参戦四日目
曇り。肌寒い。

練習試合で負けた。
というか必殺封じられた。訳が分からない。
なんだかもうこれ以上一揆とか無理な気がしてきた。
しかも偏頭痛がし始めている。もう無理だ。


寝る。




(セリオの物ではない筆跡で、ページの端に何か書いてある…）

まあまあそんなに落ち込まないで。
まだまだここに来たばかりだし、ここでの戦い方に慣れてないだけさ。
そのうち、慣れるだろ。僕等も手伝うから。
相手の人強かったね。見習いなよ？

それじゃ、後でこのページを見返した君が少しでも元気になってくれますように。
目隠し




【お知らせ】
中の人がパソ禁臭いです。
というわけで一時的に突撃お断り状態になります。
現在突撃迎撃中の方も、返事が途切れたりすることがあるやもしれません。
もうしわけございません。できるだけ応じます…；

どうやら、紙が貼られていたことに今の今まで気づいていなかったようだ。
そして、剥がされた紙を手に持つ男に向き直る。

赤髪の男の口から紡がれた言葉に、兜の中の赤い光が少しだけ蠢く。
その光は赤髪の男だけでなく、それと共に居る「何か」を、しっかりと捉えていた。

眼帯の男がシュッと軽く手首を振って、慣れ慣れしく近づいてきた。

そう言って男は自分の眼帯を指差した。
どうやら、目のことで共感を覚えて近づいてきたらしい。

男は徐に懐からたくあんを取り出し、

どうやら飲み相手を探しているらしい。