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秋のさなかのメルンテーゼの一角、商人の集う野営地に、小さな店舗が立っている。
簡易なつくりではあるが瀟洒な雰囲気で、「Chroma Celosia」と描かれた金属のプレートが下がっている。

店内は暖かく快適な温度で保たれ、何かエキゾチックなよい香りで満ち、たくさんの衣装が展示されている。
ハロウィン前の装いらしく、黒とオレンジ、それから落ち着いた紫に彩られた店内には、
猫足を模した靴、妖精の羽根を思わせる繊細なショール、ベルベットの帽子……
やはりそこはかとなくハロウィンの気配のする小物も揃っているようだ。
奥にはすらりとした体躯の青年が立っており、来客に気がつくと、笑顔であなたを迎え入れる。

※※　期間限定おあそびコミュです　※※

Cno71.フリント収穫祭三日目（44回更新）〜ハロウィン商戦のクロマ・セロシアです。
・女の子同士で衣装とか選びにキャッキャしにきたらいいんじゃないかな
・ダンパで女の子にドレスをプレゼントしたい男性とかきたらいいんじゃないかな
という感じの　前準備にそわそわするための場所でございます

！今回はおめかし絵は描ける保証はありません！
・気が向いた場合だけ、受け取りが確実にできる安心のある方のみ描かせていただくかもしれません。


以下Q＆A

Q:ドレスじゃなきゃだめ？
A:ドレスメインですが、今回はカジュアルめのものご用意があります。小物もいっぱいあるよ！

Q: クロマ・セロシアの服を着た絵を自作してOK？
A: ごめんなさい！パチもん扱いになります！

Q: 絵がなくても日記やメッセでクロマ・セロシアの事を描写をしてOK？
A: OKです！文章のみならクロマ・セロシアを着ていたという体でも問題ございません！
　 またこちらのコミュにいらっしゃらない場合でも文章描写は歓迎です！

Q:白髪の人誰？赤い人いないの？
A:白髪の人は店長です。全ての対応はこの人がします。赤い人はデザイナーで、バックヤードから出てきません。




クロマ・セロシア…
金を自在に操る術士・ガッリョ・スプモーニ・セロシアが興した服飾ブランド。
精霊術によって縒られた金糸を用いた衣装は、純粋に美しいだけでなく、防御力、および術による幻視や耐魔などの効果が付随し、道楽で冒険稼業に興じる貴族を中心に顧客を得、瞬く間に一大ブランドへと成長した。
現在では精霊協会の本拠地であるハイデルベルクに店舗を置き、一般冒険者向けに手頃な（といっても簡単には手の出しにくい）価格の商品を販売している。

一人では入れないという理由と
雇用延長の礼に服を一着買うという名目から、
友人のヴァルを（無理やり）引き連れて来たものの、緊張とぎこちなさから変な顔になってしまう。

服には手を触れず、しかし具に独創性豊かなデザインを目にしては感嘆しているようだ。


>>イコン

少し声を潜めつつ、
展示された衣装の狭間で揺れる、赤毛のポニーテール——ヴァランタンを指差す。
なお、連れて来たのはあくまで若者のほうである。

　店内には他にも客がちらほら見え…
　丁度いま店に入ってきた客…赤く燃える髪を持つ、見知った姿があるのに気がついた…が
　どうやら二人連れ、しかも相手は男性のようで思わず声をかけるのを迷ってしまう

　そんな事を思う間知らず知らずにじろじろと眺めるような格好になってしまうかもしれない
　相手が此方に気付き、目が合えばあっと少し悪戯がばれた様な表情を一瞬して
　誤魔化すような笑顔を一つ

かなりキョロキョロと辺りを見回しながら、友人もしくは知人と思われる人物の後ろに続いて店に入ってくる。

珍しいデザインの服を見て回っていたが、目に入った値段からはそっと目を背けた。