【設定】
　各地を放浪するキャラバン《レルネス=アルバ》の一団。
　団長であるテオドールの指揮のもと行商を行っている。

　兼ねてより見聞を広めるため、
　キャラバンを離れていた少年が最近ようやく戻ってきた。
　彼の出発後に彼を追うことになった兄貴分とその友人、
　更にちょっとしたトラブルをも伴って。

【メンバー】
　名前：テオドール・アルバ=オルテガ（Theodor Alva Ortega）
　愛称：テオ、長（おさ）
　年齢：38
　
　赤みがかった茶色の髪と紺色の瞳を持つこの隊商のリーダー。
　特定の拠点を定めず各地を転々としているため、
　不足の事態に備えるべき知識を備えている。
　そのため野生の動植物の生態に詳しい。
　また手先が器用で身に着けている装飾は全て自作。

　名前：フェルディオス・ヴァン・ウィンドシア（Feldius Van Windixieh）
　愛称：ヴァン
　年齢：33

　鳥翼族と呼ばれる有翼人。鷹族の青年。
　過去に路頭に倒れてたエムルスをキャラバンに誘った張本人であり、彼の兄貴分。
　面倒見はいいが、よくイタズラをしてはテオに怒られている。
　エムルスが旅立ったのちに彼を追いかけたが、
　結局行き違いになり旅先で会うことはできなかった。
　またセルティーヌとは同じ錬金術学校の出。
　キャラバンに所属する前に行っていた仕事の影響か、何気に顔が広い。

　名前：エムルス・オルティニスカ（Eamles Ortinizca）
　愛称：エムルス
　年齢：14

　キャラバンの団員。吟遊詩人見習いの少年。
　団に属しながら交流が苦手で口数が少ない。
　表情も薄いがそれはただマイペースなだけ。
　見聞を広めるべくしばらくキャラバンを離れていたが、
　（否定の世界に迷い込んだり、
　　どこぞの冒険者ギルドで活動する等トラブルが絶えなかったものの）
　最近になってどうにか無事戻ってくることができた。
　それぞれの場所で世話になったものの、
　別れの言葉を言えないままになってしまった彼らのことを気にしている。

　名前：セルティーヌ・フルフィウス（Selteanue Fluvius）
　愛称：セルティ
　年齢：21

　マーマンと呼ばれる海の民の少女。
　この中では彼女だけがキャラバンの構成員ではない。
　錬金術学校を卒業後自分のアトリエを持ち悠々自適な生活を行っていたが、
　とある秘術を持つ協会の噂を聞き、単身で向かう。
　その技術を学ぶ傍らで、ヴァンとエムルスの行方を捜していた。
　協会での活動に一定の目処をつけた後キャラバンを訪れ、
　暫くの間同行することを決める。