もしかしたら、故郷では既に小型化が実現しているかもしれませんが。
私の作られた2327年代ではこのサイズに収めることが精一杯だったようです。

設計者の趣味という噂もありましたが……
噂は噂でしょう。

うむ…？死んでる…？死ん…でる…？
あの世界であった時は生きてたように見えたけど。
死者とかそんな感じはしなかったけれども…。

俗に言うヤンデレツンデレってやつだったのかもしれない。
下手したらヤンツンっていう新ジャンルだったかもしれないけど。
ま、見た目は君の髪の毛と目の色が違うってくらいだったかな…。

ほんと、かっつかつだもんなぁ…ヒナたちは事なきを得たなら良かったよ。

こっちも手持ちでなんとか装備は立て直した感じ。かなり急仕立てだけどしばらくはしのげそうだよ…。

？…髪触られるのがダメってのは…なかったよな、今までも撫でてたし…。…言いたくないなら無理にとは言わねぇけど…。

元々が戦闘特化になっちまってる民族だからなぁ、自分の力で戦いたいって連中が多いし最先端の武器ってのに興味がないのかもな。
それに…多分そういうもんを他の世界からむやみに持ち込むのはよくないんだろうと思う。生態系破壊するようなもんだから。
だから師匠自身は他の世界へもう一度渡ることはできないって制限がついたんじゃないかな。

そういう意味じゃ…異端って言えば異端なんだろうな、畏怖って感じが強いけど。
魔法使いってのは俺たちの世界じゃ希少だからさ。

閉鎖的かどうかはよくわかんねぇなぁ、ダークエルフはどっちかってとあけすけっつーか。

まぁ元々種族ごとに住んでる場所が違うのは、他の世界でも同じだろうし。国みたいなもんさ。
気性にあった場所に住みたいってのも普通だろ？

ユーグレが歌ってるのは聞いたことがないけどな。ダークエルフと同じでセイレーンも世界が違うとやっぱ違いがあるのかい？

ダークエルフの国って感じだから、街もダークエルフばっか。だから俺たちが迫害されるとかってことはねぇんだ。
荒れ地なんかでも富裕層はそれを補って邸なんか建てられる連中もいるってことさ。

…ほんとに、どうしたんだ、何かあったか？…俺が失言したとか…？

ま、僕はそこらの野良エンブリオと違ってずっと人と暮らしてきた由緒あるエンブリオですし！

目的地、ですか？最終的な…ですか？

今のとこ、ってのだったらさすがにヒナにも。…どこから漏れてまた身ぐるみはがれねぇとも限らねぇからなぁ…。

ツンデレ、っていうのはですね、「お前のためなんかじゃねーし！」とかツンツンした態度を取りつつ、ホントは相手のことが大事でたまらないっていう本質はデレデレっていう…

てか落ち着け福莉…！！

…やっぱお人好しだよなぁ…ハハッ…

…人を見る目は、それなりにある人だと思います。多分。

…はい。

…ここにもそれでついてきてるのか？そうは見えねぇけどな。

福莉の親が何考えて傍付きにしたのかは、確かに身勝手なもんだと思うぜ。
今まで聞いてた話でも、置いて貰ってたときにも正直好感は欠片も持てねぇし。
でもこいつは、今のとこ、純粋にお前を守ろうとしてる、って感じしかしねぇけどな。

…こんなこと言ってることしか知らねぇ程度の接点しかねぇから間違ってるかもしれねぇけどな…！

えっと・・・動物園、なのかなあ。ともかく頑張るのだよ！

お嬢様には、指一本触れさせません！

ぼちぼちやりましょうねー。

ま、真面目に始めて下さい！

今日、良い日やな。そう思わん？

私と敵対したこと自体が、君の誤りだ。

うわーい、やったぁ！

大勝利です！

戦闘もこなすのは、メイドの嗜みですわー。

あああ！お嬢様、大丈夫ですか！？

やった、やったぁ！早く先へいこうね！

では、行きましょうか。お嬢様。

やったやった！ゴミじゃないといいなあ

お嬢様、何か見つけちゃいました。

むー、ちょっと変なのにあっちゃったかなあ。

お嬢様には、指一本触れさせません！

ぼちぼちやりましょうねー。

ま、真面目に始めて下さい！

ぼくたちと遊んでくれるんだ？
宜しくお願いしまーすっ！