賛美の言葉に照れながらも嬉しそうだ。

…

楽しそうに色々な服を見繕い、迷いつつも最終的に決まった服を着てもらう。
試着室から出てきた貴女を見て顔を綻ばせた。

恥ずかしそうに俯く貴女を前に、ご満悦のようだ

少し夢中になっていたようで、我に返ると身支度を整えて洋服屋を出た。

…

貴女にエスコートされ、お店に入る。
店内の様子を伺いながら、雰囲気を楽しみつつ席に着くと
上機嫌な様子で感想を語る。

貴女との乾杯を済ませると、料理に手を付ける。

メニューを眺め、銘柄を選び注文をする
ワインを傾けながら、少しづつ料理を楽しんでいく。

先日、ヴィオラの家で料理を作ってくれた事を思い、訊ねる。

テーブルに並ぶ料理の材料や味付けについて雑談しつつグラスを傾ける。

申し訳なさそうにするが、ここで押し問答をするのも悪いと察して
おとなしくご馳走になる事にしたようだ。

少し寂しそうな表情を見せたが、すぐに明るく笑う

…

暫くお酒と料理を楽しみ、時間の経過と共に少しヴィオラに変化が現れる
お酒を飲むペースは変わらないが、若干顔が赤くなり、饒舌になっているように感じるだろう。

立ち上がると少しふらふらとしているようにも見える。
そろそろお開きにした方がいいかもしれない。

そう言いながらたまコが歩き出せば横に並ぶように付いて来る。
あそこはどうかな？　あそこも美味しそう！
そんな事を言いながら。

相変わらずだな〜といった反応を返す。
ふっとそのまま、子供をなだめるように頭を撫でようとする勢いだったが──。

年齢を聞かれて素に戻るのであった。

----------------------------------------------

そうこうしてるうちに店が決まった。
真正面の席につくと一度テーブルに半分突っ伏すようにしてため息を吐いた。

メニューを取り出すと姿勢を直して自らも読み始める。
これから起こる一つ一つの楽しみを選ぶように。

鼻歌混じりにメニューを眺めている中、たまコが豚カツという名前を口にするとプラムは勢い良く腰を上げ貴方が手に持っているメニューを覗きこむように乗り出してくる。

そんな疑問を口にしながらまた自分の椅子へと体勢を戻していく。

プラムは遠慮はイラぬとばかりに決断を下した！

着替えた姿を見ると、思わず歓声をあげました。
着てもらえた嬉しさと、その姿のかわいらしさ、2つの意味で。
もちろん笑ったりはしないものの、いつも以上ににこにこと笑みがこぼれる。

もっとかわいいかわいいと騒ぎたいくらいだったものの
少女の様子を見るとかえって恥ずかしがらせてしまいそうなので、そのあたりにしつつ。
ふたりで料理にもどるのでした、


-------------

苦戦しつつできあがったケーキ。
それはがんばればがんばるほどに、なぜかゆがんでしまって、
その見た目は惨状ともいえるものでした。

だからこそ不安げに差し出したものの、
けれど、少女の反応を見れば、その一番伝えたかったものは、しっかり伝わったようで。
ほっと安堵の息を吐きます。

-------------

ケーキを持って、少女の後をついていく。
パジャマの話になれば—

そこまで言ってから、少し考え—