No.1895 おもちペチペチINDEX >>
[設立者] ENo.1895 モック・フレンズマニー

コミュニティイラスト
おもちをこねる機械でこねられているおもちを
しゃもじでペチペチするコミュニティです。

他にもいろいろしていいと思います。
ただ、おもちには敬意をはらいましょう。

おもちとしゃもじのアイコンはご自由にお使いください。
おもち→https://dl.dropboxusercontent.com/u/61804981/ikki/omoti.jpg
しゃもじ→https://dl.dropboxusercontent.com/u/61804981/ikki/syamoji.jpg

※当コミュニティは以下の動画に強いインスピレーションを受け作られました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9351902



参加者からのメッセージ

モック(1895) からのメッセージ >>
籾川善一 >>
肝油が人気のようだな。
御法山公子 >>
喜ばしいことです。
籾川善一 >>
三日三晩かけて都へ買い付けにいった甲斐があったというものだ。
御法山公子 >>
ほんとうに。








??? >>
よロこばシィこトデす.

プル(327) からのメッセージ >>

 ライスケイク大陸の北東、カシワ砦。
 占領されたその砦のどこからか乾いた剣戟の音が響いてくる。

オモチウス >>
ふぅ……ふぅ……
カビモチ兵どもめ、ここは通さんぞ!!

 地下にある水路へ繋がる狭い通路に老騎士オモチウスは居た。
 周囲にはカビモチ軍の兵士達の死骸が転がっているが、カビモチ兵は臆する事もなく、次々にオモチウスへと襲い掛かる。

オモチウス >>
王子が乗った小舟はどのぐらい距離を稼げただろうか。
モペティが上手くやってくれているといいが……

 瞼に浮かんだ孫娘の顔をかきけすように、オモチウスが剣を振るう。装甲ごと両断されてゆくカビモチ兵。しかし激しい戦闘の中でオモチウスの剣は損傷し、オモチウス自身の体力もまた限界が近づいていた。
 そして「その瞬間」はあまりに呆気無く訪れた。

オモチウス >>
しまっ……!

 切り伏せたカビモチ兵の血が、オモチウスの顔にかかった。
 咄嗟に目を瞑るオモチウスの隙を、攻撃の機会を伺っていたカビモチ魔導兵が見逃す筈はなかった。
 鎧を貫通して殴られたような衝撃。体がむず痒くなるような浮遊感。状況を理解しようとするオモチウスの思考は、直後、背後を壁に叩きつけられる激痛で吹き飛んだ。

オモチウス >>
がっ……は

 視界が点滅する。急に体が水に覆われてしまい、慌てて飛び起きた。
 どうやらオモチウスは魔法で吹き飛ばされ、階段の下にある水路に落ちたらしい。感覚が戻ってきた所で、壁だと思っていたものが水路の底だったと分かった。
 前方からカビモチ兵達の声が聞こえてくる。だが、もう体に力が入らない。

オモチウス >>
ここまでか。だが……

 水路に王子の船はない。それはそうだ、もうとっくに海に出ている筈だ。カビモチ兵が後を追おうとも追いつくことは出来まい。
 カビモチ兵の声が大きくなり、鎧がこすれる金属音が何重にも重なって聞こえてくる。 オモチウスは死を覚悟し、最後の役目を果たせた安堵感の中でゆっくりと目を閉じた。

 だが、それでもひとつ、心残りがあるとしたら。

オモチウス >>
モペティ……
お前の、花嫁姿を…… ひと目……






?? >>
まったく、普段は貰い手もねぇとか言ってるくせによ。

 地震と、雷が落ちたような轟音。地上側から通路にぼっと埃臭い風が吹き抜け、カビモチ兵士達からは叫び声があがる。瞳を開ければ、自分を庇うように立つ赤ローブの小さな人影が目にとまった。見間違える筈もない、それは最愛の孫娘の姿。

モペティ >>
砦の火薬庫を爆発させた。
カビモチ兵は殆どが砦に侵入していたから、今頃はガレキの下で総崩れになっているだろうさ。
水路まで崩れかねないから、王子が海に出るまでは使えなかった「奥の手」だよ。

 その言葉通り、水路のあちこちには大きな亀裂が入り、所々は崩落しているように見えた。

オモチウス >>
モペティ!? お前何で……
モペティ >>
王子がな、「肉親を見捨てるようならクビ」だとさ。
クビになりたくないから仕方なくジジィを助けにきてやったんだよ。
オモチウス >>
そ、そんな戯言を真に受けたのか!?
お前はもう子供ではないのだぞ!? 王宮魔術師としての立場を……
モペティ >>
ウダウダ言ってねぇで剣を取れ!
アタシの花嫁姿が見たけりゃ、一秒でも長生きしてみせろ!!

 一瞬、あたりから音が掻き消えた。
 モペティの瞳は赤かった。私を心配してくれたのだろう。たった1人の肉親を失う恐怖もあったのだろう。考えるまでもなく、王子も私の身を案じてくれていたのだ。
 ただ私はこの状況において、僅かでも王子の生存率を上げる事が騎士として正しい道だと信じていたのだ。
 しかしそれは……家族や主の想いに反してまで貫くべきものだったのだろうか。分からない。今でも分からない。けれど。

オモチウス >>
は……く、くく。ははははは!
声はデカい、口は悪い。挙句の果てには王宮魔術師はクビになりそうか。
こりゃあ思いっきり長生きしないと花嫁姿は拝めなそうだ。
モペティ >>
軽口が戻ってきたならもう大丈夫だな。
残った敵兵が来るぞ。半分は自分で倒せよ。
オモチウス >>
半分でいいのか? 疲れてるのなら8割ぐらいは受け持ってやるぞ?
モペティ >>
ククっ、調子に乗るなよ死にぞこないが!

                   未完

さやえ(339) からのメッセージ >>
ペチペチ ペチペチ
く、苦しい……! でももっと……もっとペチらないと……故郷のみんなが……ッ!
おい
ペチペチ ペーチペチ
おい兄ちゃん
ペチ……
な、なんだこのおもち……僕に話しかけているのか……? おもちのくせに……
兄ちゃんえらい頑張ってるなあ
は、はあ
ふー……しんどいなあ
げ、幻聴……か……? おもちが喋るわけッ
明日は冬型の気圧配置で雪が降るらしいで
なんだ気象予報士か……

アサミ(385) からのメッセージ >>
パァァ……
カッパ >>
あっ、ありがとうございます……!
皆さんはカッパ、おもちもカッパ……
ん? まあいいや。
(ヒョイ)
ゴゥゥゥゥゥゥンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



参加キャラクター : 13名