舞兎お兄ちゃん！えへへ久しぶり！

僕らね、色々解決して違う世界に行くことにしたんだ。

色んな世界見て回れるんだ、いいでしょー！

にしても舞兎お兄ちゃんとプリムラには本当お世話になったよ。

お兄ちゃん達は違う世界に行けたりするの、どうするの？

なんにせよ、また会えたらいいな、またね、お兄ちゃん！

お久しぶりです、お元気ですか—なんて言葉は聞かなくてもいいですよね。貴方ならきっと元気でしょうから。

一揆というくくりは一つ終わるみたいですからね、そうすると皆さんそれぞれどこかへ行くでしょうからご挨拶にと来たわけです。

まあ、色々お世話になりました。おかげさまで、ええ。来た当初の様々なことはなんていうか、こう…小さく感じられるぐらいには成長したような気がします。

……感謝の気持ちを伝えたいのに貴方に伝えるとすごく調子に乗ってくるようなイメージしかなくてですね…はあ…

ああ、そうだ忘れないうちにこれを—

中にはドーナツが入っています。城内の調理場には人はいなかったので勝手にちょっと借りまして…人は居ませんでしたが野菜はいましたね…
もしかしたら舞兎さんが食べ物とかこう範囲が狭く縛られているかもしれないとも思ったんですが…まあその時は全部プリムラさんのもの、ということで。

そろそろ時間が迫っていますのでいきますね。息災で、なんて言わなくても貴方はきっと平気でしょうけれど。
——では。また会うことがあるのなら、どこかで。

あ、久しぶり。

一揆ももう今日で解散みたいだけど...。
あなたはどうするの？
...確か、お仕事で一揆に参加したんだったよね。

なんだか、他の世界に帰っちゃう人が多くて、寂しいなって思って。
......。

...まあ、止める権利なんて、私にはないんだけどね。

なんだか変な話しちゃってごめん。
...どうか元気でね。

一揆、終わったな。おつかれ

私たちが力を貸してたんだから当然の結果だな

それにしても、終わっちゃったんだな

一揆が終わって嬉しいような、寂しいような…

もっと会って話したかったんだけど……
私がちょっとバタバタしちゃって…ごめんな

そういえば結局その仮面、外したとこ見たことないなー

また今度会ったとき、見せてくれてもいいぞ！

おっとそろそろいかないと。またな

「ギッヒッヒッヒッ！　しっかしまあ、数だきゃあ立派に揃えてやがる。
　野菜の化物なんぞ今日び珍しくもねーけど」

「なんだか質も悪そうなのよ。
　間違っても食べたくはないわね」

「まあまあ、そう焦んなって☆
　今からじぃーっくりと調理してやるよ……！」

「割と手応えあったが、オレの敵じゃあなかったな」

「ダメね、どれも使えそうにないのよ
　いつもやりすぎなのよ、ゴシュジンサマ」

「あっはっはっは、悪ぃ悪ぃ☆」

「おっ、プリムラ！　あそこ、ほらあそこ！
　あそこにアイテムが見えるぞ！　あそこだって早く取ってこいよ！」

「ちょっ、わか、分かったから落ち着くのよ！」

「もぐぞ！？」

「何を！？」