『この部屋に訪れてくださっている皆さま、ご機嫌よう……』

『今回は、ドルチェ(160)さんが新たに部屋に訪れて下さり……
ヴェント(120)さんとシュウスケ(178)さんの彫像を無事鎮座し終えました……
今回服装の透け表現を細かい金網で表現したのですが、ここからだとちっとも見えません……』

『そしてご希望の方にはアイコン化サービスを始めてみました……お持ち帰りはご自由に……ただおそらく誰も得しないでしょう。』

お……姿が一瞬で変わった？

『なに、恐れることはありませんよキャプテングレートさん…………フフフフ……』

なるほど、騎士としての役割を存分に発揮しているわけだな。
某は今この世界では誰かのもとに仕えるということをしておらぬからな……

『増える像に括目せよ！』

『テイクアウトですか？一度作った型ならば量産は簡単なのです女王さま……』

（何に使うんだこれ！！）

『持ち帰るも、放置するも、あなた次第……』

『私の身を心配してくださるとは……ありがとうございます……無理のないペースで鎮座しております』

『早速見つけていただいたようで……無事鎮座されました……あと金色のスライムって……どうやら強いらしいですね……』

（何の話だ……）

『増えています……着々と……あなたの像も』

うーむ、見るたびに増えるな！

『ドルチェ P. ソアーヴェさんですね……？ようこそ金色の部屋へ……フフフ……皆さま元気がよろしいですね……』

『動く……その発想はありませんでした……例えば……回るとか？』

それは怪我人がでるぞ……

転送！！

うーむ、このベルト一つで装甲を一瞬で転送、装着が可能とは……すごい技術ぞ。

『フフフ……ここの像は少しずつですが私が制作しております……』

あ！危ないぞあまり近づくと……そのコケに触れると触れた部分が金色に染まって洗ってもしばらく落ちなくなってしまう……

おお、某は像ではないぞ！

クロエ殿！よろしく頼むぞ。

『クロエさーん、こちらですよ……ここ、ここ、下です……』

『ようこそ金色の部屋へ……石像は……見あたりませんねー……』

『どうやら狼の間で有名なようですね……平原の狼よ……』

ボクのことを知っているのかい？うれしいNA☆！
ボクも同じ狼として君と知り合えて光栄だYO☆！

なんたって輝きの数が強さを決めるんDA☆

『ところで金狼といえば……近頃コルンヴォルフという生き物が見つかっているそうですね……』

キャラ被り？

ん……？　どこかで見たような造形の像が。昆虫モチーフの改造人間の……

一瞬、脚の間が膨らんでるように見えたのは秘密よ

わ、俺のも増えた。

……細かいとこまでそっくり…よ、よく出来てるな…

しかし金の像まみれですねー（パシャパシャ）

さすがに分裂したりはしないかなー

まあそうだな……

でも数は増えちゃったりしますけどね

呼ばれて出てきて……でござる

あ、ああご丁寧にありがとう。
金の彫像を置く部屋か……まるで美術館のようだね。