「うわあ。弱かったねえ」
「…予想以上に手ごたえがなくて悲しくなりました」

何時ぞやの砂地の忍者ばりに残念な落ちに拍子抜けする。
若干物足りなさそうに兵士が逃げてった方向を見る上司。
…うんいや仕方がないね。
戦闘狂じゃなくたってこれは物足りないわ。


「…まあ、すんなり進めるのであればそれの越したことはないのですが…このレベルの警備で大丈夫なのですか？」
「…うーん、いいんじゃないかな。王様がよければそれで」


一揆が成功しようがしまいが私達はその要素は一応おまけだからね、うん。
私が面白半分でシオン参加させたようなもんだし。
まあでもこの様子なら一揆軍勝つんじゃないかなあ。


「まあどうであれ…仕事するのみです」
「そうだねえ。さ、次いこ次！」


とりあえずボスっぽい奴探すよりドラゴンとカエル探しに行かないとね！