ソロPKはソロPKKに狩られる。
随分と久しぶりに思えるが、この構図は最初から何も変わっていない。
取引面で大差がつく以上、ソロPKの劣勢は覆らない。
絶対にだ。

パーティーを組んでいれば、仲間と生産枠やアイテムを融通しあえる。
賞金首でなければ、同じエリアに何十人もの取引相手が存在する。
…ソロPKはそのどちらもあり得ない、それが現実だ。

PK間の取引を見てきた者として言わせてもらおう。
ソロでPKKに勝ちたければ——徒党を組め。

パーティーとは言っていない。
同じエリアを進攻し、無条件で生産枠やアイテム類を融通しあう。
取引面でパーティーと同等…あるいはそれ以上の環境を構築すること。
PKKと、”取引面”での差を埋める手段だ。

………アタシは意図的にCLVを下げている。
天使のようなトップ連中に襲われる可能性は低くてね、正直脅威ではない。
…だが、必要とあらば手を貸そう。
対価云々を抜きにして、お互いの利益の為に。

………とりあえずそう告げておくよ。

躊躇はするよ、取引にも使えるからね。
だから言っているのさ、コレを捨てるから欲しければ事前に言ってくれ…とね。
…軽減料理の貰い手は出来た、言ってみるものだね。

四霊結晶、消耗な時点で非常に有用だね。
食事の後にアイテムを使用、付加順番も覚えておいた方が良いだろう。
…しかし、結局フロスは幾つまでまとめて逆境に変えるんだろうね。

取引は栗鼠ゲにとって当たり前だが…、伝言送りつつ行き先まで合わせて取引を行う事は稀だったろう。
アタシ達にとってはこれが日常。鈍っているなんて言っていたら身が持たないぞ？

・・・ああ、アレだな、盛者必衰の理ってやつだな？
いつ盛者になったのかは知らねえよぅ。

まあ、人の心配する余裕もそうそうねえや。
もう後戻りはできねえし、後ろも向けねえんだ。
前向いてPKするしかねえだろ？
いやめちゃくちゃ後ろ向きだなそれも？？

荷物の空きだぁ、そんなもんぬかり・・・しかねえな？
今後の生産予定のものが手元で腐りかけてやがる。
余計に圧迫されてならねえ、処理にちっと時間置く日も近えなこりゃあ。
・・・せめて近頃の大殺界で、PKの付加枠が減ってなけれりゃあなあ。悲しいなあ。

こんなんじゃあ、ルリアンナのイベントなんざできないなあ？
来ちまったら、キャンセルするしかねえや。

どうしても欲しいけりゃ、いつもの処理順なら、最悪適当な料理に適当に加味すりゃあいいんだ。
枠と材料と料理潰すだけの価値があるもんかはその場で見極めるしかねえな。
或いはその加味に使う材料すら買っておく必要もあるかもしれねえけどよう。