「さぁ、みんなでお料理しよう〜！！」
　元板世界じゃまず見ないだろうサイズのイカをしばき倒した直後、ネージュがそんなことを言った。
　えーっと待った待った。料理、こいつを？いやいや何言ってんのこの娘。食えるかどうかわからんし、毒でも持ってようもんなら、
「こんな感じでいいのかしら」
　こっちはこっちでなんでもう捌いてんだ、しかも竹光で。今まで色々切ってきてるからもう竹光のような何かだと思うけどさ。速過ぎじゃないか！？
　見れば、コヒメどこかワクワクしているような表情だ。もしや、最初から食う気だったんだろうか、これ。なんつー貪欲さだ。
「フライ、お刺身、ん〜何がいいかな〜」
「先にお刺身にして、余ったら火を通せばいいんじゃないかしら」
　男子置いてけぼりのクッキング会議を眺めながら、
（……醤油だれか持ってねーかなー）
　俺は、考えるのをやめた。


　感想。
　わさびがほしくなった。

　　　△　　土　▲
　　（　㊤　皿　㊤）　　がしゃーん
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　／│　　塊　　│＼　　　　　　　　　がしゃーん
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