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「この、たわけものがぁぁぁ！！！」



撃退戦終了直後、片方の妖精の最初の一言だった。
あまりに体力がない＋集団行動もする＋集団用保護技所有済み＋ママさんの転職
この4つが合わさり自分たった1人を回復するのに時間を費やすと全滅する、とのことだった。

1つ目の時点で駄目だったな、うん…。
医療は最終的には患者の体力次第だし、体力の無い患者に処置が間に合うはずがない。
別のプランを聞かされ、ひとまず納得。　こんなんじゃ守ったら負けらしい。
彼の技はどうしても体力依存、だが別の子が良い技を持っていて、今の自分に合うらしい。

そういえば契約は10体（人外がいるとはいえ失礼な言い方だが）までとされているのは何故だろう？
自分は王の呪い説を唱えてみる。　突然現れたシェイドのことも考えると可能性はある。
11体目との契約時に彼は戦術指南として技は封印し、僕を監視するそうだ。　家にもちゃんといる、と。

…しかし…これで年上…可愛いけど、怒鳴られた時は本当に恐かった。　小さいのにこんな爆音出るのか、と。

採掘したものは目当てのものでよかった。
これ欲しかったんだよなあ。　シルフで乱用する予定。



そういえば、もう盗賊の人数が増えることはなくなったみたいだ。
先駆者は想像以上に手が早かった。
…既に略奪をした者に関しては、ね。

今後は略奪をするためだけに乗り込んでくる輩も出てくるらしい。
つまりまた盗賊が増え、恐らくここからが自分の仕事になる。
これを考えると傭兵活動は自己都合により廃業確定、別の活動をメインにすべき。

王を倒しに行く人には全力で補助的ななにかをしたい。
自分の利点を活かせることをやらないとね。

ただ、それ以上に新規盗賊の排除に力を入れないといけないだろう。



同盟に関してだけど…戦について何も考えていない人とはやっていけない。
今後は自分の仕事を優先させてもらおう。

彼らの間には前回ピィカ達に見られたスケベ本が置かれていた

ポチはスケベ本を持ち上げた

そして空中に放り投げた

必殺技が発動！効果増幅Lv.∞!!
ビーストファング！！
スケベ本に99999のダメージ！

スケベ本は破れさった！