裏庭の捜索を続けていてもなお
「ドラゴンマウンテン」の噂は耳に届いてくる。
凶暴なドラゴンが多数攻め寄せるその場所ではけが人が絶えないのだと言う。
そんな危険なところにまで何をしに行くのだろう・・・？
冒険者というのはまさに危険を冒すものであるのだと感心した。
ふと、隣のフォレストドラゴンを見つめてみる
彼にも他のドラゴンに会いたいという気持ちはあるのだろうか

(last check・・・ 1D100 = 10 ( 10 ) )

大して興味がない、というように視線を逸らす。
やはり、まだ懐かない。

(next check・・・ 1D100 = 65 ( 65 ) )

遠くからフォレストドラゴンを探している少女がリラには「視得た」。

しかし、リラは以前に失敗してしまった進行、
それに目の前であからさまに嫌な表情をとったフォレストドラゴンを視て、
このままミルフィーユに声をかけるかどうかためらう。

そこへ黒衣の執事から助け舟がでる。

言葉とともにアルプスは黒衣の内側からなにかを取り出してみせる。
手にもっていたのは柔そうな繊維の葉で包まれた何か。

そのままフォレストドラゴンの手へと有無をいわさぬ早さで手渡し、
すっとまた元の位置へと戻る。

ちらりとリラのほうへと目配せするアルプスに対して、

アルプスに促されつつもリラはなんとか声をだして、
ミルフィーユへの申し訳なさを込めてフォレストドラゴンへと頼み込んだ。