食事か、確かに強くなる為には必要なことだな。

ええ。私は全てのモノアイズの祖。マルチアイズという一つの世界が最初に生み出した、
アダムにしてイヴというべき存在…とでも言っておきましょうか。
ですが、マルチアイズを裏切り、滅ぼされ、このような境遇に身を落としました。

…モノが『生き延びる方法』…ですか。

非常に言いづらいのですが、『ありません』。
…ただ、それは「基本的には」、という話ですが。

モノリスの存在意義…彼は、既に『私の復活のための犠牲』になることを承知しています。
ですが、それはあくまで『モノアイズの一員としての犠牲』と承知しているのです。

…貴方は…『自分がやってきたあらゆる事、その人生全てが、誰かの踏み台になるためだけの物』だったとしたら、どう思いますか？

誰かの助けになれたから満足…とは、思わないはずです。当然でしょう。それは、人として当然。

…モノは…彼は、モノアイズ『ですらない』。
唯の、『私の力の入れ物』に過ぎません。

私が復活するまでの間、死なず、消えず、滅びず、守り続けてくれることを期待した、言わば『金庫』…。

それを、息子とも言えるモノリスに、役割を押し付けたのですから…酷い話でしょう。

モノリスは、今までの生を全て、マルチアイズのために捧げてきました。
…ですが、それは私が与え続けてきた都合のいい幻想。

それを知ったら…モノはきっと、耐え切れずに壊れてしまうでしょう。

ほう…これは中々

貴様の信念、たたき折ってくれる！

よろしく頼む

我が名はファフニール・・・・・結構沢山いるらしいぞ。

ん？なんだ？餌か？

道のりは遠い、先を急ぐぞ

いい戦いだった！また手合わせ願おう。

これは使えそうだな…

こいつは使えるのか？

…さて、うまくいくといいが…

…今まで、ありがとう。

むう…

綺麗な場所ですね。誰かが手入れを続けているのでしょうか。人気配はしませんが・・・。