体力を訓練した。
イルは器用を訓練した。
イルは器用を訓練した。

EXPを53ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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くじらっぽい杖 に 魔導力強化 を実行!
くじらっぽい杖 の 魔導攻撃力 を 3回強化した。

普通のセーラー服 に 物防力強化 を実行!
普通のセーラー服 の 物理防御力 を 3回強化した。

護符 に 魔防力強化 を実行!
護符 の 魔導防御力 を 3回強化した。

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イルはアイテムNo.3 マジックブラストを私有化!
イルはアイテムNo.6 テリワカメを私有化しようとしたがスキルストーンではなかった。
イルはアイテムNo.7 エアロシュートを私有化!

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目的の決定
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PNo.667 コウジュ・シードリング
 はパーティ 寄合所 に参加した!

PNo.1335 アイリーン=ウェル=オルカ
 はパーティ 寄合所 に参加した!


目的の決定
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PNo.667 コウジュ
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.1335 イル
は目的:バカンスするを選択!


目的:遺跡探索(1)に決定!

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次回練習戦闘予告
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次回予告
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寄合所 遺跡の魔物たち
PNo.667 コウジュ・シードリング VS ドクターフィッシュ
PNo.1335 アイリーン=ウェル=オルカ テリメインマイケル
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探索者の叫び
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探索者の声が聞こえてくる……!


Icon ???
「ヨーソロー!!!」
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diary message battle2 battle event status
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PNo.1335 アイリーン=ウェル=オルカ >> 各種宣言 <<
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 イル
種族 探偵
性別
外見年齢 16歳くらい
大きな鯨帽子を被った探偵少女
愛称はイル。アイリと呼ばれても反応しないか反応が薄い
親しい人からはイルカちゃんと呼ばれている

ここには別の探偵(上司みたいな立場の人)の依頼でやってきた
『曰くお宝があるとか
曰く未知の生物がたくさんいるとか
曰くすごい魔法があるとか……
そういう『曖昧なもの』が溢れているのが我慢ならないから
行ってはっきりあるかないか証明してこい』
そんな理不尽とも取れる命令を受けて探偵少女は海を調査する
なお本人はおおよそバカンス気分だとかなんとか

『不在証明(アリヴィデンス)』と呼ばれることもある
これは彼女の《探偵能力》に起因しており
『ないとはっきり証明できないものは存在するものとする』
といった能力で非常に強力だが、使い方によっては誤捜査や
冤罪などをも生み出してしまうため、あまり使用頻度は高くない
また何かしらの制限と反動もあるようである

戦闘方法は推理発勁と魔法
魔法が使えるのは元々で、なぜ魔法が使えるのかは説明できないし理論不明
彼女と親しい上司の探偵曰く
『理論が不明かつ理由が不明瞭だからこそ使えるのだろう』
とのこと、彼女の探偵能力に起因しているようだが詳細は不明
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 くじらっぽい杖 武器 13
装備中 魔導力強化
3
┗杖 射程1 攻撃力↓
2 普通のセーラー服 防具 13
装備中 防御力強化
3
┗衣服
3
4 【味MP○%以下】 TG 0
5 護符 13
装備中 魔防力強化
3
┗護符 魔防力↑ 素早さ↓
6 テリワカメ 料理 1
使用アイテム
7
8 バタフライ SS 0
9 マジックアロー SS 0
10 氷付与 TG 0
11 物防 TG 0
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
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26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 マジックアロー 0 10 0 3 4 通常時
┗マジックアロー 敵:魔導攻撃
2 ブレス 0 10 0 3 - 味SP50%以下
┗ブレス 味:SP回復
3 マジックブラスト 5 10 0 3 2 自HP50%以上
┗マジックブラスト 敵:魔導攻撃
4 エアロシュート 0 10 5 3 +2 自SP50%以上
┗エアロシュート 敵:物魔攻撃

データ
目的 遺跡探索(1)
MHP 415
MMP 121
MSP 110 SP あり
体力 73 魔力 204
敏捷 100 精神 150
器用 65
PLV 416
EXP 64 TP 8
SC 440
パーティメンバー
PNo.667 コウジュ
デフォルト
1335
 
アイコン
0 1 2 3 4
1335
1335
1335
1335
1335
5 6 7 8 9
1335
1335
1335
デフォルト
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